コースでいい結果が出る。高い安定性で実践力がいい!新設計ウェッジ、フォーティーン「DJ-22」を徹底検証

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グリーン周りからのアプローチや、ピンをデッドに狙って打ちたい状況でのウェッジショットは、スコアに直結する一打となる。ラフ、右上がり、つま先下がりなど、実際のコースのさまざまな状況でも安定したウェッジショットが打てる。

SHOT IMPRESSION 金谷多一郎×DJ-22

金谷多一郎 かなたに・たいちろう プロフィール

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顔、打感、スピン

クラブなりに構えて、シンプルに打てるから、ラインを出して打ちやすい

DJ-22は、ネック部分をやや絞り込んだセミグースネック。丸みのあるフェース形状とのコンビネーションが、ボールを包み込んで打てるイメージを沸かせてくれます。ターゲットに対してスクエアに構えやすく、ラインを出して打っていきやすいヘッド形状です。打ってみると、フォーティーンらしいすばらしい打球感。インパクトの感触が心地良く、プレーヤーにはどのようにボールにコンタクトしたのかを伝えてくれます。

そして、特筆すべきはスピン性能です。DJ-22のフェースには高精度のミーリング加工が施されていて平面精度が高く、そこに独自の「新・台形スコアライン」という最適化された溝が彫られています。プレーヤーが思ったとおりにスピンを掛けやすく、通常のアプローチの打ち方でも、ピン側でピタリと止まってくれました。

DJ-22 フェース画像

アプローチショット フェアウェイ

““W逆テーパーブレード”設計の効果でヘッドがブレないから安定性が抜群!何度打っても、イメージどおりの球筋に

ピンまでは約40ヤード、ボールはフェアウェイにある状況です。使用するのはロフト56度のDJ-22。クラブなりに構えて、打った球は、グリーンにキャリーしてから3バウンド目でピタリと止まりました。まさに自分がイメージしたとおりの球筋です。同じ場所から何度か打ちましたが、そこで感じたのは、DJ-22のヘッド挙動がとても安定していることです。ヘッドのブレがないので距離感、方向性が良く、打つたびにブレることもありません。少しぐらいオフセンターでヒットしても、ロフトやフェースの向きが変わらず、いつも安定した球筋になってくれます。

これは、DJ-22で新たに採用された「W逆テーパーブレード」という設計のおかげです。これまでのフォーティーンのウェッジにも、ブレード上部に厚みをもたせる設計が採用されていましたが、DJ-22にはさらに、ネック側からトゥ型にかけて厚みをもたせる設計が
取り入れられています。これによってインパクト時のヘッドの安定性が飛躍的に高められていて、だからこそさまざまなライが待ち受ける実戦で高いパフォーマンスを発揮してくれるのです。

新設計“W逆テーパーブレード”

アプローチショット ラフ

ヘッドがラフの抵抗に負けることなく安定した弾道で思いどおりにピンに寄る

真上からでないと、ボールが見えないような逆目の深いラフ。コースでは、こういったライに遭遇することも多いですが、DJ-22はここでも実戦力を発揮してくれました。ボールが沈んだラフでは、一般的にヘッドが芝の抵抗に負けて方向性が悪くなるものです。しかし、DJ-22はこういった状況でも『W逆テーパーブレード』の効果でヘッドが安定して動いてくれます。フェースを開いてみたり、いくつかの打ち方を試しましたが、どのショットでもイメージどおりの方向性と距離感でピンに寄せられました。フォーティーン独自の溝のおかげで、ラフからでもスピンがよく掛かるのも長所です。

バンカーショット

丸みのあるワイドソールのおかげでヘッドが砂の中をうまく抜けてくれる

使用するのは、ロフト56度。ターゲットに対してスクエアに構えて打ってみましたが、ヘッドが砂の中をキレイに抜けて、ラクにボールを脱出させることができました。DJ-22のワイドソールが、バンカーでも気持ちよく働いてくれます。
驚いたのは、少しフェースを開いて打ってみても、決してソールが邪魔になることなく、スクエアに構えて打ったときと同じ砂の抵抗感が得られたことです。そのおかげで、イメージしたとおりの高さでボールが飛び出して、意図どおりのバンカーショットを打つことができます。バンカーに苦手意識を持っているアマチュアだけでなく、バンカーからでも球筋を打ち分けたい上級者にも使いやすい。DJ-22のワイドソールは、とても万能ですね。

ローロフトウェッジセッティング

ローロフト・ウェッジなら、果敢にピンを攻めていける

ピンまでは約135ヤード。通常なら9番アイアンを使用する距離ですが、DJ-22にラインナップされているロフト44度のローロフト・ウェッジで打ってみました。PGAツアーでは、PWや9番アイアンをバッグから抜いて、ローロフトのウェッジを使う選手が増えています。なぜなら、より精度の高いコントロールショット、イメージしたとおりの球筋を打ちやすいからです。

実際に試打してみても、弾道やスピン量をコントロールして狙い打てる感覚があります。フルショットでもショートアプローチと同じように、1ヤード刻みで距離を打ち分けられるようなフィーリング。さらに、DJ-22の特徴でもあるヘッドの安定性の恩恵を十分に受けることができて、ピン筋に狙いどおりのボールを打つことができました。

ローロフトのDJ-22は、ウェッジならではのシャープな溝によって、たとえラフからでもスピンを掛けやすく、ピンをデッドに狙えるのも魅力です。DJ-22には、41度、44度、47度のローロフト・ウェッジが用意されています。ぜひ皆さんも試してみてください。

TECH TALK 松吉宗之×DJ-22

フォーティーン/松𠮷宗之 まつよし・むねゆき プロフィール

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金谷プロインプレッションムービー

コースで結果が出せるように注ぎ込まれた新テクノロジー

DJ-22を開発する際に設計のテーマとして掲げていたのが“実戦力”です。実戦力とは、コースで使ったときに良い結果を出せることを意味しています。本当の意味でプレーヤーの助けになって、スコアアップにつなげるようなウェッジを作りたい。そういった思いで開発したのがDJ-22です。

ウェッジは、ラフ、バンカー、ベアグランド、傾斜のライなど、コース上のさまざまな状況で使用されます。どんなシチュエーションからでも打ちやすく、ピンに寄せやすいクラブでないといけません。そこでヘッドの設計で重視したのが、スタビリティ性能(安定性)でした。

安定性を高めるために、DJ-22には「W逆テーパーブレード」という新たな設計を取り入れました。トップブレード側を肉厚にする従来の設計に加えて、ヘッドのトゥ側にかけてもボリュームを持たせてあるのが特徴です。この設計によってヘッドが安定して動き、どんなライから打っても、いつも同じような高さとスピン量、方向性が得られるようになっています。

コースで結果が出せるように注ぎ込まれた新テクノロジー

スコアメイクには再現性の高い、安定したウェッジショットが重要

実はアベレージゴルファーだけでなく、プロや上級者の方たちにとっても毎回同じショットを打つことができる再現性、安定したウェッジショットがスコアメイクにつながっているんです。実際にシニアツアーではDJシリーズを使っている選手が多いのですが、そういった理由によるものです。

また、DJ-22にはRMシリーズと同様に、ロフトバリエーションとしてローロフト・ウェッジをラインナップしています。ピンまでの残り距離が長いシチュエーションでも、安定感があってコントロールショットが打ちやすいDJ-22を使っていただけます。3本目、4本目のウェッジをバッグに入れることが、皆さんのスコアアップに貢献すると嬉しいですね。

スコアメイクには再現性の高い、安定したウェッジショットが重要

●ヘッド:鍛造ニッケルクロムモリブデン鋼(鏡面ミーリングフェース)
●仕上げ:ニッケルクロムメッキ・パールサテン仕上げ
●シャフト:①DYNAMIC GOLDスチールシャフト(WEDGE/132g) ②N.S.PRO 950GH HTスチールシャフト(WEDGE/98g)
      ③FT-61wカーボンシャフト(65g) 〔FT-71w(70g)、FT-51w(50g)=受注生産〕
      ④LADIES(FT-51wカーボンシャフト/50g)

モデル 41 44 47 50 52 54 56 58 60
左用 - - - -
FTカーボンシャフト(★=受注生産)
ロフト 41° 44° 47° 50° 52° 54° 56° 58° 60°
ライ 62.5° 63° 63.5° 64°
バンス角
DYNAMIC GOLD クラブ
長さ
(inch)
36 35.5 35.25 35
N.S.PRO950GH HT 36 35.5 35.25 35
FT-61wカーボン 36.25 35.75 35.5 35.25
LADIES(FT-51wカーボン) 35.75 35.25 35 34.75

①②DYNAMIC GOLD、N.S.PRO950GH HTスチールシャフト装着モデル=11月14日発売
③FT-カーボンシャフト装着モデル=12月発売
④LADIESモデル(FT-51wカーボンシャフト装着)=12月発売
◎左用=1月発売

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撮影協力:京葉カントリー倶楽部

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