最終更新日 2006年10月20日

感性に訴えかけてくる国産パターの名器
青木功、中島常幸、倉本昌弘、尾崎直道、加瀬秀樹、トム・ワトソン、フレッド・カプルス、アーニー・エルス…。歴代の名プレイヤーたちが愛して止まないという、国産のパターブランドがあるのをご存じだろうか?  そのブランドの名は、ヒロ・マツモト。今回は百戦錬磨のゴルファーたちを虜にする、そんなヒロ・マツモトのパターをご紹介することにしよう。
ヒロ・マツモト MG-03
イメージ   「トゥとヒールのウェートバランスがパーフェクトにできている」。フレッド・カプルスはかつてヒロ・マツモトの魅力について問われると、そう語ったという。そして、これまで完璧なバランスのパターには出会ったことがないとまで、絶賛した。
 マスターズを制した名プレイヤーにそこまで言わしめたパターは、いかにして誕生したのだろうか。その秘密を明らかにするには、ひとりの男の存在を抜きに語ることはできない。「パター造りの鉄人」とまで謳われた名工・松本宏幸、その人だ。
1967年に独立し、松本ゴルフ製作所を成立した松本は、当時セット売りのおまけ程度だったパターに注目する。いまのようにパターは重要視されておらず、国内にも「名器」と呼ばれるものは存在しなかった時代だ。だったら、自分が作ってやろう、そんな風に考えたのだ。そして、いつしか評判が評判を呼び、トッププロからハンドメイドのオリジナルパターの制作依頼が舞い込むようにまでなる。パターの魔術師・青木功もそのひとりだった。しかし、トッププロたちがこぞって松本のパターを選んだ理由は、どんなところにあるだろうか?
 トゥ&ヒールバランスタイプのパターの場合、ヘッド、シャフト、グリップなど、そのすべての重量とバランスが、ストロークのしやすさに直結してくる。軽すぎてもダメだし、重すぎてもスムーズにストロークができなくなってしまうからだ。振り子運動の効果を最大限に生かせるヘッドの重さがベストなのだ。そのため松本が選んだのが、削りだしによるハンドメイドという製法だった。ハンドメイドなら使い手に合わせて、微妙な調整を施すことができるからだ。
 また、松本はただパットが入るだけのパターでは満足しなかった。使うプレイヤーの感性に訴えるパターを目指したのだ。構えた瞬間にカップまでのラインやスピードがイメージでき、サッと打てる気にさせてくれる究極のパター。そのために素材を厳選し、ネックの形状や長さヘッドの立ち上がりなどに工夫を凝らしたという。ボールをヒットすると、マイルドで優しいタッチが手に伝わってくるのだ。
 そんな名プレイヤーたちを魅了したバランスの良さと繊細なタッチ。今度はあなたが試す番である。
  イメージ
ヒロ・マツモト  
(略歴)
松本宏幸・略歴
1941年  兵庫県姫路市に生まれる
1957年  森田ゴルフ入社
1967年  松本ゴルフ製作所を設立
1980年  松本のパターを使用していた青木功が全米オープンでニクラウスと死闘を演じる
1990年  「ヒロ・マツモト」ブランドが誕生
1991年  有限会社松本ゴルフを設立し、クラブの開発・製造に専念
●「ヒロ・マツモト MG-03」(松本ゴルフ)¥42,000 ⇒ご購入はこちらから
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