金谷多一郎

1960年東京生まれ。日大ゴルフ部では主将を務め、84年にプロ入り後、87年にはプロ初優勝を果たす。卓越したスイング理論とギアに対する豊富な知識を持ち、現在は多くのメディアで活躍中。GDOではギアの定例企画「シャフト一刀両断」でもお馴染み。

ゲロンディーと聞いて、その名を覚えているゴルファーも多いはず。ゲロンディーは、1998年に307ccのチタンヘッドと48インチの長尺シャフトで発売された元祖・長尺ドライバーと言えるモデル。当時、ゴルファーに驚きの飛距離性能をもたらして大人気となった歴史的なモデルでもある。そのフォーティーンの記念碑的なモデルの名を冠し、現代の最新技術を駆使して、新時代の長尺ドライバーとして生み出されたのがこのニューモデルの『ゲロンディー』だ。
長尺ドライバーを長年開発してきたフォーティーンの経験をいかし、さらにドラコン競技からのフィードバックを取り入れ、インパクトのエネルギーを最大限に伝える『高エネルギー伝達効率』をもたらすことに成功。従来の長尺ドライバーの飛距離性能を超える革新的な長尺トライバーとしてここに誕生したのだ。

「450㎤のセミシャローのヘッドは、引き締まった顔つきで非常に構えやすいですね。フェース面にはブラックIP加工が施されていて、クラウンとの一体感があって精悍な印象を受けます。打ってみると高弾道かつ低スピン。伸びのある力強い弾道で、まさに激飛びです! 自分のヘッドスピードが、すべてパワーとしてボールに伝わっているのが感じられました。

ドライバーで最も効率的に遠くへボールを飛ばすことができる打点"撃芯"。この"撃芯"がフェース面センターとなるよう重心深度、重心距離、重心高さが最適化されています。これによって、クラブなりにスウィングするだけでオートマチックに"撃芯"でインパクトできるのが「ゲロンディー」の大きな特徴の一つですね。そして、マルチ肉厚カップフェースがルールぎりぎりの高反発と広いスイートエリアを提供してくれています。

純正シャフトの「MD-350JD」は47.75インチのルールぎりぎりのクラブ長さを持ち、その飛距離アップの効果は絶大です。さらにヘッドを加速させるようなシナリ特性があり、エネルギー伝達効率を高めるのに一役買っています。強振しても振り遅れることなく、ダウンスイングではしっかりとしなり戻り、フェースがスクエアな状態でインパクトを迎えることができますね。

最適"撃芯"位置の高機能ヘッド、ルールぎりぎりのクラブ長さ、ルールぎりぎりの高反発力、ヘッドを加速させるシャフトのシナジー効果によって『高エネルギー伝達効率』を実現し、今までにない飛距離性能を備えたドライバーに仕上がっています。このすごい飛びには本当に驚きました。

「打っていてもスゴイ飛んでいる感触がありましたが、計測結果はまさに『ゲロンディー』のエネルギー伝達効率の良さ、そこから生み出される飛距離性能の高さを証明する結果だと思います。エネルギー伝達効率というのは、弾道計測器の数値ではボール初速に表れます。一般的にボール初速が1m/sアップすると飛距離が約4ヤード伸びると言われていて、『ゲロンディー』は同スペックの従来モデルの長尺ドライバーより3.5m/sもボール初速が速い。これが長尺を超える革新的長尺の飛びの秘密なんですね」

石井貴大さん

フォーティーンのクラブ設計開発担当。
さらに飛ばせるドライバーを生み出すため自らドラコン競技に出場。今年、『ゲロンディー』で330ヤードを記録。

竹内佑太さん

身長172cm、体重62kgの小柄な体格ながら、ゴルフダイジェスト主催の「ドラコン日本選手権2013」で『ゲロンディー』を使って336ヤードを記録。

GelongD/ゲロンディー 製品データ

フォーティーン・ゲロンティー ドライバー

ヘッド体積 : 450㎤
ヘッド素材 : フェース/6-4チタン、クラウン/BF-11チタン

ボディ/BF-11チタン ネック/3-2チタン

ヘッド製法 : 4ピース複合チタンヘッド構造
重心距離 : 38mm 重心深度 : 38mm 重心高2 : 21.8mm
慣性モーメント : 4000g・㎠

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