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目の前の相手との勝負に集中し、15番でバーディを奪っていよいよ通算22アンダーは、2位と6打差。 大会最多アンダー記録に到達してようやく、勝ちを確信できたのだ。 ツアープレーヤーのそっくりさん<ドンファン>
まだ来日したばかりのドンファンにもその名前にはピン、と来た。2年前、日本アマ出場のために来日したとき、ホームステイ先の家族にも言われたことがあったからだ。 「君は、西武の松坂大輔投手にソックリだよ」。そう言って見せてくれた写真に「・・・そんなに似ているかなあ」と内心、半信半疑だったがいざこうして声をかけられると、「やっぱり似ているのか」と、納得せずにいられなかったという。 そのころまだ、日本語があまり上手くなかったドンファンは、それでも一生懸命に説明した。自分は、まだ駆け出しのプロゴルファーであること。今年から、日本ツアーで戦うこと。松坂さんとはまったくの別人で、縁もゆかりもないこと・・・。 「・・・でも、『いいから、早くここにサインして』ってサイン色紙を差し出されて・・・。仕方ないので"ドンファン"て、書きました」。そう言って笑う顔が、ますます松坂選手にそっくりだ。いまは、アマチュア時代よりひと回り体も大きくなっているから、なおさらだ。 「・・・松坂選手は、日本ですごい有名人だし、光栄です」というドンファン。「僕はまだ、全然有名人じゃないけれど。これからもし優勝とかして有名になって、『プロゴルフ界の松坂大輔』とか呼ばれるようになったら、ますます頑張らないとって思うし、これからも松坂さんに似ていることをプラスにして頑張っていきたいです」と話す19歳の目標は、日本ツアー史上最年少優勝だ。 来年4月9日は20歳の誕生日。77年日本オープンのセベ・バレステロスが樹立した20歳と7ヶ月の記録更新まで、猶予はあと半年あまり。「まだまだ、時間は残されています」。あどけない笑顔とは裏腹に、秘めた思いは相当熱い。 インデックス
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プレー中は常に、憎らしいほどポーカーフェイス。「・・・でも内心はすごくビビってる。こう見えて、実は細かいことにこだわるし。意外と神経質なんです」。
嫌な予感を打ち消すために、前夜の夕食は2日目と同じ場所。宿泊先の中華料理店にした。
