ラウンド中の“要・気分転換”ポイントはどこ?

「ゴルフはメンタルのスポーツ」と言われています。プレッシャーのかかる場面で平常心を失い、思わぬミスにつながった経験は誰にでもあるはず。好スコアを出すために大切なのは、次のショットへ向けた考え方と“気持ちの切り替え”です。そこで今回は、ゴルフメンタルの専門家でもある松本進コーチに、要注意なシチュエーションでの考え方や心構えについて教えてもらいました。

ほっとひと息のお供にSTON
ほっとひと息のお供にSTON

ston は、独自のテクノロジーを搭載したブリージングデバイス。気分転換したいときや「ひと息」つきたいときに役立つアイテムです。

PROFILE
松本進コーチ SUSUMU MATSUMOTO

メンタルとフィジカルバランスでゴルフを上達させる育成システムを学ぶ。心理学を応用したメンタルトレーニング方法を発信している。

久保田裕之(モデル) HIROYUKI KUBOTA

モデル業をこなしつつ、スコア90前後でプレーする腕前。メンタル面の改善法を模索中。

Scene.1 
朝イチのティショット
Scene.1 朝イチのティショット
朝イチのショットは、誰でも緊張してしまうもの。
初めてのコース、初めて一緒にプレーする人たち、
コンペなどでのラウンドとなれば、
緊張感はさらに高まります。
曲げたくない、飛ばしたい、
自分のよいところを見せたい…
などと考えてしまうことが、
大きなミスにつながると松本コーチは指摘します。
matsumoto’s comment
100点満点中の
30点でもオッケーと考えて

スタートホールのティショットは、気負わないことが大切です。たとえ練習場で調子が良くても、本番でも同じように打てるのは一部のトッププロだけ。100点満点中の30点でもオッケーと考えて、“前にさえ飛んでくれればいい”ぐらいの気持ちで臨むべきです。たとえミスショットしても、平均スコアが90の人であれば、1/90のショットでしかありません。2打目地点まで、堂々と前を向いて歩くことが次のナイスショットにつながります。

Scene.2 
ミスした後のリカバリーショット
Scene.2 ミスした後のリカバリーショット
ミスショットは誰にでもあるものですが、
不運にも次のショットが難しいシチュエーションに
なってしまう場合もあります。
ティショットでチョロをして距離を残したり、
林の中に打ち込んだりしたときに、
どのように考えて
次のショットを打つべきなのでしょうか?
matsumoto’s comment
ひと息つくために深呼吸などして
気分を切り替えましょう

トラブルに陥った状況を目の前にすると、多くのゴルファーは“どうしてこんなところに打ってしまったのだろう”と自分を責めてイライラしてしまいます。後悔と苛立ちに支配されたまま次のショットに挑むと、ミスを取り返そうとして、さらなるトラブルを招いてしまうのです。こういう場面では、まずはひと息つくために深呼吸などして心を落ち着かせましょう。そして周りをよく見て、冷静な判断をすることが肝心です。

Scene.3 
ハザードがからむ
グリーンを狙うショット
Scene.3 ハザードがからむグリーンを狙うショット
アイアンで十分にグリーンを狙える距離だけど、
グリーン手前には大きな池やバンカーがある。
ゴルフではよく見かけるシチュエーションです。
いつものように打てばよいだけなのに、
なぜかハザードを意識して
起きてしまうミスを回避するには、
どのような心構えで臨むべきなのでしょうか?
matsumoto’s comment
何かひとつだけを意識して
ショットを打つように

人間は、同時に多くのことを考えられません。ピンやハザードまでの距離、風の影響、ダフらないための打ち方、番手の力加減など、考えることが多いほど脳は混乱してしまい、いつもどおりのスイングができなくなってしまいます。たとえば、“フィニッシュまでクラブを振り抜いてピタッと止まろう”というふうに、何かひとつだけを意識して打つようにしてください。

Scene.4 
絶対に入れたい
ショートパット
Scene.4 絶対に入れたいショートパット
これを入れれば、ライバルに勝てる!
そんな勝負どころのパッティングでは、
強いプレッシャーのあまり、
スムーズなストロークができなくなりがち。
とくに神経を使うのが、構えたときにカップが視界に
入るようなショートパットです。
何かよい回避策はあるのでしょうか?
matsumoto’s comment
スムーズに打つためには、
時間のかけ方も同じにしておくべき

バーディパットとダブルボギーパットにかける時間を比べると、たいていの人がバーディパットに長い時間を要します。より慎重になるためですが、時間をかけるほど体はどんどん硬直してしまいます。いつもスムーズに打つためには、時間のかけ方を同じにしておくべきです。打つ前のルーティン動作を決めておいて、どんなシチュエーションのパットでも同じようにやり抜くようにしましょう。

Scene.5 
ベストスコアを
更新できそうなときの終盤ホール
Scene.5 ベストスコアを更新できそうなときの終盤ホール
残りの3ホールでボギーを2回打っても
ベストスコアを更新できそう!
そんな期待に胸を膨らませているのに、
ボギー、ダボ、トリの大叩き。
結果的にはいつも通りのスコアになってしまう…。
どんな心構えでプレーに臨むべきなのでしょうか?
matsumoto’s comment
シンプルな気持ちで、
次の一打を打つことだけに集中

未来がどうなるのかなんて、誰にも分からないものです。先のホールのスコアを考えることにはあまり意味がありません。シンプルな気持ちで、次の一打だけに集中するようにしましょう。頭の中の時制が未来になっているときには、現在に戻す必要があります。“今の気温は何度だろう”とか“クラブの芯はこのあたりにあるな”など、スコア以外の目の前にあるアイテムや状況にフォーカスしてみてください。

matsumoto’s conclusion

人には考え方や行動のパターンがあり、そのなかで日常生活を送っていたり、ゴルフをプレーしたりしています。もし今がうまくいっていない状態であるのなら、普段のパターンをわざと崩したり、自分で意識して新たなパターンを取り入れたりする必要があります。スコア向上を目指すのなら、これまでのゴルフで経験した良くないパターンを把握し、気分転換を活用して脱却することが大切です。今回紹介したような考え方を、新たなパターンとして取り入れてみてください。

最新リラックスデバイス「ston」が気持ちの切り替えをサポート

独自テクノロジーにより、カートリッジ内のリキッドを熱し、発生する蒸気からフレーバーを楽しめるのが「ston」。もうひと踏ん張りしたい時にはさわやかなミントフレーバーでカフェイン配合の「POWER」、気分を落ち着かせたい時には心安らぐココナッツフレーバーでGABA配合の「CALM」。2種類のカートリッジを気分に合わせて交換して楽しめるのも魅力です。

起業家やビジネスマンはもちろん、パリコレのバックステージやカーレースのピット、eスポーツプレイヤーまで様々なプロフェッショナルの現場でstonは愛用されています。

stonの詳細はこちら
BREATHER 公式サイトはこちら
撮影協力:ワンウェイゴルフクラブ