ゴルフダイジェスト出版案内>ゴルフ野性塾SP

ゴルフ野性塾スペシャル
No28...クラブのセッティング ...(1/13)

数セットのクラブを混合して
1セットにしたら邪道か
H30台ですが、私はクラブを数セット持っており、各セットのなかに2、3本得意なクラブがあります。そこで、これらを上手に組み合せて1つのセットにしたいと思っています。今より上手になると思うののですが、こういうやり方は邪道でしょうか。 (横浜市 42才)


打ちやすさはゴルフの勢いにつながる

打ちやすいクラブで打つことがゴルフの基本中の基本。難しいクラブよりは、やさしいクラブを使っていくことがベスト。

打ちやすいという感覚は自信というものに直結しているはず。となれば、得意クラブをつくりゆく練習が上達の勢いの一因でもありましょう。

難しいクラブをひねくり回すことが上達しているという意識、あるいは上級意識を感じさせてくれるということはあります。

ところが、この意識は、風邪をひいた体にガンの特効薬を打ち込んでいるのと同様のもの。問題の本質は意外と単純。クラブもスウィングも単純なものと思えているときが上達の勢いがあるときでしょう。

打ちやすいか否かの眼を持つまでには、時間と金がかかりましょう。貴兄はいずれにも恵まれている様子。大慶にぞんじます。

上達の途上におられる方、できれば勢いでもって一年でH5枚は縮めてほしい。 プロの殆どはメーカーバラバラのクラブを使用 私は周防灘CCの研修生に研修心得というのもを与えておりますが、その第一歩は「ゴルフの勢いを尊重せよ」というものであります。

勢いとは集中鍛錬、集中力、そしてゴルフへの興味、面白さが形作るものでありましょう。ゴルフが好きになるほどに、上達の勢いは増してくるもの。

プロ、アマを問わず、バラバラのメーカークラブを組み合せている人は多くみえます。むしろ、単一製品でセット組をしている人のほうが少ないとおもいます。

貴兄の考え方はオーソドックスなる方法であると思います。ただし、シャフトの硬さ、それにバランスだけは同一にするべきと思います。