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ゴルフ野性塾スペシャル
No20...朝イチの不安...(11/10)

スタートホールでアガってしまう (前略)普段、練習は十分にやっているつもりで、それなりの自信はあるのですが、朝スタートホールのティに立つとあがってしまうのです。落ちつこうと思って、ゆっくりスウィングを心がけるのに、大体早打ちの結果になって、ティショットをミス。1番ホールは、ダボとかトリプルになることが多くあります。緊張がほぐれてくるのが、ようやく3番ホールを過ぎるあたりからです。(中略)何とか、いいショットをしようという邪念(欲など)を捨て去るいい方法はないものですか。

(石川県 32歳)


時間が解決してくれます

十分なる練習の出来ている、今の生活を続けてゆくべきと思います。

あとは時間が解決してくれるはず。

スタートホールで、ダボ出であろうが、トリプル出であろうが、それは進歩途上の証明。

ゴルフにインスタント上達法なんて、あるはずもない。

ましてや、突然の心境の変化で上達なんて、なんてのは「石の上に10年」をやったあとの成果。

突然、を期待して練習していては、すべてが消化不良になるばかり。

今の生活を続けてゆくべきと思います。

現在の私は1番ティに立つとき、何も考えてはおりません。 プロになってからの10年くらいの間、不安だらけで立っておりました。予期不安が強くて、1番ティにいるのに、2番のティショットを考えていることもありました。

「空振り」の夢を見たこともあります。

すべては時間です。努力するほどに、時間が味方になってくれます。

努力できぬ人には、時間は敵となります。

貴兄は練習している。然れば時間は、いつの日にか味方になってくれるでしょう。

焦ることはない。今の日々を大切にして、過ごしてください。