COURSE GUIDANCE

進藤大典キャディ厳選!
注目ホールを徹底解説

「フォーティネット チャンピオンシップ」の舞台は、
米国西部に位置するカリフォルニア州ナパのシルバラードリゾート&スパ(北コース)。
かつて松山英樹のエースキャディとしてPGAツアーを転戦し、同コースでの戦いをともにした進藤大典キャディに、
「攻略の最大のポイントは勾配がキツいグリーン」という開幕戦の注目ホールを聞いた。

「フォーティネット チャンピオンシップ」の舞台は、米国西部に位置するカリフォルニア州ナパのシルバラードリゾート&スパ(北コース)。
かつて松山英樹のエースキャディとしてPGAツアーを転戦し、同コースでの戦いをともにした進藤大典キャディに、「攻略の最大のポイントは勾配がキツいグリーン」という開幕戦の注目ホールを聞いた。

NORTH COURSE
Hole.17
PAR 4 / 355 YARDS

勝負を決めるティショット&2打目のクオリティ

17番ホールは、距離が短い左ドッグレッグのパ―4。飛ばしに自信がある選手や勝負に出た選手は、左サイドの山の上をターゲットにしてドライバーで1オンを狙ってきます。一方、確実にパーオンを狙う選手はFWやUTを手にするはず。ティイングエリアでどのクラブをチョイスするかをチェックすると、選手たちの意図が汲み取れるはずです。

パーオン狙いやアゲンストの場合は、フェアウェイ右サイドがターゲット。左サイドに打ってしまうと、左の木がスタイミーになり、セカンドショットでグリーンを狙えなくなってしまいます。

打ち上げになる2打目地点からは、両サイドが高い凹型のグリーンを狙います。左右にピンが切られているときは、ピンから半径1.5ⅿの幅に乗せないとバーディチャンスにはつけられません。また、ピンがあるサイドのグリーン横に外すと、非常に難しいアプローチが残るので、スコアを落とす可能性がでてきます。セカンドショットのクオリティにも注目してください。

NORTH COURSE
Hole.18
PAR 5 / 539 YARDS

左に1yd外すよりも右に50yd外す方が寄せやすい!?

最終18番ホールは、軽い左ドッグレッグのパー5。地面が硬く、ランが期待できるコースなので、多くの選手が2オンを狙ってきます。成功させるには、ティショットでフェアウェイをキープすることが絶対条件。右サイドのバンカーを避け、確実にフェアウェイをとらえたいところです。

セカンドショットは残り230~250yd。UTから5Wでグリーンを狙います。グリーンは大きいですが受けていない形状なので、2オンさせるにはしっかりとスピンが入った高いボールが必要。セカンドショットの距離感と方向性が攻略のポイントになります。このホールの難しいところは、ピンがあるサイドのグリーン横に外した場合、トラブルになる可能性が高いこと。左サイドにピンが切ってある場合は、グリーン左1ydに外すよりも、グリーン右50ydに外した方が寄せられる可能性が高くなるのです。果敢に2オンを狙うか、やさしいアプローチを残して3オンさせるか。セカンドショットは、選手がどんな攻略ルートを立てているのかに注目してください。

進藤大典 DAISUKE SHINDOU

進藤大典 DAISUKE SHINDOU

しんどう・だいすけ/1980年生まれ、京都府出身。東北福祉大ゴルフ部時代に同級生の宮里優作のキャディを務めたことから、ツアーの世界に飛び込む。谷原秀人、片山晋呉らのキャディを務めた後、2012年秋から18年まで松山英樹と専属契約を結び、PGAツアー5勝をアシストした。