アビームコンサルティングでデータ分析を担当しているゴルフ初級者の2人が
データを活用して、最短ルートでのスコアアップを目指す!

スイングの変化が一目瞭然
トラックマンで理想の動きを追求

アビームコンサルティングでデータ分析を担当しているゴルフ初級者の2人がデータを活用して、最短ルートでのスコアアップを目指す!

スイングの変化が一目瞭然
トラックマンで理想の動きを追求

武貞 征孝Age.34Masataka Takesada

ゴルフ歴:1ヵ月  ベストスコア:160
趣味・特技:野球

村瀬 さつきAge.30Satsuki Murase

ゴルフ歴:1年半  ベストスコア:135
趣味・特技:サーフィン

データ分析を活用し、最短ルートでスコアアップを目指している武貞さんと村瀬さん。前回は、クラブの売れ筋ランキングのデータを分析し、自分に合った上達を早めるクラブを購入した。今回はそんなクラブを使いこなすため、「正しいスイングを身に付けたい」とGOLFTEC大手町店を訪れた。

こんにちは!武貞さん、村瀬さん。GOLFTEC大手町店の坂井です。
上達には正しく体を動かし、効率よくクラブを振ることが欠かせません。でも、最初から正しくクラブを振るのは難しいこと。GOLFTECでは個々のレベルに合わせてレッスンプランを立てています。レッスンに通って正しいスイングを身につけ、スコアアップを目指しましょう。

スタジオチーフ
坂井 真人コーチMasato Sakai

趣味:沐浴
特技:クラッシュ・ロワイヤル(ゲーム)

そういえば、以前弊社の社内コンペでトラックマンを使っていたことがあるんですが、これで正しいスイングが身についたかどうか、レッスンでデータを計測してもいいですか??
えっ、トラックマンお持ちなんですね。
もちろん大丈夫ですよ!!

坂井真人コーチ

そういえば、以前弊社の社内コンペでトラックマンを使っていたことがあるんですが、これで正しいスイングが身についたかどうか、レッスンでデータを計測してもいいですか??
えっ、トラックマンお持ちなんですね。
もちろん大丈夫ですよ!!

坂井真人コーチ

その後、武貞さんと村瀬さんは仕事の合間をぬって
GOLFTECのレッスンに通い続けた。

坂井真人コーチ

GOLFTECでは、レッスンの度にスイング動画を撮影し、会員ページ「MY GOLFTEC」で見られるように なっています。レッスンの振り返りに活用してみてください。> MY GOLFTEC を詳しくみる

村瀬さん

レッスンの動画をあとから見れるって便利ですね!レッスンを始めた頃からスイングがどう変化したか、分析してみます。

スイング動画分析

早速、武貞さんと村瀬さんは自分のスイング動画を
何度も何度も見て、違いを確認することに。

武貞さんスイング改善点
01

武貞さんスイング改善点
02

武貞さん

レッスンのBeforeとAfterを比較分析してみると、トップまでの肩の回転が大きくなっていますね。左肘の曲がりも解消されています。 その結果、トップからインパクトまでのクラブの軌道が大きく変わったことが分かりました。

坂井 真人 コーチ

そうなんです!
もともと武貞さんはアウトサイドインの軌道でクラブを振っていたので、球が上がらず方向も定まりませんでした。原因はトップで肩の回転が少なく、クラブを手で上げていたこと。ダウンスイングで体の開きが早く、クラブがアウトサイドから下りていたんです。バックスイングで肩の回転が増したことで、体の開きが抑えられインサイドからクラブが下りるようになりました。

  さらに、武貞さんはトップで左腕が曲がるため、フェースが開きやすかったのが問題でした。レッスンでは動きを矯正するドリルを取り入れ、左腕がトップで伸びるように改善。フェースの開閉が穏やかになったことでミート率がアップしました。

村瀬さんスイング改善点

村瀬さん

左足への体重移動がしっかりできるようになってますね。またAfterではインパクト時に、左手の甲があまり見えなくなり、 フェースが開いていたのが改善されたと思います。

坂井 真人 コーチ

そうなんです!右脚に体重を残したままその場で回転していたので、ダフリやすい傾向がありました。ボールが上がりすぎて前に飛ばず飛距離をロスしていたのも、右脚に体重が残るのが原因です。
左への体重移動を促すダウンブローアタックを習得し、スコアアップのキーとなるUTの飛距離アップにつながるようなレッスンを行いました。クラブ軌道やフェース面がコントロールできるようになり、ショットの安定感が増しました。

村瀬さん

スイング動画の分析から正しいスイングが身についていることがわかりました。トラックマンのデータもどう変化しているか 詳しく調べてみたいと思います。

武貞さん トラックマンデータ比較 / 使用クラブ:7Iron

動画から見えた武貞さんの課題
極端なアウトサイドインのスイング軌道を修正するために、トラックマンの以下3つの項目に着目することにした。

  • クラブパス

    インパクトを通過した時の
    クラブの左右の軌道。
    (+)右 (-)左

  • トータル

    ランとキャリーを合わせた
    トータルの飛距離

  • ボールスピード

    インパクト直後に計測
    されるボールの速度

レッスンのAfterでは、インサイドアウトの
スイング軌道に改善

  • 極度なアウトサイドイン
    からインサイドアウトに!

  • トータル
    51.3ydsアップ!

  • ボールスピードが
    9.0m/sアップ!

武貞さん

レッスンのBeforeとAfterでClub Pathの値を比較してみると、アウトサイドイン軌道からインサイドアウト軌道に変化していることがトラックマンデータから分かりました。これはインサイドアウト軌道になったことで、ヘッドの入射角が改善され打ち出し角、スピン量が理想値に近づいたことが考えられます。トラックマンのデータからもスイングが改善できていることを確認できました。

坂井 真人 コーチ

〈総括〉そうですね、武貞さんの場合、腕だけに頼らず、肩回転をしっかり使ったインサイドアウト軌道のスイングを身につけることができました。全身を上手く使うことで動きの再現も上がり、安定してヒットできています。クラブのロフトを活かしたインパクトになったのでボールがきれいに上がって飛距離も大幅に伸びていますね。

村瀬さん トラックマンデータ比較 / 使用クラブ:5UT

ダイナミックロフト

インパクト瞬間のフェースの傾斜角

開き過ぎていたダイナミックロフトが適正な傾斜角に!

村瀬さん

レッスンのBeforeとAfterを比較してみると、打ち出し角度に影響するダイナミックロフトの値が小さくなったことがトラックマンデータから分かりました。これはフェースが上に開いていて、ダフリの原因となり、球が上にあがりやすかったスイングが、フェースの向きを意識したことで、真っ直ぐ前に飛ぶように改善されたと考えられます。データをみるとボールスピードが早くなってますが、これは飛距離の伸びに関係ありますか?

坂井 真人 コーチ

〈総括〉村瀬さんの場合、もともと体の回転スピードがとても速かったのですが、コントロールしきれていない印象でした。インパクトで軸足となる左脚にしっかり体重をかけることができるようになり、クラブフェースの向きやアタックアングルがとてもよくなりました。その結果、飛距離に最も影響力のあるボールスピードが大幅に増えたことで、トータル飛距離アップにつながったと考えられます。

お二人とも、自身のキーポイントとなる箇所をしっかり分析し、その部分の改善に集中して取り組めました。動画で復習できていたこともあり、どんどん次のステップに進め短期間で狙い通りの結果になっていますね。

次回はいよいよラウンドです。この正しい動きをコースでもできるように頑張ってください。

  • 武貞さんのレッスンプラン

    第1回 軌道修正を重要テーマに。肩回転を増やす練習。
    第2回 左腕の曲がりを修正。
    第3回 バックスイングでのフェース向きを安定させる。
    第4回 スイングの復習。パッティングの基礎。
    第5回 軌道修正をさらに。インパクトでの頭の位置の安定。
    第6回 フォロースイング側で軌道修正のためのイメージ作り。
    第7回 ラウンドに向けてのアプローチ練習。
    第8回 最終チェック。アプローチ距離感練習。
  • 村瀬さんのレッスンプラン

    第1回 最下点修正をテーマに。足踏みイメージで脚の動きを出す。
    第2回 脚の動きをベースにクラブスピードを上げる。左脚を軸として。
    第3回 インパクトでのフェースの使い方を覚える。
    第4回 ウェッジ、アイアンで小さいトップから飛距離を出す練習。
    第5回 スイングを徐々に大きくしてUTまで引き延ばし。安定したショットで飛距離が 伸びてきた。
    第6回 ラウンドに備えてアプローチの距離感づくり。
    第7回 色々なクラブに持ち替えて仮想ラウンド。
    第8回 最終チェック。フルスイング、アプローチの復習。