ブリヂストン SUV専用設計タイヤ ALENZA LX100

ギアにこだわる丸山茂樹 好結果を生む鍵は足元から

日本ツアーで通算6勝を誇る近藤智弘。46歳のベテランながら今期もシード権を保持して活躍を期す。普段からSUVモデルを愛車にしている近藤に、ブリヂストンのSUV専用設計タイヤ「ALENZA LX100」を試してもらった。

Chapter1

SUVの走りは
“専用設計”で変えられる

快適なゴルフ生活を送るためにはいくつもの欠かせないファクターが存在する。ゴルフそのものに関わるギア選びは、普段から多くのゴルファーが行っているかもしれない。だが、プロゴルファーの週末を時系列で追ったとき、往復の移動もないがしろにはできないだろう。
快適な乗り心地のクルマに乗り換えるというやり方は確かに手っ取り早い。ただその前に、足元を正してみる方が容易にアプローチでき、大きな効果を発揮することもあるのだ。

自動車のタイヤ選びは、ブランドやサイズだけでなく、乗り手の好みや車種ごとの特長に対応した選択肢がある。例えばゴルファーならば、最近は広い荷室が確保されたSUVモデルをチョイスすることが多いだろう。そして近年はタイヤに関しても、SUV専用設計のものが存在し、またその中にもスポーティであったりコンフォートであったりという選択肢が存在するのだ。

ブリヂストンALENZAシリーズは、昨今特に注目されているプレミアムSUV専用タイヤ。構造的に重心が高く、車重が重くなりがちで、また乗用車として都市部や高速道路で乗られることが多いSUVモデルの走りを足元からしっかりと支え、クルマ本来の性能を発揮させてくれる。そんなタイヤなのである。

ブリヂストンのALENZAシリーズで特徴的なのは、オンロードスポーツの「001」と、オンロードコンフォートの「LX100」というキャラクターが異なる2つの選択肢が用意されている点である。今回は「ALENZA LX100」を装着し、近藤智弘がその感触を試してくれた。

Chapter2

足元で変わる愛車の印象
静粛性の高さを実感

近藤は現在中部地域を拠点としており、愛車のSUVモデルで移動することも多いという。
「トーナメントでも練習でも、年々荷物が増えているし、大きなクルマで移動することが多いので、最近はずっとSUVをアシにしています。僕はせっかちだから(笑)、目的地まで休まずドライブしたい。だからクルマが快適であることはとても重要だと思っています」

足元の「ALENZA LX100」の表情をチェックしたあと、クルマに乗り込む近藤。
ドライブがはじまって、すぐに「あ、静か!これはもう、すぐに分かった」と驚きの声が出る。 

静粛性の高さは「ALENZA LX100」が最もこだわっている部分といえる。「LX100」のトレッドパターン(タイヤの接面部の溝や切り込みの仕様)は3Dノイズ抑制グルーブを採用しており、新品時には同じくブリヂストンのSUV用タイヤである「DUELER H/L850」と比べても、騒音エネルギーが22%も減少しているというデータが出ている。また摩耗が進んだ際でもシークレットグルーブによって高周波ノイズが抑えられており、タイヤが60%まで摩耗した状態でも騒音エネルギーが9%抑えられている。 
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「静かなんだろうとは思っていましたが、この感覚は想像以上。このタイヤを履くと愛車が変わりますね」

快適な移動は、ツアープロとして年を重ねてから意識しはじめたそうだ。
「気づけば今、日本人で現役最年長のシード選手なんです。ゴルファーは体が資本だし、最初のラウンドからいい状態でプレーしたいですから。あと摩耗した時まで性能が長持ちするというのも、タイヤを決めるときに重要視している部分です」

トレッドに非対称のパターンを採用、またブロック剛性を最適化することで偏摩耗を防ぎロングライフへと繋げる。そんな最新のテクノロジーが凝縮された「ALENZA LX100」を近藤はすっかり気に入ったようだ。

Chapter3

「SUVはふらつきやすい」
は過去の常識 

「ALENZA LX100」の性能で静粛性と同じく注目されているのがふらつきの低減である。
「静かで乗り心地がいいタイヤって、コーナーではグニャッてなっちゃうイメージを持っていました。でも、これは違います。ハンドルを切った感覚に、タイヤもクルマ全体もしっかりとついてきてくれる。以前はゴルフボールでも飛ぶボールは硬くて止まらないという常識がありましたが、最近僕が使っているブリヂストンの新しいボール「TOUR B X」は、飛距離性能があるのにちゃんと止まってくれる。このタイヤもそんな感じがします。ですから、ドライブしていても楽しいし、安心感も高いです」

タイヤ側面の構造を重心の高いSUVに合わせてサイドチューニングすることで、「ALENZA LX100」はふらつきを低減してくれる。SUVモデルの快適性をそのままに、これまで弱点とされてきたコーナリング時の安定性を高めることに成功している。

「僕は普段は練習と試合に没頭しています。休みの日でも『友達とゴルフに行きたい』という感じ(笑)。ですので、とにかく移動が多いです。快適なクルマは絶対条件で、その性能をタイヤ交換でさらに上げられるということにビックリしました。『ALENZA LX100』なら、より澄んだ音で音楽を聴きつつ、ゆったりと移動できますね。大変気に入りました」

近年は身体のトラブルも経験し、その分ケアにも注力しているという。ゴルフのパフォーマンスを上げるためのアプローチは様々だが、愛車のタイヤ交換もそこに含まれるだろう。SUV専用設計タイヤのALENZAシリーズは、SUVをよりプレミアムに仕立てるための手段。パフォーマンス向上の秘訣は、案外身近なところに存在しているのである。

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