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ゴルフ野性塾SP

No.446 『スウィング時にチェックすること』 6/30更新


本番になると素振りのように振れません。

「素振りはいいのに飛びません、どうすれば飛ぶようになりますか」と多くのアマチュアゴルファーに質問を投げかけられたことと存じます。私もそのひとり。なんとかこの言葉を言わなくなれるようにしたいものです。素振りも本番も同じように振れるようになる法を教えてください。

(千葉県・43歳)


スタンス幅、顎先、右ひじに注目

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その一、素振りと実際に球打つ時のスタンス幅のチェックが必要。

その二、顎先の向きが素振りと実際の球打ち時、同じであるかどうか。

その三、トップ時の右ひじの向きが同じであるかチェック。

 スタンス幅と顎先の向きと右ひじの向きが同じであれば貴兄の悩みは生じないものだ。欲はスタンス幅に現れ、力みは顎先の向きに現れ、力みは顎先の向きに現れ、不安は右ひじの向きに現れるものである。

 欲はスタンス幅を広くし、力みは顎を左右に揺らし、不安強まる程に右ひじは緩みの型を招くものです。素振りと実際の球打つ時の欲と力みと不安が同じであればスウィング型とリズム、変わる筈もない。

 欲と力みと不安のいずれかが突出すればスウィングのリズム変わり行くものだ。

 私はジュニア塾生のスウィング指導する時、顎先を見ます。顎先は体技心の状態を現わすのである。練習不足、気の入っていない練習は顎先を乱す。貴兄は顎先に注目せよ。




この「野性塾スペシャル版」は週刊GDの過去の連載からピックアップして転載したものであり、周囲の状況が現在と異なっていることが多々あります。

つづく
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目次
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No.459 距離感をあわせるには・・・ (10/6)
No.458 バックスウィングは・・・ (9/29)
No.457 選手のマナーについて・・・ (9/22)
No.456 助言で崩れたら、新たな・・・ (9/15)
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No.454 素振りで上達する方法 (9/1)
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坂田信弘

京大中退からゴルフを目指した異色プロゴルファー。主として週刊ゴルフダイジェストを根拠として漫画の原作、競技観戦記、レッスン書、レッスンビデオなど八面六臂の活躍をしているが、現在は次代のゴルファー育成のため開始したジュニア塾の塾長として脚光を浴びている。スウィング型を作るための「ショートスウィング」を提唱。
 
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