石川遼
スイング解説
体のパワーを最大限ボールに伝えていく飛距離重視のスイングが特徴です。比較的広めのスタンスから、バックスイングで体重を右脚にしっかりと乗せて体重移動と体のねじれを作り、そこから一気に左脚に踏み込んで体重をボールに伝える、体重移動を積極的に使ったスイングになっています。トップ・オブ・スイングからの切り返しは、左脚をかなり踏み込んで下半身を先行させていますが、体の軸の位置はしっかりと保っています。下半身を先行させればさせるほどクラブは低い位置で寝て下りてきたり、頭が残って右肩が下がり傾いた状態になりやすいのですが、石川選手は腰と肩の捻転差をうまく保っているため、シャフトが切り返しで寝ない状態でスイングしています。インパクトの瞬間はややハンドファーストで少し潰すように打っており、ボールが左へ行きにくい打ち方をしています。ロフトを立ててヒットすることでボールのスピン量を減らし、ランで飛距離を稼ぐことを意識していると思います。インパクト以降のフォロースルーでは、下半身を抵抗させながらも上半身を回し続けて大きなフォロースルーを取ることで、腕だけが返ってフェースターンが強くなりすぎることを防いでいます。アマチュアゴルファーも「積極的な体重移動」をイメージして、バックスイングで体重を右脚にしっかりと乗せてから左脚に戻すことを意識してみると良いと思います。
(解説:堀尾研仁)

堀尾研仁 ツアープロコーチ
1971年4月16日生まれ。デビッド・レッドベターに師事し、2002年よりツアープロの帯同コーチとして活動開始。翌2003年に田島創志プロ、2004年に高橋竜彦プロのコーチに就き、2選手の初優勝に貢献。2005年には谷口徹プロの帯同コーチとしてメジャートーナメントにも同行。現在は多数のツアープロのコーチを行う傍らアマチュアへのレッスンも精力的に行っている。


























































