FEATURE特集記事
上田桃子プロとコースを歩いて見えた、
一流選手の情報収集術
女子ゴルフ界をリードしてきた上田桃子プロは、どのように景色を“数字”へと変換し、判断につなげているのか。舞台は、通算16勝目を挙げた千葉・浜野ゴルフクラブ。ニコンの最新レーザー距離計『COOLSHOT PROIII STABILIZED』を通じて浮かび上がる、上田プロの視点と判断のプロセスを追います。
上田桃子プロが考える『距離感』
－ゴルフ、数字、人との“距離”を読み解く
2024年シーズン限りでツアープロとしてのキャリアにひと区切りをつけた上田桃子。ゴルフ、後輩たち、そして応援してくれるファンと、どう向き合っていくのか。『距離感』をキーワードに、上田の「今」と「これから」に迫る。
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MOMOKO UEDA
上田 桃子
9歳のときにゴルフを始め、10歳で坂田塾に入り腕を磨いた。東海大学付属第二高1年時に「九州女子アマ」で2位となり脚光を浴びると、プロ3年目の2007年に地元熊本県で開催の「ライフカードレディスゴルフトーナメント」で初優勝。年間5勝をマークし、当時史上最年少の21歳156日で賞金女王に輝いた。翌08年から米ツアーに挑戦し、11年に日米両ツアーを兼ねた「ミズノクラシック」を制した。14年以降は国内ツアーに専念し、17年に「中京テレビ・ブリヂストンレディス」など2勝を挙げて改めて存在感を発揮。その後も優勝を重ねた。24年「大王製紙エリエールレディス」をもって第一線から退いた。
PROFILE：生年月日1986/6/15、プロ転向2005年、出身地熊本県、出身校東海大学付属第二高、国内通算17勝（うち米ツアー2勝）
