フェースサイズを小さくし、余剰重量を生かすことで左右慣性モーメントはアップ。シャフト軸周りの慣性モーメントは小さく設定することで、球のつかまりの良さを向上させた。またソール前方の「パワートレンチ」を改良し、さらなる高初速化、反発エリアの拡大も実現している。

“全芯主義”をコンセプトとするグローブライド「ONOFF AKA」シリーズの2024年モデルが登場!
前モデルの評価が高かった要素を踏襲しながら、これまで以上の性能を持たせることに成功したという。
最新シリーズのドライバー、フェアウェイウッド、ユーティリティ、アイアンを矢野東プロと飯島茜プロが試打した。
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矢野 東やの・あずま
1977年生まれ、群馬県出身。00年にプロ転向し、02年に初シード獲得。05年にプロ初勝利を挙げた。08年は2勝を含む10試合連続トップ10入りなどの活躍で賞金ランキング2位と躍進した。国内ツアー通算3勝。
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飯島 茜いいじま・あかね
1983年生まれ、千葉県出身。05年のプロテストに合格。06年にプロ初勝利を挙げ、翌年の「日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯」で自身初のメジャータイトルを獲得。国内ツアー通算7勝。
矢野プロ
ミスしてもフェアウェイに収まる
寛容性の高さ
オーソドックスでキレイな顔をしているというのが構えた時の印象です。良い意味で「AKA」っぽくないので、アベレージゴルファーからプロまでスムーズに構えられると思います。
打ってみると打感が良いですね。つかまりの良さや飛距離性能の高さはもちろんのこと、寛容性の高さに驚きました。トゥ側で打っても、フェース下目で打っても、飛距離のロスも曲がり幅も最小限に抑えてくれました。
飯島プロ
人生で一番の飛距離データが出た!
引き締まった良い顔をしています。「AKA」のようにやさしいカテゴリーのクラブは、フックフェースに見えるモデルが多いのですが、今回のモデルは違和感なく構えられます。
吸い付くようなインパクトのフィーリングも非常に気持ちいいです。初速、キャリー、トータル飛距離が今使っているドライバー以上の結果が出て驚きです。高弾道、低スピンの弾道が簡単に打てるので、スピン量が多い人、球が低く悩んでいる人、もっと飛ばしたい人にオススメしたいです。