ボクにはゴルフに夢中な仲間がいます! 2008.8.21 公開

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ボクにはゴルフに夢中な仲間がいます!

「遠藤章造ゴルフバカ・Invittational Match 1.5Round」を通して仲間と集う楽しさを追った。

毎月1回「1.5ラウンド」の“試合”

「遠藤章造ゴルフバカ」は、人気お笑いコンビ「ココリコ」の遠藤章造さんを中心にしたグループだが単純に有名芸能人を囲む集まりとは全く性格が異なる。というのも文字通りゴルフバカを自任する24人のゴルファーたちの集まりなのだ。昨年6月に3組で発足、ほぼ月に1度のペースで1.5ラウンドのコンペを開いているうちに類が友を呼ぶ形で徐々にメンバーが増え、今年の1月からメンバー24人を固定した「遠藤章造ゴルフバカ・Invitational Match 1.5Round」として整備されてきた。

毎月1回、関東のゴルフコースを選んで、1.5ラウンドのストロークプレーで競う。1.5ラウンドだから開催は平日。最高18(女性は36)までの持ちハンデ戦で順位を決定、優勝者が24ポイント、以下順位が下がるごとに1ポイントずつ下がり、年間7回以上の参加者のなかから獲得ポイントで総合優勝を決めるという方式。優勝のほかにメンバーの投票で年間MVPも選出する。ハンデは2ヶ月に1回、その時点でのポイント上位5人と下位5人について1割ずつの増減。ハンデ改正でポイント差が広がり過ぎない。1回のラウンドで終わらないから緊張感が持続するし、目標がなくならないから練習の熱も冷めない。また、メンバーが固定だけにライバル心も一段と刺激されるというわけだ。

 

ゴルフ好き、真剣、上達志向の24人

メンバーは、「ゴルフが上手くなりたい」という遠藤さんが、自分の周りのゴルフ好きに声を掛けてできた「ゴルフバカ」の輪に集った男性22人、女性2人。メンバーは、31歳から64歳までで、その顔ぶれは実に多彩だ。ゴルフショップ経営者、クラブ用品メーカーというゴルフ関係をはじめ、テレビ制作会社、タクシー運転手、新聞販売店主、内装業、カリスマ美容師、運送会社、自動車セールス、ラーメン店主、ファッション業界など平日に休みが取りやすい人たちで、なかには、プロゴルファー、フライ級ボクシングの日本チャンピオンや十種競技の日本記録保持者といった筋金入りのアスリートもいる。そして当然(?)会社に内緒で参加しているサラリーマンも。全員に共通するのは、ゴルフを半端でなく好きであること、真剣にスポーツとして取り組んでいる、そして上手くなりたいという意欲にあふれているという点。プロゴルファーやプロ野球OB、芸能人など毎回1,2人のゲストはいるが、「遠藤章造ゴルフバカ・Invitational Match 1.5Round」に参加できるのは基本的にメンバーだけ。メンバーたちは、コンペではなく「試合」と呼んでいる。

骨折してもやる“ゴルフバカ”逸話集

ゴルフバカの集団だけに、エピソードも豊富だ。その一端を紹介すると-

  • 手首を剥離骨折してクラブを満足に振れないのに参加した
  • 車で片道4時間半もかけて茨城県日立那珂から山梨での試合に参加した
  • 手作りでゴルフバカのオリジナルポロシャツを作成
  • 普段は現場に出ないのに試合参加の前だけは、若い従業員に混じってせっせと現場の仕事をして大阪から参加する運送会社社長
  • 試合のために会場となるコースで4日間も連続して練習ラウンド
  • 90台のグロスで毎回ビリになっているにもかかわらず自分のプライドが許さない、と「2」のハンデを設定し直すのを嫌がり、最近では80台前半でまわるようになった
  • 目玉のバンカーショットで番手を巡り彼氏とケンカになったラブラブカップル

この他、他流試合で実力をつけようと200名規模のオープンコンペに参加して優勝、大型テレビをゲットしたという人も。試合後のパーティを終え、帰宅途中にコース近くの練習場に立ち寄るなんてことはメンバーにとって、むしろ当然のようなものだという。取材した7月の試合当日も左手首に怪我をして包帯姿のメンバーが、平然と片手でラウンド。順位はブービーメーカーという結果だったが、54・48(この日は雷雨で1.0R)というスコアだから凄い。さらに凄いのは、片手ラウンドをメンバーの誰もが違和感を抱いていないことだ。

コースの外でも交流を楽しむ

「遠藤章造ゴルフバカ」は、コース以外でもメンバー同士が三々五々親しく集い、練習したり飲み会でゴルフ談義に花を咲かせる。幹事役の清水朗友さん、盛岡保さんに話を聞いた。遠藤さんや幹事も月に2,3回は集まりゴルフの話題で盛り上がるが、「大抵は遠藤さんがテーブルの上の食器を横にずらし、紙を出して会の運営についての“会議”が始まり、そのあとは決まって近くの練習場に出向くことになります」。自宅や職場が近いメンバー同士が集まって練習やラウンドするのはもちろん、誕生日を理由に集まることもあるという。

片手シングルの上級者が10人以上もいる猛者の集まりだけに普段の練習でもコーチには事欠かない。雷雨のため18ホールでの競技になった取材当日の試合は、メンバーのアイドル的存在でもある梨江さん(ハンデ36)が、49・44・ネット57というスコアで優勝した。梨江さんは今年のはじめには130前後のスコアだったのがメンバーでもあるプロゴルファーの山崎第一郎さんらにアドバイスを受けながら猛練習した成果だという。この日のベスグロは、34・38だったが、過去の試合では69で回ったツアープロがベスグロを取れなかったこともあるというから凄い。

メンバーからパワーをもらえる

表彰式・パーティは、気の合う仲間の集まりのうえ遠藤さんの司会だけにコースでの真剣さとは打って変わって爆笑の連続。しかも会場の雰囲気は有名人とその取り巻きではなく、全員が肩書きを脱ぎ捨て親しいゴルフ仲間という息吹だ。ゲスト参加のジャイアンツOB、元木大介さんや遠藤さんとインパルス・堤下敦さんの軽妙な掛け合いもある豪華なゴルフコンペのパーティは、傍目に見ていても楽しく、また羨ましくもなるひと時。やはり同じ趣味を通じて集まるのは、格別の楽しさに満ちている。

清水さんは「私自身、遠藤さんと知り合う前は120ほどの腕前でしたが、遠藤さんに追いつこうと練習、ラウンドを重ねるうちに80台をコンスタントに出せるようになりました。今年1月の試合ではホールインワンも達成しました。ゴルフライフの充実はもちろんですが、仕事の意欲など生活全般がハリを持ったというか、パワーを遠藤さんをはじめとしたこの会のメンバーからもらっている気がします」という。

盛岡保さん
盛岡保さん

清水朗友さん
清水朗友さん


右が清水さん

 

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