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なぜツアープロは新「B」シリーズを選ぶのか?永井延宏プロが新テクノロジーを徹底解析

シーズン中にもかかわらず、多くのツアープロが次々とスイッチしているブリヂストンの新「B」シリーズ。
その理由を探るため、ティーチングプロの永井延宏が「B1ST」、
「B2HT」のドライバー、フェアウェイウッド、ハイブリッドを徹底解析する。
また、同時期に発売される「233HF アイアン」と「BRM2 HFウェッジ」を合わせて試打した。 

永井 延宏

永井 延宏ながい・のぶひろ

1969年生まれ、埼玉県出身。94年にゴルフ留学のため渡米。アメリカ最先端のティーチング技術の
ノウハウを学ぶ。帰国後、ティーチングプロとしてレッスン活動を開始。
06年にレッスンオブザイヤーを受賞。

性能検証動画

新「B」シリーズを
コースで徹底調査

「B1ST」と「B2HT」の性能を検証するため、コースにトラックマンを持ち込んで弾道データを取得。驚きの好結果となった。
また「233HF アイアン」と「BRM2 HF ウェッジ」を合わせてインプレッションしていく。

アマチュアゴルファーによる

新「B」シリーズ
ドライバー 試打

高木 康誠さん

高木 康誠さん

29歳・ゴルフ歴18年・平均スコア75

ェースに食いつく打感でも
低スピンで強弾道

「B1ST ドライバー」は、インパクトでボールが滑らず、フェースに食いつく時間が長いのが特徴的でした。打感が非常に気持ち良かったです。接地時間が長いと、スピンが増えるイメージですが、データで見るとスピンが抑制されていて、強弾道でボールが前に飛んでくれました。 

「B1ST フェアウェイウッド」も同様に打感が心地よく、強い球が打てました。「B1ST ハイブリッド」も、球が上がりやすく、飛距離性能も方向性も抜群。200yd先のグリーンでも狙える印象です。 

TRACKMAN計測データ

試打クラブ:B1ST ドライバー ロフト角:9.5度 
シャフト:VENTUS BS6(フレックス:S)

  • ヘッドスピード

    50.4

    m/s

  • ボール初速

    74.0

    m/s

  • ミート率

    1.47

  • 打ち出し角

    15.5

  • バックスピン量

    2276

    rpm

  • キャリー

    290.0

    yd

  • 総飛距離

    308.6

    yd

稲村 智也さん

稲村 智也さん

28歳・ゴルフ歴10年・平均スコア85

スピンでも高弾道
ナチュラルにドローが打てた

ドライバーはスピン量が多すぎて球が吹けるのが悩み。普段はディスタンス系のボールでスピンを抑えるようにしています。そんな僕でも、「B2HT ドライバー」は低スピン・高弾道で打てました。ボールのつかまりも良いので、ナチュラルにドローボールが打てたのも魅力に感じました。

「B2HT フェアウェイウッド」も球が上がりやすかったです。サイドスピンが抑えられていて、強い球で飛距離を稼げました。「B2HT ハイブリッド」はオフセット形状で構えやすく、高弾道でピンを狙えました。ドライバーからハイブリッドまで、打感のやわらかさに統一感がある点も良かったです。

TRACKMAN計測データ

試打クラブ:B2HT ドライバー ロフト角:9.5度 
シャフト:VANQUISH BS50(フレックス:S)

  • ヘッドスピード

    48.5

    m/s

  • ボール初速

    67.9

    m/s

  • ミート率

    1.40

  • 打ち出し角

    15.0

  • バックスピン量

    2587

    rpm

  • キャリー

    256.4

    yd

  • 総飛距離

    280.1

    yd

永井プロによる解説

イヤ技術を
反映させた“食いつき”の
良さを実感

「B1ST ドライバー」と「B2HT ドライバー」の両モデルに共通するのは“食いつき”です。インパクトでボールが滑らず、エネルギーを効率的にボールに伝えることができるため、スピンが抑制されて強い球で飛距離を稼ぐことができます。“食いつき”の良さは、独自技術「スリップレスバイトミーリング」に起因するのでしょう。タイヤ開発技術のある同社ならではのテクノロジーと言えます。

このフェースは「ツアーB」ボールとの相性が抜群で、打感の良さとボールのコアの軸がブレない性能を実感できるので、ボールのパフォーマンスを最大限に引き出せそうです。シーズン中にもかかわらず、なぜプロたち新「B」シリーズにスイッチできるかの理由が分かりました。

永井プロによる

アイアン・ウェッジ 試打

「B」シリーズと同時期に発売される「233HF アイアン」は、飛び系の中空構造アイアンで飛距離性能と寛容性がありながら、
ツアー系のようなシンプルなデザインが特徴。
また「BRM2 HF ウェッジ」は丸顔で安心感があり、オートマチックにアプローチが打てるモデルとなる。
この2モデルを永井プロが検証した。

び系ながらスッキリした見た目
高弾道もラクに打てる

「233HF アイアン」は、ツアー系アイアンのシンプルでカッコいいデザインを継承した飛び系モデルです。7番アイアンでロフト28度という設定ですが、構えるとロフトが立っている印象を受けません。この辺りは同社の作り込みの巧さを感じました。

実際に試打してみると、ソフトな打感でオートマチックにボールを飛ばせる印象。初速が速く、イメージよりも飛距離を稼げますし、ストロングロフトですが高い弾道がラクに打てる点もポイントです。芯を外しても飛距離をロスしないのは、アベレージゴルファーにとってもうれしい性能です。

形&グース形状で安心感
オートマチックに打ちたい人に
マッチ 

「BRM2 HF ウェッジ」は、丸形形状でグース感のあるウェッジ。安心感のある見た目で、「アプローチはシンプルに、オートマチックに打ちたい」というゴルファーにマッチするモデルでした。やさしい見た目ですが、スピン性能は非常に高く、インパクト時にボールがフェースに乗っている時間が長いので、ウッドと同じく“食いつき” 感が味わえました。

また、打点のブレにも強く、距離感を合わせやすい点も特徴です。ソールの抜けが良いので、切れ味の良いショットが打てるし、コントロールして低い球も打てたので、幅広い層のゴルファーに試してもらいたいです。

新「B」シリーズ

使用プロ コメント

B1ST ドライバー

  • 堀川 未来夢プロ

    堀川 未来夢プロ

    自分が思ったところに飛んでくれて、ミスの幅が今まで使っていたドライバーの半分くらいに狭まった。弾き感も気持ちよく、スピン量も適正で気持ちよく振りぬくことができる。

  • 吉田 優利プロ

    吉田 優利プロ

    球が一段と強くなってアゲンストでも飛ぶイメージ。球の高さ、スピン量も理想的で何球打っても安定して飛ばせる。最高です!

B2HT ドライバー

  • 宮本 勝昌プロ

    宮本 勝昌プロ

    スピン量が減り、サイドスピンも減少しているように感じる。手ごたえ良く、キャリーが前作より5~10ヤード出ている。安定性も高まり、安心して振っていける。

  • 阿部 未悠プロ

    阿部 未悠プロ

    飛距離が7ヤードぐらい伸びました。ほどよくスピンが入り、コントロールしやすく、打感もいい。

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新「B」シリーズ ラインアップ

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