ロングショットのプレッシャーから解放してくれる革新的なユーティリティがフォーティーンから新たに誕生!“HI877”は新時代のユーティリティだ!
ロングショットのプレッシャーから解放してくれる革新的なユーティリティがフォーティーンから新たに誕生!"HI877"は新時代のユーティリティだ!

鮮やかなイエローが目にも眩しいユーティリティが、フォーティーンから登場した。名は“HI-877”。特徴的なのは、もちろん色だけじゃない。
「ロングショットのプレッシャーから解放してくれる」革新的クラブだ。実際、コースでテストをしてみても、そのハイパフォーマンスは本当だった。HI-877は、プレーもクラブセッティングも大きく変えてしまう、新しい時代をつくるモデルといえる。

HI887

どの番手を手にしてもとにかく打ちやすい。

苦手だったロングショットが得意に変わる!

200ヤードはもちろん、150ヤードを超えると、アマチュアは途端に自信がなくなる。5番アイアンはおろか、6番だってちゃんと当たるか、疑わしい。ならばと、ユーティリティの出番だがウッド型のユーティリティは球が上がりやすくて安定感はいいけど構えにくい気もするし、アイアン型のユーティリティを打ちこなすにはある程度のパワーもいる。もっと、すっと構えられて、しかも、やさしく打ちやすいクラブはないものか──。

そんなアマチュアゴルファーのわがままな要望に応えてくれるモデルが、このほどフォーティーンから登場した。それが、HI-877だ。このHI-877は、ウッド型ユーティリティの安定性とアイアン型ユーティリティの構えやすさを併せ持つ良いとこ取りの打ちやすさでロングショットを成功に導いてくれる、革新的ユーティリティなのだ。

本当にそんなことが可能なのか?GDOは早速、実証実験すべくコースに向かった。テストしてくれるのは、ご存じ金谷多一郎プロと一般ゴルファーを代表してぶっちゃあさん。2人は以前にもフォーティーンのウェッジの試打を一緒に行っており、そのときのナイスアプローチの経験から、ぶっちゃあさんはすっかり「金谷プロとフォーティーンにゾッコン」の“信者”。この日もぶっちゃあさんは、自前のクラブを持って意気揚々と現れた。

カップフェース+精密中空モノコックボディー

上がって飛んでミスにも強い!

まず2人が最初に向かったのが、パー3。距離表示は165ヤードだが、ピンは奥目なので、170ヤード弱。手前には多くのバンカーも連なり、視覚的にもプレッシャーがかかる。グリーンを捉えるには、しっかりキャリーを出さなければいけない。

普段なら、ぶっちゃあさんは5番アイアンを選ぶと言うが、「ナイスショットしたらの話で、全然自信がない。確率は1割7分くらいですかね(笑)」と、打つ前からコースと自分のクラブに負けている。実際に打ってみても、インパクト音は多くのアマチュアが嫌う、あの鈍い音。ダフリ気味のボールは、グリーン手前に力なく落下した。「1割7分もかなり多めに言いました」と、ぶっちゃあさんは苦笑いだ。

ここで金谷プロが、「いつものスイングで打ってみてください。良さがわかると思いますよ」と、ぶっちゃあさんに手渡したのがHI-877のロフト27度。

「これまでのユーティリティはなんだかボテッとした感じで、あまり好きじゃなかったんですけど、これは違いますね」と言いながらも、「金谷さんとフォーティーンを信じていますから」と、ぶっちゃあさんがHI-877を振り抜くと、今度は乾いた心地良い音。弾道も5番アイアンより、かなり高い。「ナイスオン! 左のちょっと奥目ですけど、ほぼピンハイですよ」と金谷プロ。逆光で球筋が見えなかったというぶっちゃあさんも、「ほんとですか。ウソみたいですね」と、一転して満面の笑みだ。

「すごく打ちやすいでしょ。これで打ったら1割7分程度の確率じゃないですよ」と言う金谷プロは、続けてぶっちゃあさんにナイスショットの要因を解説する。

「フェースは、非常に剛性の高いスチールを使ったカップフェースで、黄色い部分は、精密中空のモノコックボディ。これをカパッっと合わせたような2ピース構造になっている。ボールも上がりやすく、反発性能もすごい。たぶん、5番アイアンのナイスショットよりもHI-877の27度の方が飛んでると思いますよ。」

一方のぶっちゃあさんも、「構えやすいし、すごく打ちやすいです。魔法のクラブですね」と、絶賛する。黄色いボディとのコントラストによりフェース面をはっきりと感じられ、「リーディングエッジの形やオフセットの加減など、顔のよさも打ちやすさに繋がっています」(金谷プロ)という、HI-877ならではの効果だ。

フォーティーンならではのソール

深いラフでも抜群の抜けの良さ

すっかり気を良くしたぶっちゃあさんだが、次のシチュエーションを目にすると、表情がたちまち曇った。ピンまで約160ヤードの深いラフ。ボールはすっぽり隠れている。しかも、ピン手前には深いバンカー。恨めしそうにグリーン方向を眺める、ぶっちゃあさん。「バンカーが怖いですから、右の花道のほうになんとか避けられれば」

ウェッジで確実に脱出という手さえ考えそうなライだが、「クラブを信じて、ぜひキャリーで攻めてください」と、金谷プロがぶっちゃあさんに手渡したのが、HI-877の30度だ。
今回も「信じています」と言いながら、ぶっちゃあさんがスイングすると、HI-877のヘッドは深いラフのなかを見事に抜けていった。ボールは高く舞い上がり、バンカーも楽に越えて、ナイスオン! もはや興奮しすぎて、「すごい」「ビックリ」という言葉しか出てこないぶっちゃあさんに、金谷プロがHI-877のさらなる秘密を明かした。
「実は、このソールに妙があります。センターの幅が広く、ヒール側とトゥ側はうまくシェイプされています。だから、ストレスなく、抜けがいいんです」

これにはぶっちゃあさんも、思わず
「“そんなバナナ!”という感じですね」
金谷プロも、
「うまいですね。HI-877……バナナ。いいですね(笑)」

池越え200ヤードもナイスオン

HI-877なら、ロングショットに自信が持てる

次に向かったのは、金谷プロがぶっちゃあさんに与える「最後の試練」。池越えのピンまで約200ヤードで、池の左サイドにはグリーンまで狭いフェアウェイが続いている。
「スコアがどうでもいいような調子の日なら、3番ウッドでたぶん自滅するんでしょうけど、なんとかまとめたいときは、左のカート道の方向へ逃げたい」とぶっちゃあさん。

金谷プロ自身も、「僕も後ろからカメラで撮られていたら、嫌ですよ」と、この状況の難しさに本音が出たが、それでも、「このHI-877なら行きますよ。行ってみましょう!」と、ぶっちゃあさんを鼓舞する。
「いつもなら、どう考えても池に入りそうな気がしてしようがないです。(笑)」と言いながら、覚悟を決めたぶっちゃあさんが思い切ってスイングすると、快音を残してボールはグリーン方向へ。手前のバンカーのアゴに隠れて、ボールの落下地点が見えないが、「行ったでしょ? 行ったでしょ?」と、金谷プロも素晴らしい弾道に興奮気味。実際、ボールはピンの左に距離ピッタリのナイスオンだ!

「普段なら3番ウッドと言うので、今回はいちばんロフトの少ない18度のHI-877を何も言わずに持ってもらったんです。18度のユーティリティというのは、ロフトが少なくて打ちにくいと思うかもしれませんがHI-877ならあれだけの球が打てますから。もう200ヤードも自信を持っていいんじゃないですか?」(金谷プロ)

もちろん、ぶっちゃあさんも興奮を隠せない。「乗りました、やりました。すごいです。そんなバナナ! やりました。すごいです」と、気づけば、また同じフレーズばかりだ。
「ゴルフが変わってきますね。すごいですよ」

  • HS・40m/s前後の方へのお勧めセッティング
  • HS・43m/s前後の方へのお勧めセッティング
  • HS・45m/s以上の方へのお勧めセッティング

どの番手も打ちやすい

できるクラブセッティング術

アマチュアが苦手に思う3つのシチュエーションで、HI-877を手に見事なショットを披露したぶっちゃあさん。当初はユーティリティが好きじゃないと言っていたが、最後には「これ欲しいです」という言葉を何度も繰り返した。
「これまでロングショットはけっこうなプレッシャーがあって、本当に苦手でした。でも、HI-877はどの番手も打ちやすかった。すばらしい!」

すっかりHI-877を購入する気満々のぶっちゃあさんに、金谷プロは、オススメのセッティングを教えてくれた。
「ぶっちゃあさんのヘッドスピードなら、ドライバーに、5番、7番ウッド、そしてこのHI-877の24度、27度、30度の3本入れて、アイアンは7番からというセッティングはどうでしょう? 7番アイアンからというのは、いま女子プロでも多いですよ」

そして、フェアウェイウッドも苦手だと言うぶっちゃあさんに、金谷プロはさらにもう一つの考え方を伝授する。
「7番ウッドも抜いて、代わりにHI-877の21度をもう1本入れるという手もあります。その日のコースに合わせて14本をアレンジできるよう、予備のHI-877を持っておくといいかもしれません」

従来のユーティリティと違って、HI-877は18度から30度まで3度刻みで、5つの番手を用意している。まさに、どの番手も打ちやすいHI-877だからこそ可能なセッティングだ。「HI-877を中心にクラブセッティングを組み立てていくと、本当にゴルフが楽しくやさしくなって、アベレージの方はもちろん、上級者の方もよりいっそうスコアアップできることと思います。ぜひトライしてみてもらいたいですね」(金谷プロ)

HI887

ヘッド:
中空構造・ボディ/ST-22スチール、フェース/AM355P(カップフェース)
シャフト:
①FT-16iカーボンシャフト(S/65g ・R/60 g ・L/45 g)
②TS-718hカーボンシャフト(X/86g ・S/83g) *受注生産
ロフト 18° 21° 24° 27° 30°
ライ 59° 59.5° 60° 60.5° 61°
FT-16i
カーボンシャフト
クラブ長さ(inch) 40.8 40.15 39.5 38.85 38.2
クラブ重さ(バランス) S 342g(D0) 348g(D0) 354g(D0) 360g(D0) 371g(D0)
R 339g(D0) 345g(D0) 351g(D0) 357g(D0) 368g(D0)
クラブ長さ(inch) 40.3 39.65 39 38.35 37.7
クラブ重さ(バランス) L 319g(C8) 325g(C8) 331g(C8) 337g(C8) 348g(C8)
TS-718h
カーボンシャフト
*受注生産
クラブ長さ(inch) 40.55 39.9 39.25 - -
クラブ重さ(バランス) X 366g(D1) 372g(D1) 378g(D1) - -
S 363g(D1) 369g(D1) 375g(D1) - -

*10月27日発売