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'96 BRITISH OPEN

ロイヤルリザム&セントアンズ..7/19-7/22


丸山、大健闘の14位。優勝はトム・リーマン。(7/22)


崩れるかにみえたリーマンが、しかし冷静なプレーでトップの座を守り切った。アウトを5アンダーで走ったカプルスも後半は自滅。本命といわれたファルドも思ったところでパットが入らず、結局は一人相撲で土俵から出てしまった感がある。

全英オープンには珍しい好天の4日間、日本の丸山茂樹、田中秀道は最後までよく健闘した。とくに丸山は最後まで大きく崩れることなく5アンダーにとどまり、来年の出場権を自力でかちとった。若者のパワーはすごい。

優勝 -13   トム・リーマン             67 67 64 73
2位 -11    アーニー・エルス           68 67 71 67
       マーク・マッカバー         67 69 71 66
4位 -10    ニック・ファルド           68 68 68 70
5位  -8   マーク・ブルックス         67 70 68 71
       ジェフ・マガート           69 70 72 65
7位  -7   フレッド・カプルス         67 70 69 71
       グレッグ・ノーマン         71 68 71 67
               他

14位  -5   丸山茂樹                   68 70 69 72

33位  -1   田中秀道                   68 70 70 75

最終結果の詳細はGolfWebの速報ページでごらんください。



丸山、7位。田中は11位をキープ。まだまだ期待は残る(7/21)


感動ものだ。丸山茂樹は3日目も2アンダーをマークしてトータル6アンダーの7位グループ。田中秀道もボギー先行のゴルフながら1アンダーとがんばって5アンダーの11位グループ。首位には大差が開いているが、展開しだいではまだまだ楽しみがいっぱい残る状況だ。

トップのリーマンは15アンダーと完全独走態勢に移っているが、はたして最終日もこのまま走れるか。スンナリ決まった例は少ないだけに、もしメジャーにつきもののアクシデントでも起きてトップが崩れでもすると、あとは大混乱の戦国時代になる。もちろん本命はファルドということになるだろうが、ひょっとしたらと、日本の2人にも期待したくなる最終日だ。

ちなみにジャック・ニクラスは77を叩いて大きく後退。やはり無理だったか。

3日目の上位結果
 
1位 -15   トム・リーマン             67 67 64
2位 -9    ニック・ファルド           68 68 68
3位 -8    ビジェイ・シン             69 67 69
       マーク・ブルックス         67 70 68
5位 -7    アーニー・エルス           68 67 71
       フレッド・カプルス         67 70 69
7位 -6   丸山茂樹                   68 70 69
       マーク・マッカバー         67 69 71
       ダレン・クラーク          70 68 69
       スティーブ・ストリッカー   71 70 66
11位 -5   田中秀道                   68 70 70
       ポール・マッギンリー       69 65 74
       マーク・オメーラ           67 69 72
       ローレン・ロバーツ         67 69 72
       カール・メイソン           68 70 70
       ロッコ・メディエイト       69 70 69
       ブラッド・ファクソン       67 73 68

ズラリとアンダーパーが並ぶ、このスコア。まるで全英オープンじゃないみたい。


田中、丸山、好位置で決勝へ(7/20)

田中秀道が2日目パープレーで踏みとどまっている。丸山茂樹がひとつ貯金を伸ばしている。そしてあのジャック・ニクラスが66をマークして首位に1打差。ロイヤルリザム&セントアンズはアトランタにも劣らず沸き立っている。

現在のトップはトム・リーマンとポール・マッギンリーの8アンダー。7アンダーグループにはアーニー・エルス、ピーター・ヘッドブロム、そしてジャック・ニクラス。

更に6アンダーにはニック・ファルドやコーリー・ペイビン、マーク・オメーラなどのビッグネームが顔を並べ、5アンダーにはフレッド・カプルス。田中秀道、丸山茂樹は4アンダー集団の16位タイ。そうそうたるメンバーが上位にのこって、楽しみな展開になっている。

全英オープン名物の寒さも風もない2日間、選手はバーディを重ねて、このままなら2ケタアンダーでの優勝あらそいになりそうな様子だ。


刻々と変化する状況はGolfWebの速報ページでごらんください。


ジャック・ニクラス(56歳) の全英オープン

   開催年     順位   開催コース

  1962年  34位タイ トルーン
  1963年   3位   ロイヤルリザム&セントアンズ 
  1964年   2位   セントアンドリュース 
  1965年  12位タイ ロイヤルバークデール
  1966年   優勝   ミュアフィールド
  1967年   2位   ホイレイク
  1968年   2位タイ カーヌスティ 
  1969年   6位タイ ロイヤルリザム&セントアンズ 
  1970年   優勝   セントアンドリュース
  1971年   5位タイ ロイヤルバークデール
  1972年   2位   ミュアフィールド
  1973年   4位   トルーン
  1974年   3位   ロイヤルリザム&セントアンズ 
  1975年   3位タイ カーヌスティ 
  1976年   2位タイ ロイヤルバークデール
  1977年   2位   ターンベリー
  1978年   優勝   セントアンドリュース
  1979年   2位タイ ロイヤルリザム&セントアンズ 
  1980年   4位タイ ミュアフィールド
  1981年  23位タイ ロイヤルセントジョージズ
  1982年  10位タイ トルーン
  1983年  29位タイ ロイヤルバークデール
  1984年  31位タイ セントアンドリュース
  1985年   予選落ち ロイヤルセントジョージズ
  1986年  46位タイ ターンベリー
  1987年  72位タイ ミュアフィールド
  1988年  25位タイ ロイヤルリザム&セントアンズ
  1989年  30位タイ トルーン
  1990年  63位タイ セントアンドリュース
  1991年  44位タイ ロイヤルバークデール
  1992年   予選落ち ミュアフィールド
  1993年   予選落ち ロイヤルセントジョージズ
  1994年   予選落ち ターンベリー
  1995年  79位タイ セントアンドリュース
  1996年    ?   ロイヤルリザム&セントアンズ


田中秀道、丸山茂樹が好スタート(7/19)

やるかも知れない、というぼんやりした期待を、見事にかなえてくれたのが田中秀道と丸山茂樹。

過去2回、このコースで勝利しているセベ・バレステロスと一緒にまわった田中は、アウトで4つのバーディをねじこみ、しかもノーボギー。会場をわかせた。

またジャャック・ニクラスとプレーの丸山茂樹は1イーグル、3バーディ。おしくも15番でダブルボギーを叩いたため3アンダーにとどまったが、期待は充分。

田中秀道は、ヒースロー空港で「ほんとうにプロゴルファーか」と足止めをくらったそうだ。で、田中ってどんな 人か、蛇足を承知で紹介しておきます。

たなかひでみち
1971年(昭和46年)生まれ。25歳。
身長166センチ、体重58キロ
血液型はB
出身は広島県。県立瀬戸内高校卒業
趣味はカラオケ
11歳からゴルフを始めて、卒業後は兵庫県で研修生。1991年にプロ入り(受験4回)
昨95年のフィリップモリスで尾崎将司、尾崎直道らとせりあって初優勝。一気に開花した感じのプロだ。

さて、2日目はどうかな。すごく楽しみになってきた。トップはポール・ブロードハーストの6アンダー。4アンダーグループにはカプルスやオメーラ、リーマンなどすごい連中がひしめいているけど。

ちなみにGolfWebでは田中秀道、丸山茂樹の自筆スコアカード (初日)が見られるよ



全英オープンに6人が挑戦する(7/17)

今年、全英オープンに出場する日本のプロは6人。
昨年の賞金ランク上位の資格で出場する東聡。丸山茂樹。

そして今年の賞金ランキングから選ばれたのは田中秀道、飯合肇、福永和宏、金子柱憲。
マーターズや全米オープンの場合は、はなっから強いプロは強い、弱いプロは弱いという(当たり前の)印象が強いのだが、こと全英に限っては昨年の友利のように、何が起きるかわからない部分がある。

全員が枕をならべて予選落ちしても不思議ではないし、ダークホースが大活躍してもおかしくはない。昨年のように日本のファンを興奮させてくれる男が出てくれるかどうか…。オリンピックと重なって、悩ましい1週間になりそうだ。

舞台はロイヤル・リザム&セントアンズ

ロイヤルリザムはイングランド、ブラックプールの近く。さすが英国の田舎!というほどの風光めいびな場所でもない。周囲に市街地がせまっている。コースに評価に関しても、素晴らしいというゴルファーもいるし、中にはちょっとね、と首をかしげる人もいる。

そんなことより、ここは1926年、初めて全英オープンの開催コースとして加わり、その年にボビー・ジョーンズが初優勝したコースとして知られている。

所在地は内陸。しかしコースそのものは、どうみてもリンクスだろう。これまでに8回、全英オープンが開催された。最初の優勝者は、ボビー・ジョーンズだが、以後はボビー・ロック、ピーター・トムソン、トニー・レマ、トニー・ジャクリン、ゲーリー・プレーヤー(例の、パターで左打ちしたときだ)、セベ、バレステロス(荒れ球のセベだった)。セベはもう一度、1988年の大会でも優勝している。

正確に数えたわけではないけれど、英米人以外の優勝が、どうも多いような気がする。 だから日本人が、という気はないけど、なんか面白い。

スタートホールはパー3。ちょっと珍しい。例によって、小さなバンカーがやたら散らばっている。見た目にやさしいが、タフなコースという評判だ。ちなみにリザムという町とセントアンズという町をいっしょにして、そこにロイヤルの冠がついて、ロイヤル・リザム&セントアンズという長い名称になった。

写真左上は17番わきにあるジョーンズの記念碑。
右は17番パー4。左下は9番ショートホール


ロイヤルリザム&セントアンズでの過去の優勝者
優勝スコア2位
1926年 R.T.ジョ−ンズ 291アル・ワトラス
1949年 ボビ−・ロック 283 ハリ−・ブラッドショ−
1958年 ピ−タ−・トムソン 278 デイブ・ト−マス
1964年 トニ−・レマ 279ジャック・ニクラス
1969年トニ−・ジャクリン280ボブ・チャ−ルス
1974年 ゲ−リ−・プレ−ヤ282 ピ−タ−・ウ−スタ−ハウス
1979年 セベ・バレステロス283 クレンショ−/ニクラス
1988年 セベ・バレステロス273 ニック・プライス
1996年

Royal Rytham & St.Annes
ホール距離パー
12063
24374
34574
43934
52123
64905
75535
84184
91643
OUT333035
ホール距離パー
103344
115425
121983
133424
144454
154634
163574
174674
184144
IN356236


Royal Rytham & St.Annes

当ページでは、特に全英オープン速報は掲載しません。
刻々と変化する状況はGolfWebの速報ページ でごらんください。
また日本語によるかんたんな結果報道も折にふれて掲載する予定です。



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