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「初優勝はピーチ味!」上田桃子が念願のツアー初優勝を飾る!(4月15日)

上田桃子
6番でチップインを決め流れを掴んだ上田桃子

地元・熊本で行われた「ライフカードレディス」で、初日から首位に立ち、そのまま2位に6打差をつける圧勝劇でツアー初優勝を飾った上田桃子。いつも悔し涙を流している上田だが、意外にも初優勝に涙は無かった。
 
「実感はないですね」。試合が終わってコースを後にする直前でも、その様子は普段と変わらない。最終日はチップインが2回、そして優勝を争った辛ヒョンジュが15番で信じられないダブルパー(+4)を叩くなど、すべての歯車が上田の初優勝に向けて噛みあっていくかのようだった。
 
4アンダーで迎えた最終18番のティグラウンド。今日はボードを見ないと決めていた上田がキャディに聞いた。「アンダーはいます?」答えを聞いた上田は思わず笑顔をこぼし、ティショットを無難に打ち終えると勝利を確信した。3mのウィニングパットもあっさりとカップに沈む。あまりに平坦なビクトリーロードに、感動する時間も無かったのだろう。
 
思い出されるのは、今年初戦となった南アフリカでのW杯。その練習日に2月に行われる「フィールズオープン」の話をすると、上田の顔色が変わった。「落ち込むので、その話はしないで下さい」。聞くと、ほぼ推薦で出場できると聞いていたのに、W杯前にやっぱり無理と言われてひどくガッカリしたらしい。
 
そのW杯は不甲斐ない成績に涙をこぼした。だが、そこでの頑張りが認められ、急遽「フィールズオープン」への出場が決まった。渡米した上田は見事予選を通過し、1アンダー45位タイという結果を残す。だが結果以上に、LPGAプレーヤーから学ぶ事は多かった。その一つがパッティング。向こうのプレーヤーはパター練習ばかりしていると気付き、それからは自分もパター練習に多くの時間を割くようになったという。
 
優勝インタビューで上田は言った。「今日はパットが良かったです。パット・イズ・マネーですね!」その言葉の重みは、誰よりも本人が知っている筈だ。
 
行きたいと言っていた「全英女子オープン」の出場権獲得にも大きく前進した。「桃尻桃子の待ってろ世界!」自身のブログタイトルも、いよいよ現実味を帯びてきた。(編集部:今岡涼太)

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