XXIOイレブン×新垣比奈「ゼクシオ11にしたら、真っすぐ飛びます!」トークショーでその性能に太鼓判!XXIOイレブン×新垣比奈「ゼクシオ11にしたら、真っすぐ飛びます!」トークショーでその性能に太鼓判!

黄金世代のホープ、新垣比菜が、すでに自身が愛用する『ゼクシオ イレブン』の発売に先立ち、都内でトークショーを開催。人前で話すのは苦手という新垣だが、集まったファンに来季への意気込みを語った。

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写真:新垣比菜

今季の女子ツアーが終わったのもつかの間。黄金世代のホープ、新垣比菜が、契約先であるダンロップの新製品『ゼクシオ イレブン』の発売に先立ち、トークショーを開催した。会場となったGDO本社に集まったファンは30名。GDOダイヤモンド会員向けに企画されたこのイベントには、なんと600人以上の応募があったという。

写真:XXIO11イベント

司会はおなじみの黒田カントリークラブさん。まずは年末ということで、今年一年を漢字で表現。新垣が選んだ一字は「普」。これは普通の“普”ということのようだ。

「今シーズン始まる前は、たくさん優勝したいと思って臨みました。前半戦は調子良くて、良い感触で試合ができていたのですが、結局、優勝はなくて。夏ごろからは、試合してても、私めっちゃ下手くそだなあって(笑)」

昨年は、「サイバーエージェントレディス」でツアー初優勝を果たし、黄金世代の中でも順調なスタートを切った。今年も地元沖縄での開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」で2位に入るなど、前半戦は何度も優勝争いに絡む活躍を見せ、賞金ランキングも27位と健闘したが、期待された優勝はなく、中盤戦からはやや調子を落としていたようだ。

「でもシードは一応とれたので、一年通したら、悪かったというわけではなくて、自分の中では平坦なシーズン。普通でした(笑)」

写真:XXIO11イベント

トークショーでは、黒田さんからの様々な質問を新垣が受ける。そのひとつひとつを丁寧に答える言葉に、集まったファンは真剣に耳を傾けている。

— オフシーズンはどのように過ごしますか?

「地元の沖縄に帰ってトレーニングします。海外で合宿したりする選手もいますが、私は沖縄で。友達と旅行したり出来たら良いなと思いますけど、沖縄でしっかり練習がしたいです」

— プロゴルファーになってなかったら、何になりたかった?

「宮里藍さんにすごく憧れていたので、その影響は大きいです。プロになってなかったらですか? 今はプロゴルファーになれたので、なんとも思わないですが、CA(キャビンアテンダント)さんになりたかったです。綺麗な方たちで、かっこよく見えて、良いなと思っていました」

写真:XXIO11イベント

— 12月7日発売の新しい「ゼクシオ」の感想は?

「10月から『ゼクシオ イレブン』を試合で使っています。実際に弾道を計測して、ミート率などの数字を見たりもするのですが、自分自身の振りやすさとか打感を重視しています。直感も大事で、1発目に打ってみて、“あっ、これ良いかも”と感じるのを大切にしています。『ゼクシオ イレブン』は最初にパーンと打った感じがとても良かったです。
ドライバーは、構えた感じもしっくりして、振り切れる感じがあります。クラブは試合で使ってみると、また打った印象が変わることもあるんですが、そのあたりも問題なく使えています」

— 今回の「ゼクシオ」はボールも同時発売します

「ドライバーのテストに合わせて、新しいボールもテストしました。ボールは、打感が食いついてくれるのが、とても気持ちよかったです。ドライバーとの相性の良さも感じました」

写真:XXIO11イベント

集まった30人はいずれも熱心な新垣のファン。そして熱心なゴルファーでもある。そんな彼らからも質問が寄せられた。

— ラウンド中、最後まで集中力が持続しません。プロは長時間、集中力をどうやって保っていますか?

「プロの場合、1ラウンド5時間くらいかかります。その間、集中力を保つのは大変です。私の場合は、こまめにゼリーなどで栄養補給しています。宮里藍さんからは、ナッツ類が腹持ちも良くていいとアドバイスしてもらいました。だから、ナッツがおすすめです(笑)」

— パッティングで下半身が流れるクセがあります。どうしたら、直せますか?

「私もパッティングで頭が動く事があるのが、課題なんです。調子が悪いときは、頭を動かさないように腹筋に力を入れています。腹筋に力が入ると、自然と下半身も安定できると思いますよ」

写真:XXIO11イベント

そして、新垣とのジャンケン大会を勝ち抜いた2名のファンに、ワンポイントレッスン会が行われた。

一人目のKさんには、トップでの右ひじの位置が身体に近いと指摘。そして、左肩がバックスイングで顎の下にくるようにとアドバイス。これによって、振り抜きが良くなり、周囲から「おおっ」という声が上がるほど、スイングが大きく変わった。

「全体的に流れが良いし、良いスイングですね。修正してとても良くなったと思います。最初は難しいですが、練習で意識していくと身体もより回ってくるようになると思うので、ぜひ継続してみてください」

写真:XXIO11イベント

二人目のTさんの悩みは、ドライバーが安定しないこと。一時的に安定したかと思うと、また不安定になるという。新垣からのアドバイスは、バックスイングで左足が動いているので、止める意識を持つこと。そして、前傾を気持ち深くすることだ。レッスンが功を奏して、Tさんは計測器で260ヤード近いショットを繰り出した。その即効性にファンの間からも驚きの声が上がる。

「下半身の土台がしっかりしたほうが、結果が安定するし、飛距離も出ます。あとはお二人とも「ゼクシオ イレブン」を使われてました。ゼクシオにしたら、真っ直ぐ飛ぶと思います」と、自身が使用するドライバーのアピールも忘れなかった。

写真:XXIO11イベント
写真:XXIO11イベント

そして、イベントの最後はファン全員とのサイン会。ひとつひとつ丁寧にサインし、ファンと言葉を交わす新垣。12月20日が誕生日という新垣にプレゼントを渡す人、一緒に写真を撮る人など、ファンは思い思いに交流する。

すでにトッププロでありながら、どこか素朴さを残しつつ、感謝の気持を忘れない。この人柄がファンを引きつける魅力なのだろう。
最後に「お忙しい中、来ていただいてありがとうございました。皆さんに応援していただいていると思うと、また頑張ろうと思います。来年は、2勝目を目指して、がんばります」と決意表明。来シーズンのさらなる飛躍を誓った。