最終更新日 2007年12月20日

金谷多一郎流 パター選びの新基準

愛器と呼べるパターと出会いたい

プロゴルファーの中でもパターに関しては大きく2つのタイプがある。1つは、頻繁に替えるタイプと何十年も同じパターを使い続けるタイプ。パットの名手と呼ばれるプロは後者に多いようだが、では自分に合ったパターというのはどういう観点で選べばいいのだろうか。真っすぐ・転がりよく打てる機能性が大切ではあるが、メンタル面の要素でも結果が大きく変わるだけに、見た目、構えやすさという感覚的な要素が大きくなりそうだ。

ヘッド形状 ピンタイプ、L字。そして、現在の主流ともいえるマレットタイプ。特にマレットを後方に大型化したパターが全盛だ。ヘッド形状ごとに性能の違いがあり、フェースが真っすぐに動きやすいピンタイプ、アイアン感覚で打てるL字、重心が深く転がりの良いマレットという特徴がある。ヘッドを真っすぐ動かしやすくするためアライメントをつけたものも人気。
ヘッド素材 軟鉄、アルミ、ステンレス、カーボンスチールなど様々な素材が用いられている。現在は打感が柔らかいパターが良いパターという構図があり、打感が硬いステンレスよりも、軟鉄やカーボンスチールが主流。ボールヒット時の情報伝達力、打感の柔らかさから異素材をフェースにインサートしたものも増えている。
フェース加工 フェースに特別な素材を埋め込むインサート仕様のパターは、今では多くのパターで用いられている。代表的なオデッセイのツーボールは、ボールと同じ素材の樹脂を埋め込み爆発的ヒットの要因となった。インサート部分に軽い素材を用いることで重量配分の自由度が大きくなり慣性モーメントを高めることができ、ヒールトゥバランス構造にしやすい。その他、アルミやチタリウムなどの素材もある。また、フェース面に円形の溝をつけたミーリング加工で打感を柔らかくする手法もある。
クラブの長さ クラブの長さは18インチ以上48インチ以下という規定があるがパターの場合、上限はない。最近は中尺や長尺といったパターがプロツアーでも多く見られるようになった。振り子に近い動きでストロークできるのが特徴。腰への負担軽減を理由に長尺を選択する人もいる。通常のパターは、肩、腕、クラブの一体感を強く持つことができ、中尺、長尺は胸やお腹を支点に振り子運動のワンピースでヘッドを動かしやすくなる。
ネック形状 ピンタイプのパターに多いクランクネックタイプやヘッドセンターにシャフトが刺さっているセンターシャフト、スラントネックなどがある。ただしネック上部からソールまでは5インチという規定がある。特徴として分かれるのが、シャフト軸よりもフェース面が前に出ているか、出ていないかの差がある。クランクタイプのようにグース状になっているものは、ハンドファーストに構えてストロークするタイプにあっており、逆に真っ直ぐなシャフトのセンターシャフトタイプは、ヘッドを先行させてヒットするタイプにあっている。
グリップの形状 グリップは円形という規制があるが、パターだけはその横断面に凹みがなく左右対称であり、グリップの長さ全体にわたっておおよそ同形であれば、その横断面は円形でなくてもよい。また、パターには2つのグリップを付けることができる。 基本的には、背面があったほうが、ボールに対してスクエアに構えやすい。太さに関しては、これも好みだが、手首を使いすぎて困っている人は、太めが良い。手首の動きを抑えてストロークすることができる。

金谷多一郎のアイアン選びの新基準

ドライバーを使わないホールはあっても、パターを使わないホールは基本的にはありません。そして、14本のセットの中で最も使用頻度の高いクラブがパター。その頻度を統計的にみてみると、技術レベルに関係なくスコアの約4割がパット数になるということがわかっています。スコア別にイメージしてみると、平均スコアが70ぐらいのツアーのトッププレーヤーの平均パット数は28ぐらいです。この数字は18ホール中、平均して1パットが8回もあるというハイレベルな技術ということになります。また、どうしても100が切れないプレーヤーの場合は、なかなかパット数が40を切れていないのが現状です。練習場に通ってあくせく1人で練習するよりも、とにかく2パット平均を目指すことに着目した練習に時間をかけたほうが100を切れるようになると思います。

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選択のとき優先すべき機能は?

少ない練習時間の中で効率良く上達するためには、クラブの使用頻度に合わせて練習時間を割り振ることがポイントです。ゆえに、練習で一番長い付き合いをするのがパターということになるわけですね。いつも手元に置いていても心地よく、愛着のあるパターでなければ、なかなか長時間の練習には耐えられませんし、楽しくもありません。ですから、選択すべき優先条件は優れた機能を考える前に、そのパターのお気に入りの度合いを考えてみてください。
そのお気に入りのパターを探し出すための一つの方法は、自分のルーツにのっとったオリジナルスタイルのパターを思い出すと良いと思います。自分にとってのルーツになるパターはどの形なのか。それは、自分のゴルフ歴の中で最初の頃に出会って長い間慣れ親しんだ、一番使いやすく、良く入った思い出のあるパターなのです。皆さんも思い浮かべてみると、どんなパターだったか思い出される方が多いのではないでしょうか。そのパターの形や構造をはずさずに、最新のテクノロジーを加味して選んでいけば、とても打ちやすく使い心地の良いパターにめぐり合うことができるでしょう。

使用するパターの長さを選ぶ基準は?

最近では長尺や中尺パターを良く見かけるようになりましたが、長さを選ぶ基準は、全体のクラブセットとのバランスを考えることです。一般に35インチ前後のパターの場合は、ウェッジとほぼ同じ長さですから、そのウェッジの仕様に合わせるようにしなくてはなりません。
パターがウェッジ類と同じ長さなら、ほぼ同じ総重量でバランスも合わせたほうがストロークしやすいはずです。ウェッジよりも短いパターを使いたい場合は、その短くする度合いに応じて、ウェッジよりもだんだんと総重量もバランスも重くしていかなくては、スイングと同じテンポでフィーリング良く打てません。ですから、軽量カーボンシャフトのアイアンをサンドウェッジまでそろえている人で、パターのシャフトがスチールで重い場合は、33インチ前後の短めのパターのほうが、重さとバランスが合ってストロークしやすいわけです。ウェッジと同じぐらいの長さでストロークしたければ、シャフトをアイアンと同じような軽量カーボンシャフトに変えて、ウェッジと同じ重量とバランスにすることをおすすめします。
これだけ使用頻度の高いパターだからこそ、ドライバーのリシャフトなどにこだわる前に、パターのチューニングを心がけたほうが、よりスコアメイクが良くなるのではないでしょうか。

パターでも慣性モーメントは本当に大切ですか?

以前、ゴルフ雑誌でおもしろい企画を提案させていただきました。それは、メジャートーナメントの参加選手が使っていたパターを勢揃いさせて試打をし、そのパターの特徴を検証するというものです。
いろいろと集められたパターを見てみると千差万別でした。形や重さ、長さだけではなく、重心の位置や素材、慣性モーメントに至るまで、こんなにも違うものなのかとビックリしたのが第一印象です。
それを物語るように、実際のプレーヤーのパッティングスタイルはそれぞれ個性的で、全ての人が直線的なストロークをしているわけではありません。ですから、最新の機能を備えた流行のパターに飛びついて打ち方をそれに合わすのではなく、自分自身のパッティングスタイルをきちっと検証して、それに合ったパターの形や構造を優先的にまず選ぶことが大切です。ただ、ほとんどのニューモデルパターに共通する新機能は、ドライバーなどの傾向と同じように従来のものよりも慣性モーメントが大きくなり、パターの芯の面積が広がってミスヒットに強くなっているところですから、多少芯をはずしてストロークしてしまっても、ほぼ同じ距離だけ転がってくれるので、パッティングがよりやさしくなってきているのは事実です。このような意味合いにおいて、ミート率に自信のない方はその恩恵にあずかるためにも慣性モーメントはパターでも大切な要素となっています。

金谷多一郎プロ
84年プロデビュー。87年伊香保国際オープン優勝。日大時代はゴルフ部主将を務めた。トーナメント解説やレッスン、クラブ試打評価など広く活躍。豊富なクラブ知識を活かしてクラブ開発にも携わる。1960年、東京生まれ。


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