COURSE GUIDANCE

進藤大典キャディ厳選!
注目ホールを徹底解説

「フォーティネット チャンピオンシップ」の舞台は、
米国西部に位置するカリフォルニア州ナパのシルバラードリゾート&スパ(北コース)。
かつて松山英樹のエースキャディとしてPGAツアーを転戦し、同コースでの戦いをともにした進藤大典キャディに、
「攻略の最大のポイントは勾配がキツいグリーン」という開幕戦の注目ホールを聞いた。

「フォーティネット チャンピオンシップ」の舞台は、米国西部に位置するカリフォルニア州ナパのシルバラードリゾート&スパ(北コース)。
かつて松山英樹のエースキャディとしてPGAツアーを転戦し、同コースでの戦いをともにした進藤大典キャディに、「攻略の最大のポイントは勾配がキツいグリーン」という開幕戦の注目ホールを聞いた。

NORTH COURSE
Hole.3
PAR 4 / 399 YARDS

わずか2ydの差でバーディがボギーになる可能性も

3番ホールは、左ドッグレッグでやや打ち上げのパー4。ティショットは右サイドを狙うと突き抜けてしまうので、フェアウェイ左サイドが狙い目です。ただし、ペナルティエリアが迫っているため、左方向に打ち過ぎるのはNG。高い精度のティショットが求められます。

ティショットに成功すると、残り距離は150yd程度、飛ばす選手だと100yd前後。セカンドショットは、奥のエリアが高い2段グリーンを狙っていくことになります。決して長い距離ではありませんが、ピンが奥に切られているときは難度がアップ。ピンから半径2mの幅に落とさなければバーディチャンスにつけられないほど、ショートアイアンやウェッジの精度が問われます。狙いどころよりも2yd手前に落としてしまうと、ボールはグリーンの下段まで転がり落ち、20ydのロングパットが残ってしまうのです。わずか2ydの差が命運を分ける2打目に注目してください。

NORTH COURSE
Hole.9
PAR 5 / 521 YARDS

グリーン周りに罠が潜むバーディ必須のパー5

9番ホールは、左ドッグレッグのパー5。ティイングエリアからセカンドショット地点までは打ち下ろしのため、ティショットで距離を稼いでおきたいシチュエーションです。飛ばす選手ほど左を向いて構えることになるので、ティショットは各選手のアドレス方向に注目すると面白いかもしれません。

一番の見どころはセカンドショット。グリーンは横に長く、センターから左右に傾斜している尾根のような形状なので、2オンを狙う場合は、失敗したとしてもピンがあるサイドに外すことが重要です。ピンの逆サイドに外すと、上って下る難しいアプローチが残ってしまうからです。また、グリーンは硬く、受けていないため、縦と横の距離感はもちろん、ボールを止められる弾道の高さがなければ2オンの確率は下がります。

このホールは最低でもバーディを獲っておきたいところ。前半の最終ホールということもあり、ここでスコアを落とすようなことがあると、後半の流れに影響します。18ホールの中でもキーとなるホールのひとつといえるでしょう。

進藤大典 DAISUKE SHINDOU

進藤大典 DAISUKE SHINDOU

しんどう・だいすけ/1980年生まれ、京都府出身。東北福祉大ゴルフ部時代に同級生の宮里優作のキャディを務めたことから、ツアーの世界に飛び込む。谷原秀人、片山晋呉らのキャディを務めた後、2012年秋から18年まで松山英樹と専属契約を結び、PGAツアー5勝をアシストした。