Whats SKECHERS?

革新的なテクロノジーを搭載し、性能とコストパフォーマンスの良さで 世界中で大人気!

スケッチャーズは、1992年に米国ロサンゼルスのマンハッタンビーチで産声を上げたシューズブランド。ワークブーツの開発からスタートした同社は、デザイン性、カジュアルさ、コストパフォーマンスの良さが受け入れられて、瞬く間に全米屈指の人気シューズブランドに。現在では多様なライフスタイルに合うようにラインナップを拡充し、常時3000モデル以上を展開。世界60カ国、236都市にショップがあり、150以上の国と地域でスケッチャーズのシューズが販売されている。

2009年からはパフォーマンスシューズ部門にも本格参入し、トレーニングシューズやランニングシューズを展開。2011年に誕生したランニングシューズ「GOrun」シリーズは、その革新性が高く評価されて、これまでに数々の賞を獲得している。2012年には独自の軽量クッショニング材「Resalyte®」(レザライト)を搭載したウォーキングシューズ「GOwalk」シリーズが、世界中で大ヒットを記録。

2015年、同社で初となるトッププロモデルのゴルフシューズをリリース。人気と実力を兼ね備えたPGAツアープロであるマット・クーチャーと共同開発し、同社のテクノロジーを活かした本格的スパイク『GO GOLF Pro』と、スパイクレス『GOwalk 2 Lynx』の2モデルを日本でも発売する。

Kenji Horio × GO GOLF Pro ROUND IMPRESSION

堀尾 研仁

1971年生まれ。デビッド・レッドベターに師事した後、2002年に「KEN HORIO GOLF ACADEMY」を設立。現在は多数のツアープロを指導するほか、多くのメディアに出演してレッスン活動を展開している。

とにかく軽くて足運びがラク。 屈曲性に優れていてストレスがない。

クラシックなデザインのシューズですが、足を入れて歩き出した瞬間、現代的な最新モデルだとすぐに気付きました。見た目よりも、とても軽く、足運びがラクなのです。そして、アッパーに使われているレザーが柔らかい。初めて履くシューズにも関わらず、まったく硬さや窮屈さを感じませんでした。

細かく言うと、『GO GOLF Pro』は中足部が比較的ゆったりしていて、屈曲性に富んでいるのが特徴です。そのおかげで歩行中に軸足を踏み込むときや、スイング時に右足で地面を蹴り上げるときにも、まったくストレスを感じません。しっかりと地面を踏みしめることができました。

傾斜地でスイングしても、 決してシューズ内で足がズレない

軽量で柔らかいシューズというのは、どうしても安定感に欠けるものです。特に傾斜地に立ったときにはシューズ内で足がズレたり、スイング時にシューズ自体が歪んでしまいがちです。

その点、スケッチャーズの『GO GOLF Pro』は、ヒール部のフィット感に優れていて、傾斜地でスイングしても足が動かず、しっかりと地面を掴んでいる感覚が得られました。これはソールに適度な硬さがあって、ヒールのカップ構造できっちりとホールドしてくれているからです。足の甲部分には比較的ゆとりがあって、アッパーも柔らかく、それが快適性を生み出しているのですが、同時にホールド感にも優れているシューズだと感じました。

ソールの硬さのバランスが絶妙! 地面の状態を感じ取ることができる

『GO GOLF Pro』を履いて歩いてみると、誰もがすぐにインソールとミッドソールの柔らかさを体感できると思います。着地したときの衝撃を吸収してくれるので、今回18ホールを歩いてプレーしても、いつもより疲労が少なかったように思います。それに加えて、『GO GOLF Pro』が優れていると感じたのは、柔らかいのに地面の状態をちゃんと感じ取れることです。柔らかい感触が得られるシューズは他にもありますが、柔らかすぎて、足裏からの情報を感じ取れないモデルが多いのです。

『GO GOLF Pro』は、ミッドソールとアウトソールの柔らかさのバランスが絶妙です。そのおかげで、ショットの際やグリーン上では、きちんと足裏から地面の硬さや傾斜の情報を読み取ることができました。ソールが低く設計されていて、地面との接地感に優れているのもいいですね。

防水仕様の天然皮革

アッパーには柔らかい天然皮革「スムースプレミアムレザー」を使用。独自の「HydroGuard®」によって防水性能を備えている。

クッショニングに優れた軽量素材

ミッドソールには、クッショニング性と軽量性に優れる「Resalyte®」を使用。この独自素材がシューズ自体の軽量化にも貢献している。インソール「Resamax®」との相乗効果で、ゴルファーに快適な履き心地をもたらしてくれる。

『GO GOLF Pro』は、 ツアープロの要望にも応える 完成度の高い現代的なモデル

ゴルフシューズは、人によって好みが異なります。プロゴルファーのなかにも、ソールが硬くて重量感のあるクラシックなタイプを好むゴルファーもいれば、軽量で柔らかいスニーカータイプを好むゴルファーもいます。この『GO GOLF Pro』は、先進的な素材や技術を駆使しながら、それら両方の良さをうまく取り入れて、バランスよく作られたシューズであると感じました。

柔らかいアッパーレザーと、ゆとりがあって屈曲性のある前足部、ソフトなインソールとミドルソールは、ゴルファーに快適性をもたらしてくれます。それでいてヒール部にはしっかりとしたホールド感を備えていて、低く柔らかすぎないソールのおかげで、ゴルファーにとって大切な地面からの情報も読み取りやすいのも長所です。

『GO GOLF Pro』を履いてラウンドしてみると、ツアープロであるマット・クーチャーの意見を取り入れて開発されていることが、非常によく分かりました。プロゴルファーが求める要素が、このシューズにはすべて備わっていたからです。上質なレザーを使っていながら、価格が抑えられているのも大きな魅力です。コストパフォーマンスの良さでも秀でているシューズです。

マット・クーチャーを代表とするPGAのツアープロたちは、良いものなら何でも自分のスタイルに取り入れる柔軟な姿勢でゴルフに取り組んでいます。私たち日本のゴルファーも、そういった自由な発想と姿勢を見習うべきでしょうね。