カーボン複合ヘッドで初速UP。+25ヤード飛距離が伸びた!!YONEX EZONE Tri-G

EZONE Tri-Gの特徴

1.カーボン複合構造

軽さと強さを兼ねそなえたカーボンクラウンで、従来よりもたわみ易く、かつ復元も速くなり、フェースの上部にかけての反発エリアの拡大が実現した。

「ヨネックスのカーボンを扱う技術の高さは周知の事実です。カーボン複合構造のメリットとしては、やはりヘッドのたわみが大きいことです。ヘッドのクラウン部分がインパクトの衝撃でたわみ、かつ高弾性カーボンの性質により復元も速い。結果、反発力が高まり、ボール初速アップと飛距離アップにつながっているわけです。カーボン特有の打感と弾き感が上手く融合して、シャフトを含めたクラブ全体でボールを弾き飛ばせる性能を持っています」

2.スピンコントロール

重心の深さを自在に調整して、スピン量をコントロール。常に同じ振り心地を実感できる世界初の『同心円ウエイトシステム』を搭載し、プレーヤーごとの適正スピン量を簡単に手に入る。

「ソール部分に装着するウエイトポジションは3つ。ウエイトの重さは12g、2g、2gの3つで、最大の特徴はどのウエイトポジションでも振り心地が変わらないということです。振り心地が同じだからこそ、どのポジションが自分に適正スピン量を与えてくれるのかが把握しやすいと言えます。スピン量は飛距離に大きく影響する部分です。ただ、どの重心位置が自分に適正かはほとんどの人がわかりません。それを体感しながら見つけられるシステムです」

TESTER試打インプレッション

山添 晴夫

楽に球が上がるようになり キャリーが伸びている感触があった!

普段は飛距離が欲しくて長尺を使用しているんですが、もう少し球が上がると楽に飛距離が出せるのにと思っていました。今回試させてもらった『EZONE Tri-G』は、非常に振りやすかったですね。

タイミングも取りやすいし、球も自分で驚くほど高く上がってくれました。高く上がるだけでなく、しっかりとつかまったフィーリングがあるので、落ちてからもある程度ランが出ているように感じました。バランス良く振り切れるので、私のようなゆったりと振るタイプでも、違和感なくスイングすることができました。

鹿又氏コメント

山添さんは長尺使いということもあり、ゆったりスイングするタイプです。基本的にスピン量を減らして、棒球で飛距離を出すタイプなんですが、少しスピン量を増やすという意味で、ポジション1で試打してもらいました。ご自身のクラブと比べて、重心が後ろにいった分、最初は右目に出ていましたが、タイミングが合い始めてからは高弾道のドロー系の球が出るようになりました。それが飛距離がアップした理由です。

東 秀康

スピン量が減って ボールが前に前に飛んでくれた!

テニスを昔からやっているのでパンチ力はあると思うんですが、どうしても球が上がりすぎてしまうんです。周りからもスピン量が多いと指摘されるんですが、自分ではどうしたらいいのかわからなくて…。

『EZONE Tri-G』を打ったら、今まで打ったことのない高さで飛んでいくのでびっくりしました。ドライバーに求めている弾道はまさにこんな感じで、落ちてからもランが出てくれるのは嬉しいですね。楽に飛距離を伸ばすことができたことに驚いています。

鹿又氏コメント

東さんは、非常にバランスの良いスイングをしているんですが、本人もおっしゃっているように、インパクトのパンチ力があるので、それがスピン量の多さにつながってしまっていたんです。ヘッドスピード的にポジション2が適正だと考えました。スピン量がご自身のクラブよりも少なくなったことで、弾道は必然的に低くなります。また、ボールの直進性が高くなったので、風の影響も受けにくく、球質自体が重くなりました。

林 勲

つかまったときの 弾道の強さと感触がたまらない!

傾向的に右に抜ける球が多くて、それを嫌がって球をつかまえにいくと、とんてもなく左へ引っかけてしまう。左が怖いので振りきれないのが悩みでした。

『EZONE Tri-G』は、球のつかまりが良く、それでいて左へのミスも怖くありませんでした。飛距離は魅力ですが、ミスが怖くて今までは調整してスイングしていましたが、このクラブなら思い切って振り切れそうな感じがあります。しっかりつかまるようになったとは言え、ここまで飛ぶとは思いませんでした。

鹿又氏コメント

林さんはヘッドスピードがかなり速いので、ポジション3でテストしてもらいました。圧倒的にスピン量が減るので、ボールの直進性はかなりアップしました。左へのミスを嫌がって、インパクトで調整することで右へのミスが出ていたので、このウエイトポジションなら思い切って叩いていけるはず。左が強くなくなれば、それだけ思い切ったスイングができるということ。適正スピン量を手に入れれば、誰にでもこれくらいの飛距離の伸びシロはあるということです。

鹿又氏 試打インプレッション

自分に適正のスピン量が出る ポジションを探せるのは アマチュアにとって非常に有益

構えたときのヘッドの印象は安心感が高く、ターゲットにスクエアにセットしやすいヘッドです。世界初という同心円ウエイトシステムは、どのウエイトポジションでも振り心地が変わらないという画期的なシステム。重心深度の変化により、自分に適正のスピン量を得られるというのが最大の目的です。

スピン量というのは確かに飛距離を伸ばすための重要な要素です。低スピン、高弾道が飛ぶと言われる球筋ですが、それが誰にでもあてはまるわけではありません。ヘッドスピードの遅い人が、低スピン系のヘッドを使えばドロップして、全く飛距離が出ないということも大いにありうることです。その点で、同じ振り心地で重心を変えながら、自分に適正のスピン量が出るポジションを探せるのはアマチュアにとって非常に有益なシステムと言えるのではないでしょうか。