選ばれた選手たちの熱い戦いをお楽しみください!
最終戦の「リコーカップ」というのは、単なるシーズンの最終戦ではなく、シーズンを通して活躍した選手だけが選ばれて出場できる特別な試合です。私たち日本女子プロゴルフ協会は「日本女子オープン」「日本女子プロゴルフ選手権」そして「リコーカップ」を公式戦(3大メジャー)としています。
昨年まで出場資格を賞金ランキング上位20名とその年度の優勝者に絞ってきましたが、今年は上位25名と枠を広げました。トーナメント及びギャラリーに対する魅力度、満足度の充実ということで、試合数の増加(2007年は36試合)に伴いまして、今年度の賞金ランキング50位までの50%、すなわち25名に出場資格を与えるという判断をトーナメント委員会で決定しました。
公式戦3試合には、それぞれ特徴が異なりますので、格付けはしていません。試合数が増えていますし、新しい選手も次々に出てきていますので、選手の層も厚くなり活性化されていますが、シード権の枠(上位50名)を変える予定はありません。ですので、シード権を獲得することも大変ですし、このリコーカップに出場することは、選手にとって栄誉なことだと思って欲しいですね。
リコーカップの賞金総額は1億円です。通常のトーナメントでは1億円を越える試合もありますが、リコーカップは30名以内の選手でその賞金を争うことになります。そういう意味では、この最終戦で賞金女王争いのどんでん返しがあるかもしれない。さらに、優勝しますと3年間のシード権も与えられます。
一年間の集大成となりますので、思い切りプレーして欲しいですね。もちろん、通常のトーナメントでも出せる力をすべて出して戦っていると思います。最近の試合を見て特に感じるのですが、毎週、最終日の最終ホールまで誰が優勝するか分からないようなことが多いと思います。このような展開は、選手たちの勝負にこだわる姿勢が、ぶつかりあうことで出来ていると思います。観客の方々にも楽しんでいただける試合をして欲しいですね。
樋口久子
国内69勝、海外3勝。1977年「全米女子プロゴルフ選手権」で日本人選手として初優勝。96年日本女子プロゴルフ協会会長に就任。2003年「世界ゴルフ殿堂入り」日本人選手初。07年、世界の一流選手としての実績、後進の指導育成に尽力したことにより『紫綬褒章』を受章。



