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第1回 ゴルフルールブックの第1章は
「コース上での礼儀」です
いくらスコアがよくても、せっかくかわいいウエアを着てても
エチケット&マナーを知らないとカッコ悪い!というのがゴルフです。
私がゴルフを始めた20年くらい前(すごい昔ですが……)は、
コースに行ったらブレザー着用でお行儀よく!
出会った人にはとりあえず挨拶!
ゴルフプレーでは周りに迷惑をかけない!
とゴルフプレー以外のことにもドキドキしながら
コースにいったものでした。
最近ではゴルフがカジュアル化していき、
寛大なコースも多くなってきていて、
厳しいことを言われることも少なくなってきていますが、
ゴルフは歴史のあるスポーツ、フェローシップ委員会が
しっかりしていて厳しいドレスコードなどを掲げている
コースもたくさんあります。
名門コースに誘われたり、目上の方とプレーする機会があっても
戸惑わないように、日ごろから習慣づけておくとよいですね。
◆「エチケット&マナー」とは
日本ゴルフ協会が毎年、発行している
「ゴルフ規則書(ルールブック)」の第1章には、
ゴルフが「礼儀(エチケット)と行儀(マナー)の大切さ」を
抜きにしては成り立たないスポーツだとうたわれています。
「エチケット&マナー」はルールよりも大事なものであり、
尊重しなくてはいけないものなのです。
なぜなら「ゴルフのマナーが守られれば、プレーヤーがみな
ゴルフを最大限に楽しむことができるから」です。
その内容は
1つ「危険防止」、
2つ「他人への思いやり」、
3つ「コースの保護」、
4つ「プレーの公平」。
と4つの柱で構成されています。
プレー中、困った時、迷った時は
これらを照らし合わせて判断してみて、
他のプレーヤーも気持ちよく楽しいゴルフができるように
自分に恥じない プレーを心 がけましょう。
エチケット・マナーの基本を頭に入れておけば
様々な状況の時の判断もスムーズになり、
全体のリズムもよくなるので上達も早いはずです。
とはいっても初心者は上手くいかずバタバタしてしいますが、
そんな時でもきちんと「エチケット&マナー」を守って
キビキビとプレーをしていれば気持ちよく感じます。
「またぜひご一緒に♪」と言われる
誘われ上手なゴルファーになるために心得ておきましょう。
次回からは陥りがちなケースを具体的にピックアップしていきます。
ゴルフはすぐに上達しないが、
『マナーのシングル』には今日からなれるよ。
~ By 赤星四郎