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“揺れる想い”Qスクール挑戦を思案する大山志保(8月24日)

大山志保
18番のセカンドショットは木の後ろから。ギャラリーも唸るナイスショットの大山志保

去年の賞金女王、大山志保が悩んでいる。今年は全米女子オープンを挟んだ国内2大会で優勝を果たし、先週までの賞金ランキングは4位。だが、全英女子オープンでは見せ場を作れず予選落ちを喫してしまい、国内に戻ってからもショット、パット共に精彩を欠いて、1年前の夏のような勢いは感じられない。

念願の賞金女王を獲って次の目標としていた米ツアー挑戦も、ここへ来てQスクールを受けるかどうかを「今週中に決めます」という状態だ。今年30歳を迎えた大山にとって、来年1年間をどこで過ごすかという事は、とても大きな選択である事は間違いない。以前、「Qスクールを受けるのは、通るにせよ落ちるにせよ1度だけにする」と言っていた事も思い出される。軽い気持ちで受験だけしてみるという事は考えていないのだろう。

迷いながらも戦いは続いている。この日行われたヨネックスレディス初日、通算1オーバーで迎えた最終18番で大山はティショットを大きく左に曲げてしまう。カート道ではねたボールは、小さな木の後ろのラフで止まった(写真)。しかし、大山はここから狭い枝と幹の間を通して前方のフェアウェイに運び、そこからピンそばにつけて鮮やかにバーディフィニッシュ!ギャラリーからも「うまい!」という声が漏れた。

その冷静なマネジメントは、さすが賞金女王と思わせるものだった。ピンチがチャンスに変わることもある。今週大きな決断を自らに課している大山だが、それも今日同様の冷静なマネジメントを発揮して、首尾よく乗り切ってくれることだろう。(編集部:今岡涼太)

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