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ゴルフ野性塾スペシャル
No10... 原稿の書き直し...(8/29)

どんな原稿に長考するのですか?

旧聞になりますが、観戦記の終幕の部分に時間と競争しながらの殴り書きと書いてありました。また別のときには、原稿用紙20枚は書き崩したということを書いてありました。

私は塾長の書いた記事は一番に読むし、一番興味をもって楽しく読めます。これまでも全部読んでおりますが、どの記事が長考を要したものであるのかを教えてください。またどんなところが気に入らず20枚も書き直すのかも教えていただきたく手紙をとりました。

(大分市 46歳)


書き込みだけなら文豪なみ  私の原稿の中で、書き崩(直)しのないものは締め切り時間と競争する最終日の観戦記のみです。

 時間に余裕のあるものは書き崩し、読み直した時にマス目以外への書き込みは日常茶飯事。一度、原稿用紙のまわりの余白にぐるっとひと回り書き込み、スペースがなくなり、前頁の原稿用紙の裏に書き込んだことがあります。

 その原稿をファクスで送ったのですが、担当者が「原稿が足りない。締め切りなのに」と叫んできた。考えてみれば原稿用紙の裏はファクスには写らない。これは私のミスでした。

 私は編集部から「書き込みのサンチャン」と呼ばれております。しかし、この書きみがないと、書いた気にならんのです。編集部のレイアウト課は、毎度私の書き込み部分の原稿字数を数え上げてゆくのに苦労しているようですが、書き込みは私の快感の領域。やめる気は全くありません。

助詞の使い方で、頭をかかえたことはあります。「は」にするか、「を」にするかでピタッとペンが止まってしまい、内容を追って考え込むほどに決めることができなくなり、2時間ほど考えてギブアップ。気分転換に友人宅へ麻雀をやりに行き、ボロ負け。

 結局、「は」を「を」にするかで悩んだ原稿料は友人の懐の中。馬鹿馬鹿しい限りですが、これも性分、仕方ないことと思っています。

 書き崩すものは、毎度のこと、どこが気に入らぬものかは、その場その場の感覚で決めており具体的には述べられません。内容が軽いと感じたときは、大体において書き崩し。

 当然、私の筆力からいって書き崩す原稿枚数は多いものにはなっております。

 参考までに、この原稿も当然そうなっております。