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男子ゴルフ界のファッションリーダー的存在、矢野東のドライバーショット(正面から)を見てみよう。テークバックでは片山晋呉のように頭の動きを最小限に抑えて右腰に「高さ」と「張り」を感じ取るいいポジションに収まっている。アメリカではアーロン・バデリーやマイク・ウィアーが実践する「左1軸・スタック&ティルト」スイングにも似ている。今回分析するスイングは決して調子のいいときのスイングには見えない。少し辛口分析になってしまうが、理由としてはダウンスイングからインパクト後にかけて左の股関節の上に上半身がしっかり乗っていない点が大きい。フットワークにもパワーロスがあるように見えるし、インパクト後は左の脇も開いてしまっている。頭も目標と逆になるリバースの動きが強すぎる。片山とダウンスイングからインパクト後までの動きを比べてみてほしい。矢野の過去数年のデータを調べてみるとドライバーショットの精度はあまり高いほうではない。アプローチ&パターのショートゲームとスコアーメイクのセンスの高さでうまくスコアーを作っている。試行錯誤を繰り返してドライバーが得意なクラブになってくれば今後もっと安定した成績を残せるようになるだろう。
アンディー和田
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男子ゴルフ界のファッションリーダー的存在、矢野東のドライバーショット(正面から)を見てみよう。テークバックでは片山晋呉のように頭の動きを最小限に抑えて右腰に「高さ」と「張り」を感じ取るいいポジションに収まっている。アメリカではアーロン・バデリーやマイク・ウィアーが実践する「左1軸・スタック&ティルト」スイングにも似ている。今回分析するスイングは決して調子のいいときのスイングには見えない。少し辛口分析になってしまうが、理由としてはダウンスイングからインパクト後にかけて左の股関節の上に上半身がしっかり乗っていない点が大きい。フットワークにもパワーロスがあるように見えるし、インパクト後は左の脇も開いてしまっている。頭も目標と逆になるリバースの動きが強すぎる。片山とダウンスイングからインパクト後までの動きを比べてみてほしい。矢野の過去数年のデータを調べてみるとドライバーショットの精度はあまり高いほうではない。アプローチ&パターのショートゲームとスコアーメイクのセンスの高さでうまくスコアーを作っている。試行錯誤を繰り返してドライバーが得意なクラブになってくれば今後もっと安定した成績を残せるようになるだろう。
アンディー和田