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ジャパンゴルフツアー『プレーヤーズラウンジ』 2006.11.13号

日本ゴルフツアー機構公式ニュース

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トーナメントで起こった
ルール裁定の実例

ABCチャンピオンシップ
「ルーリングシート」

3日目、4番ホール(パー5)グリーンサイドのバンカーで競技委員要請があった。

バンカー内にある球をストロークしたところOBに打ち込んでしまい、反省の素振りをしたところ同じ箇所の砂にクラブが触れたとのことであった。

競技委員の裁定は、プレーヤーの球は、ハザード内からプレーされており、拾い上げられたものではないので、砂を平らに均してから別の球をドロップしても良いことを伝えた。規則13-4、27-1、裁定13-4/37

読者の皆さん、バンカーショットに失敗してもやたらに素振りしたりすると心配ですね、今回のケースでは罰は付きませんがハザード内では事によって罰が付いたりしますので地面に触れるような素振りは行わないほうが良いでしょう。

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5/08号
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谷口徹
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谷口徹
特集1 4年ぶりの優勝

三井住友VISA太平洋マスターズ
4年ぶりの優勝

中嶋常幸 ちょうど2002年のこの大会以来、4年ぶりのツアー通算48勝目。前回よりもずっとずっと、ギャラリーの声援をありがたく感じる自分がいる。
「若いときには感じなかったもの。今だからこそ、心に沁みるもの」。

この日最終日はまず、前日の第3ラウンドに残した1ホールを消化。
続いて、最終ラウンドに突入した。
7時20分の競技再開に合わせて、早朝4時起き。

ホールアウト後、思わずつぶやく。
「きつかった・・・。最後までよく持った」。
スタート前、合わせて1時間のストレッチで備えたものの過酷な1日に、途中から持病の背筋痛が出ていた。

「今週で、俺の今年は終わりかもしれない・・・」。
そんな不安を覚えたが、ラウンドの合間にも前屈運動や、次打地点までの軽いランニングを取り入れながら、どうにかしのいだ。

中嶋常幸痛みにもじっと耐えて戦う姿。
寄せられた言葉は、みなどれも共感に満ちて、暖かかった。

「“オヤジ、頑張れよ!”とか、中には“おじいちゃん頑張って!”というのまで・・・(苦笑)」。
そんなファンの声を糧にして、19ホールを戦い抜いた。

52歳と23日目の優勝はツアー制度施行後、3番目の年長記録。
「中年の星」と呼ばれることも嫌いではない。「むしろ、希望にしてもらえるのは嬉しい」。
しかしその一方で「ゴルフに年齢は関係ない」と言い切れる強さは、そう思える準備に日々余念がないからだ。

技術は年齢とともに、上がっていると自負できる。
「でも勝つことは、年々難しくなっていく。技術を表現できる体力あってこそなんだ」。
そう肝に銘じ、今年は出場試合を絞り込み、その分「若手と伍して戦える体作り」に特に時間を割いた。
「でも、この年齢できついのはかえってダメージが残るから。それは、まるで薄皮を1枚ずつ外すような・・・。若い人たちとは違うやり方がある」。
オフは1日4時間にも及ぶ、シニアなりのトレーニング法を手探りし、まずは飛距離の維持に専念した。

 中嶋常幸
「だから、寄せワンではない。若手にも負けない。力のゴルフができる」。
今週、堂々9位のドライビングディスタンス(4日平均292.75ヤード)こそ、その証し。

会場に来ても人目をはばからず、孫に癒される好々爺を演じながら、実は虎視眈々とこの日を伺っていた。

特集2 欧州ツアー挑戦

欧州ツアー挑戦<手嶋多一>

手嶋多一
ここ数年毎年エントリーしながら、今年が始めての挑戦。欧州ツアー予選会のファイナルQスクールへの出場を決意したとき、手嶋は関係者に固く口止めしていた。「僕が出るってことは当日まで絶対に誰にも言わないでください」。
自分について語ることが大の苦手。だから、インタビューを受けるのも得意ではない。

しかし、例年そうだったのだが予選会を受験することが事前に知れ渡ると、たちまち質問の嵐だ。責任感が強いから、それなりに前向きな抱負を語るもののそれが結局、最後には自分へのプレッシャーとなって返ってくる。

だから、ひっそりと旅立ちたかったのだろうが、その徹底ぶりは尋常ではなかった。なんと、父・啓さんにもそれを知らすことなく渡欧しようとしていたから驚きだ。

ことが発覚したのは、出発の前週のアサヒ緑健よみうり・麻生飯塚メモリアルだった。

実家のある田川市から車でわずか数十分。週末、応援に駆けつけた啓さんに、ジュニア時代から親しい佐藤信人が声をかけた。「多一さん、来週には出発ですね」。「え? 多一どこか行くん?」との返事には、佐藤も一瞬、絶句してしまった。「・・・まさか、知らないんですか」。「だから何のことだ?!」と、いうわけで佐藤が次週のスケジュールについて説明することに。

出発は来週の月曜日で、欧州ツアーの予選会は6日間競技だが、4日目に予選カットがあって、もし予選落ちしたらきゅうきょ帰国して翌週のフェニックスに出場するつもりであること。決勝に進めたらそのまま残って、日本ツアーはカシオワールドから復帰するつもりであること・・・。

「そうしたらお父さん、『そうだっんか〜。多一は何も教えてくれんからなあ・・・』とちょっと寂しそうに言ってましたね」(佐藤)。親子でありながら師弟関係。そんな濃厚な絆があるからこそ、素直になれないのかもしれない。9月のサントリーオープンではこっそりと応援にやってきた啓さんが、なぜか佐藤の組について歩いていた。

「多一さんの応援に行かないんですか」と佐藤が聞くと、啓さんは「行かん行かん。お互い、険悪になるだけだからな」と笑って答えたそうだが、この人こそ“プロゴルファー・手嶋多一”を作り上げた人であることは間違いない。

予選会は天候不順で、いきなり初日から中止になるなど、大幅な日程変更を余儀なくされているから、もし予選落ちしてもフェニックスに出場するのは無理かもしれない。無事決勝に進んだら、手嶋は来年、欧州ツアーを主戦場にすることになるだろう。ジャパンゴルフツアープレーヤーの世界進出は喜ばしいことだが、そうなると寂しがるファンも多いだろう。とにもかくにも、この原稿がみなさんの目に触れるころにはもう、その結果が出ているに違いない。

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