タイガー・ウッズがマスターズ以来の登場になるのが16日開幕の全米プロ。大会期間中は自身が所有するゴージャスなヨットに宿泊してメジャー連勝に挑むが、そのヨットのゴージャスぶりが話題だ。
ヨットと聞いてわれわれが想像するものとは全く違うのがタイガー所有、その名も「プライバシー号」。価格は23億円超で、維持費だけでも年間2億円は下らないという。
約600平方メートルの船内には21人宿泊可能で、9人のクルーの経費が維持費の2億円に含まれている。ジムはもちろんジャクジー、映画館、スカイラウンジバーなどを完備。桜材や大理石をふんだんに使用した内装は白の絨毯と白い絹の壁紙を配すなど、贅の限りを尽くしている。
メジャーの宿泊場所として「プライバシー号」が初めて使われたのは06年ウィングドフットで行われた全米オープン。最近では、昨年シネコックヒルズで開催された全米オープンの際にロングアイランドに停泊中の「プライバシー号」に宿泊。「ディンギー(ヨットのこと)はコースの周りの慢性的な交通渋滞に悩まされずに済むから便利なんだ」とタイガー。
11年には前妻エリンさんへの慰謝料を工面するため、豪華ヨットを売ることも検討されたというが、結局売却を免れ、現在も絶賛稼働中だ。
目下ヨットは全米プロが開催されるベスページブラックコースに程近いオイスター湾に停泊中。米サイトによるとタイガー本人はホワイトハウスでの自由勲章授与式の後、乗船したのではとのこと。
船丸ごとプライベートな空間なのだから、ホテルのスウィートルームよりずっと快適なのだろう。ストレスがないぶんゴルフに集中できる環境も整うはず。メジャー連勝、ツアー最多勝、そしてニクラスが持つメジャー最多勝利「18」を目指すタイガーにとって「プライバシー号」は欠かせない相棒!?
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