No15... プロ修行について...(10/5)

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プロになるために何をすればいいのか （・・前略）来年高校を卒業しますが、お金も能力もないので大学は考えず、ゴルフ場の研修生になろうと思っています。そこで質問ですが、この１年間で僕は「体力作り」「スウィング作り」などの面で何からはじめてどうやっていけばいいのでしょうか。真剣に悩んでいます。 （東京都　17歳） 真剣に行動してほしい 真剣に悩んでいるのであれば真剣に行動して欲しい。 －－走りなさい。毎晩、１００メートルダッシュを２０本、雨の日も欠かさずやり続けること。ダッシュして戻り、ダッシュして戻り、計４キロが最低のノルマ。 －－僧帽筋、腰背筋、三角筋を鍛えること。 球技においては、背中の厚さは大事である。不可欠なるものである。背中の逞しさこそが、プロの姿と思わねばならぬ。 腕立て付せを５００回、背筋を１０００回、腹筋運動を１０００回、毎日欠かさずにやること。 器材に頼ったトレーニング習慣は、毎日毎日、出来るものではない。時間を費やしすぎる。ましてや、旅から旅の生活の中では器材を探すのが困難。 トレーニングとは、シーズンオフだけにやるものではない。毎日、毎日、やってこその成果なのである。プロ稼業に生きる者は、いつでも出来るトレーニングの方法、手段をもつべきと思う。自分の体と畳一畳の空間があれば、プロの体を作り上げてゆくことの出来る何かを求めるべきではあるまいか。 君は以上２つのトレーニングをやりなさい。最初は４時間かかる。そのうち、３時間半でノルマをこなし切れるようになる。そして、３時間と・・・。記した数字をこなし切れないようでは、プロへの道は諦めたほうがいい。 スウィングに関しては、君の体型に似合ったプロのスウィングを真似すればいい。あるいは、好きなプロのスウィングを求めてもいい。試合地が近くにあれば、見に行くこと。この際、学校はサボってもいい。 すぐに行動に移れ。 行動してから考えよ。それが若き者の最善の途。 上達の秘訣は、大狂いすることである。小狂いはよくない。 激しく狂うことこそが、成功の第一ステップと私は思っている。 トレーニングに狂え。ゴルフに狂え。