進化した最新ドライバーで最大飛距離を手に入れろ!

ドライバーが再び長くなっている!? メーカー各社から発売されたニューモデルの中に、「長尺」モデルが増えてきた。長尺ドライバーといえば、90年代にブームが起きたが、「ミート率が悪い」「クラブが重く他のクラブとの兼ね合いが悪い」という理由から廃れていった経緯がある。

では何故、今再び「長尺」なのだろうか?
08年にヘッドの反発係数が規制されたことは記憶に新しいが、それ以外でも例えばヘッド体積や慣性モーメントなど、細部に至るまでゴルフクラブには様々な規制がある。そして、反発係数、ヘッド体積、慣性モーメントという要素ではルール限界までの性能を搭載したクラブが発売されているのが現状だ。そんな中、シャフト長さの規制は48インチだが、現在の主流は45インチ超程度で、ここにはまだ開発の余地があると注目されているのだ。

長尺シャフトのメリットは、何といっても「飛距離アップ」にある。あるデータによると、シャフトが1インチ伸びれば、ヘッドスピードは1メートル/秒アップ。キャリーにして約5ヤード伸びる計算になると言われている。個人差はあるものの、物理的に飛距離アップが約束されるのだ。

そして、長尺ドライバーが敬遠されていた問題も、技術開発が進んだことで改善された。ヘッドの軽量化によってクラブバランスを調整することが可能になり、クラブが重すぎる問題は解決。また、ミート率が悪いといわれていた問題も、スイートエリアの拡大、シャフト性能の向上でクリアされた。また視覚的にも、ヘッドの大型化で投影面積が大きくなったことから、シャフトの長さが気にならなくなった。つまり、「長尺」という違和感がなく、今までと同じ感覚で使えるクラブが登場しはじめたのだ。現在の長尺ドライバーは、われわれゴルファーの飛距離アップの強い味方というわけだ。

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