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コンセプトが明確だと、ハウスのデザインや内装も
より一層分かりやすく表現できる。
「以前のハウスも比較的コンパクトでしたが、新ハウスは明るさも使い勝手もまったく違っています。外観が無機質な印象などと言われたりすることもありますが、中に入るとカジュアル感満載で、そのギャップに喜んでくれるお客様も多いです」(副支配人・丸野秀一氏)
旧ハウスの床面積は約2500㎡と確かに小ぶりだが、新ハウスは2200㎡とさらにコンパクトになった。だが、事務所とスタート室が一体化していたり、動線もシンプルで、数字以上に効率化されている。
また、内部の装飾も、南洋植物や籐家具、天井に付けた木製扇風機といった、かつて南国リゾートを演出してきたものは一切ない。レストランのパントリーの上が南洋植物、階段の壁に魚が泳ぐ海中、女性浴室がポピーの花と、壁に写真プリントを貼り、家具などの調度がそれほど主張しなくても南国リゾートのイメージが十分に演出されている。
しかも、コンクリートや石などの重いイメージの素材はもちろん、チーク材などの木材も必要以上に使われていないため、採光の豊富さとともにカジュアル感を一層盛り上げている。
ゆったりと時間をかけて寛ぐレジャー感覚とは違う、新しいカジュアルリゾートの提案と言えそうなハウスである。
 
			レストラン。テーブル数19卓
 
			自動受付・精算機を置いているため、フロントカウンターも小さい
 
			フロント正面にあるショップ
 
			コンペルーム① レストラン奥に2つコンペルームが並ぶ。2室24名収容
 
			コンペルーム② こちらはレストランとの仕切りはない。
 
			ロッカーは男女同形。男性と兼用はマホガニー、女性はベージュに色分けされている。男性166本、女性41本、兼用74本
 
			女性浴室。湯船が2槽あり、ポピーの花のプリント写真が貼られている
 
			女性浴室
 
			女性脱衣室
 
			男性浴室はオーソドックス
 
			男性脱衣室
 
			階段ホール。壁一面に魚が泳ぐ海中の写真プリントが貼られている
今回、ご紹介したクラブハウスは…
