タイガーと同じスイングの持ち主が日本にもいた

―― 他人のスイングを見るのも自身のゴルフを上達させる有効な手段だと言います。他人のスイングを見る上でのポイントはありますか?

鷹巣 身長や体型に惑わされないことですね。例えば、タイガーは世界一美しいスイングの持ち主と言われていますが、実は日本のシニアプロにタイガーとそっくりのスイングをする選手がいるんです。シニアとして活躍されている佐藤精一プロです。多くの方がそれに気がついていない理由は、二人の身長差にあります。タイガーは188cmくらいありますが、佐藤プロの身長は160cm程度。その差は約30cm。するとどのように見えるのか。これだけ差があると、同じ角度でクラブを上げていても身長が低い方がフラットな軌道に、速いリズムに見えてしまうんです。
 昔からのゴルフファンならご存知でしょうが、佐藤プロは当時「早打ちマック」と呼ばれていました。あれは、あの身長がそう見せていたという部分が大きかったんです。

―― 鷹巣プロが考える「美しいスイング」とはどのようなものですか?

鷹巣 極力、体に負担がかからないスイングです。佐藤プロは腰をひねってボールを打つ負担のかからない振り方をしています。75歳を超える佐藤プロが今でも素晴しいボールを打つのは、そんなスイングをしているから。先ほどの話に戻りますが、ですから遼君は今のままではなく体の変化に合わせてスイングを変えていかなければいけないのです。

球が右に曲がるなら、次は左に曲げてみる

―― 宮里藍選手が昨シーズン、スランプに陥ったのは、その辺りに原因があるのでしょうか。

鷹巣 彼女は体に負担をかけるスイング、全身を思い切り使ってスイングするタイプ。クラブをシャットに上げる宮里選手のスイングだと、クラブを下ろす時にウエイトシフトをたくさんしなければうまくボールを捕らえられません。しかし疲れがたまってくると踏ん張りがきかなくなってしまうんですよ。この状態でスイングすれば引っ掛けてしまうし、それを嫌がり無理に体を使おうとするとスライスしてしまいます。昨シーズンのスランプは疲労が一番の原因と考えていいでしょうね。宮里選手の調子を見るにはフィニッシュでおへそが見えるかどうかをチェックするといいですよ。彼女のスイングでは、フィニッシュでおへそが見えるのはウエイトシフトがうまくできている証拠ですからね。

―― ところで、鷹巣プロは「ボールは曲げて打つもの」という持論をお持ちだそうですね。

鷹巣 最初から「真っ直ぐ打たなければいけない」と思うから余計ゴルフが難しくなるんです。タイガーだってボールが曲がってしまうんですから、アマチュアが真っ直ぐ打つのは相当困難なんですよ。右に曲がるなら次は左に曲がるボールを打ってみればいい。スライスする一番の原因は、ダウンスイングからインパクト、フォローにかけて体から左腕を離してしまうからです。左腕を体にくっつけたまま、手首を返して打てば、ボールは左に曲がります。まずは「どうすれば左右に曲がるのか」を知っておくこと。右、左と交互に打っていれば、その曲がり幅をどんどん狭めることができるようになってきます。右に曲がるなら、真っ直ぐ飛ばそうと思わずに左に曲げてみる。そうしているうちにストレートに近い球が打てるようになるはずです。


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