FOURTEEN GDO
打点が揃う!安定感がいい! 「グースネックで育った方へ」 待望のグースネック仕様ツアーウェッジ登場 RM-22 J.SPEC 金谷多一郎プロ かなたに・たいちろう 1960年東京生まれ。日大ゴルフ部では主将を務め、84年にプロ入り後、87年にプロ初優勝を果たす。卓越したスイング理論とギアに対する豊富な知識を持ち、現在は多くのメディアで活躍中。GDOの定例企画『クラブ一刀両断』でもお馴染み。 ツアープロが使うウェッジは、すべて出っ刃形状のストレートネックだと思われがちだが、実はグースネックタイプのウェッジの愛用者も多い。なかにはストレートネックのウェッジをわざわざ調整して、グースネックにして使っているプレーヤーもいるほどだ。そんな中、フォーティーンから登場した『RM-22 J.SPEC』は、ツアーモデルのRMシリーズ初のグースネック仕様のウェッジ。ツアープロの要望に応える『RM-22』の性能を継承しながらもグースネックにしたバージョンだ。金谷多一郎プロに、その性能を検証してもらった。 グースネックのウェッジが待ち望まれる理由とは?

「かつて、ウェッジはグースネックが主流だった時代がありました。しかしながら、アプローチショットの多様化、球が沈みがちな洋芝やタイトなライからボールを拾うために、ストレートネックの出っ刃形状のウェッジが好まれるようになりました。
そうは言っても、ストレートネックが誰にでも合うわけではなく、ツアーにはこれまで慣れ親しんだグースネックを使い続けているプレーヤーが少なからずいたのも事実。グースネックと聞くと、アベレージ向けのクラブだと思われがちですが、決してそうではありません。フェアウェイでもボールが浮きやすい日本の高麗芝には、むしろグースネックのほうが合っていますし、グースネックウェッジで育ったプレーヤーにとっては、たとえ洋芝であってもグースネックのほうがピンに寄せる球筋のイメージを出しやすく、良い結果が得られるものです。何を隠そう、私自身もそんなプレーヤーのひとりです。『RM-22 J.SPEC』は、フォーティーンの最新の技術を搭載しつつグースネック仕様にしたツアーウェッジ。まさに、グースネックで育ったゴルファー待望のモデルです」RM-22の詳細はこちら

HEAD
グースネックのウェッジで育ったプレーヤーには、とても安心感が得られるヘッド形状。
自分がイメージするとおりに、ボールを運べそうな構えやすさを備えています。
『RM-22 J.SPEC』に採用されているのは、どんなライからでもオールマイティに使える「レギュラーソール」。トゥからヒール全体にラウンドしていて、刺さりすぎず、抜けすぎない。フェースの開閉をしやすく、上級者が持つテクニックを存分にいかせます。
SOLE
BLADE
ブレードの上部に厚みを持たせたフォーティーン独自の「リバースマッスル設計」を採用。
ツアーセッティングの強いラフにも負けない高い安定性を発揮し、精度の高いアプローチをもたらしてくれます。
FACE

高精度なフェース溝「新・台形スコアライン」を採用。
溝の深さ、幅、間隔を最適化して高い平面精度を誇る「鏡面ミーリング」もRM-22から踏襲。
フォーティーンならではの安定した高スピン性能を受け継いでいます。

RM-22 J.SPEC 58°
フェアウェイからのApproach Shot フェース向きを合わせやすく、ボールを運ぶイメージで打てるから、思ったとおりの弾道とスピンで寄せられる

「グースネックウェッジの良さは、構えたときにフェース面がどこを向いているか分かりやすいところです。ネックから少し後方にリーディングエッジがあることで、特につま先上がり、つま先下がりなどの傾斜地では、ターゲットに対してフェースの向きを正確にセットしやすいですね。
ボールをフェースで包み込むイメージが沸くのも、グースネックならではの魅力です。『RM-22 J.SPEC』なら、ボールをヒットするのではなく、自分が思ったところにボールを運ぶイメージで打つことができます。実際に30ヤードのアプローチでも、自分が思ったとおりの高さと距離感でボールを運び、2バウンド目でスピンを掛けてピタリとピンに寄せることができました。
テクニックを発揮しやすく、何度打っても同じアプローチショットが打てる。
その操作性と再現性の高さは、フォーティーンのツアーウェッジならではの性能です」

Bunker Shot 万能なレギュラーソールとグースネックの組み合わせで、高さとスピン量を調整しやすい

「アゴが高く、グリーンエッジからピンまでの距離が短い。バンカーショットとしては難しいシチュエーションです。フェースを開いて打つショットが必要ですが、そんな状況でも、グースネックの『RM-22 J.SPEC』は高さとスピン量を調整するイメージが沸きます。フェースを開いたときにバンスをどのように使うかイメージしやすいですね。『RM-22 J.SPEC』に採用されているレギュラーソールは、バンカーショットでも万能に働いてくれます。自分が想定したとおりにバンスが砂を弾いてくれて、ピンに寄る最高のバンカーショットを打つことができました」

ラフからのApproach Shot ダルマ落としのミスが出づらく、何度打っても毎回ボールを正確にヒットできる

「ラフからのアプローチは、球がどのぐらい芝に沈んでいるかによって高さやスピン量が変わってしまう難しいショットです。今回はフェースを少し開いて、高い球でピンに寄せたいシチュエーション。なおさらフェースがボールの下をくぐってしまう“ダルマ落とし”のミスを警戒しなければいけません。こういった状況でも、グースネックの『RM-22 J.SPEC』は圧倒的に使いやすく球筋がコントロールしやすい。同じライから何度か打ちましたが、自分がボールを当てたいスコアラインの下から3本目で毎回正確にヒットして、イメージどおりの高さと距離感でピンそばにボールを運ぶことができました。
ラフからでもミスの確率が少なくて寄せやすいのも、『RM-22 J.SPEC』ならではの魅力です」

RM-22 J.SPEC 52°
どんなライからでも構えやすくグリーン周りでも使いやすい

「52度は、きっちりと100ヤード前後のフルショットを打てるのはもちろん、80ヤード前後のハーフショットやグリーン周りのアプローチでも使えるモデルです。例えば、グリーンにキャリーさせてからランを多めに出すピッチショットを打ちたい場合でも、『RM-22 J.SPEC』の52度はとても打ちやすい。それはフォーティーン独自のヘッド設計と溝設計によって、いつも安定してヘッドが動き、どんなライから打ってもスピン量が変わらないからです。ターゲットに対して構えやすく、イメージを出しやすい。使うシーンが幅広くなる52度のウェッジです」

RM-22 J.SPEC 46°
120ヤード前後のPWの距離を弾道とスピン量をコントロールして打てるローロフトウェッジ

「『RM-22 J.SPEC』には、PGAツアーでも主流になっているローロフトのウェッジが用意されています。ロフト角46度のモデルはツアータイプのアイアンセットではPWに相当するモデルです。アイアンセットのPWよりもローロフト・ウェッジが優れているのは、ウェッジならではのソール形状や溝の設計によって球筋をコントロールしやすいところ。120ヤード以上のショットでも、上級者が弾道とスピン量をコントロールしてピンをデッドに狙い打ちできます。飛距離を重視した“飛び系アイアン”ではPWの下の番手として追加したいモデルですね。」

グースネック仕様のツアーモデル 「RM-22 J.SPEC」の金谷プロ検証コメント

「ストレートネックの『RM-22』は、ボールが沈んだライからでもキレイに拾っていきやすいのが特長です。どちらかというとロフトなりにボールを上げて、高い球でピンに寄せたい人に向いています。
グースネックのウェッジでゴルフを覚え、グースネックとともに育ってきたゴルファーには、『RM-22 J.SPEC』がオススメです。球筋のイメージを出しやすく、扱いやすく感じるはずです。また、グリーン周りのアプローチで、出球を低めに出してスピンを掛けて止めるショットを打ちたい人にも『RM-22 J.SPEC』が合っています。『RM-22 J.SPEC』は、グースネックだから操作性が悪いということは決してありません。構えてみて、自分が球筋のイメージを出しやすいかどうかでモデルを選ぶべきです。ツアーウェッジにこういった選択肢が増えたことは、ゴルファーとしても、とても喜ばしいことですね」

RM-22 J.SPEC

■ヘッド:鍛造ニッケルクロムモリブデン鋼(鏡面ミーリングフェース)
■仕上げ:ニッケルクロムメッキ・パールサテン仕上げ
■シャフト:①DYNAMIC GOLDスチールシャフト(WEDGE/132g)
      ②N.S.PRO 950GH HTスチールシャフト(WEDGE/98g)

モデル 46 52 58
ブレード リバースマッスル
ソール レギュラーソール
ロフト 46° 52° 58°
ライ 63° 63.5° 64°
バンス角 10°
クラブ長さ(inch) 35.5 35.25 35
DYNAMIC GOLD クラブ重さ
(バランス)
464g(D1.5) 469g(D2) 473g(D3)
N.S.PRO 950GH HT 438g(D0) 443g(D0.5) 449g(D1.5)
カレドニアン・ゴルフクラブ

撮影協力:カレドニアン・ゴルフクラブ
ご予約はこちら

お問い合わせ・ヘルプ総合利用規約個人情報保護ポリシー

Copyright (C) 2000-2017 Golf Digest Online Inc. All Rights Reserved.

pagetop