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惜敗の笠りつ子「強くなって戻ってきます!」(5月4日)

笠りつ子
古閑とは同郷で同じ事務所。とはいえ、負けた悔しさを微塵も感じさせなかった笠りつ子

国内女子ツアー第8戦「クリスタルガイザーレディス」で、初日、2日目と首位を守ったものの、最後は1打差でプレーオフ進出を逃し単独3位に終わった笠りつ子。ツアー初制覇に挑んだ20歳だが、その夢はほんの少し届かなかった。

18ホールの戦いを終え、プレーオフに向かう同郷の先輩・古閑美保に「最後まで残ってるんで、頑張ってきてください!」と声を掛け、一旦クラブハウスに戻った笠は、笑顔を見せながらも、目からは涙がこぼれていた。

この日の戦いについて聞かれると、「楽しかったです、ハイ」ときっぱりと答える。「意外と緊張しなくて、一つだけ凡ミスをしてしまっただけです」と、最後まで優勝争いをした充実感が、少しだけ悔しさを上回っていたようだ。

16番でアンプレヤブルの末にダブルボギーを叩いたが、直後の17番でバーディを奪い返す気持ちの強さも見せた。トップの若林と1打差で迎えた最終18番では、第3打がピンを掠めて奥のラフにこぼれた。決断とプレーの早さはピカ一の笠は、決めればトップに並ぶこのアプローチもさっさとこなす。「歩測するのを忘れちゃったのですが、まぁいいやって打ちました」と、ケラケラ笑った。

「かなり色々収穫があったけど、一年に一回の事だったかも知れないから…、それが嫌だから一から練習です」と、すぐ前を向く。「また、強くなって戻ってきます!」と言い残して、プレーオフが行われている18番グリーンに向かい、古閑の優勝が決まると自分の事のように祝福した。「他の人だったら帰っているけど、古閑先輩だから出来ますね」。その見事なまでの切り替えの早さは、勝負の世界では大きなアドバンテージになるに違いない。(編集部:今岡涼太)

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