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井上透ゴルフ上達の知恵袋 2006.10.18

最短で上達する情報満載

井上透ゴルフ上達の知恵袋

第3回 上手くなるための情報収集

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■昔のスイングシンプル論

第2回に述べた3つの技術のうちの一つ『情報収集』の技術とは、“確定要素”と“不確定要素”を分けて考え、情報を頭の中でシンプルに整理して番手選びやアドレスへ反映させる事である。


確定要素とは、距離やライの状況、ハザードの位置など確定的な情報を言い、一方の不確定要素とは、風や、ラフから打ったボールがフライヤーすることなど予測不能な状態を指す。ゴルフは確定要素の情報が多ければ多いほど成功の確率が高くなり、逆に不確定要素が多いほどミスを引き起こしやすくなるゲーム。不確定要素が多ければ、そのリスクも計算して攻略計画を立てなければならない。

昔のゴルファーは、考えない事でスムーズなスイングを実行しようとした。何しろ球は飛ばないし、クラブは曲がる要素が満載だったので、少しの気候の変化で予測不能な結果を招くことが多かった。だから確定的な情報を集める事が必ずしも好結果をもたらすとは言い切れない時代だったのだ。だから身体で感じる風やライの状況などに勘で反応し「よ〜し、こんな感じかな!」というような“アバウトな感覚”でいることが滑らかなスイングを実践するのに必要だったのである。

■現在のスイングシンプル論

しかし現在はクラブもボールも進化したおかげで、技術に磨きをかければ風に強い球も、狙いどおりの球も打ち易くなった。ということは、不確定要素が以前より少なくなっているわけで、「多くの情報を得て決断すること」+「いつもと同じスイングを実践すること」=「好結果」という時代になった。ちなみにプロの場合、ナイスショットしても目的地にたどりつかない理由の多くは「風」である。つまり勘に頼る部分がなくなったおかげで、習得した技術がそのままスコアに反映されるのである。だからミスの言い訳も、風などの不確定要素以外に考えられるのは、明らかに確定要素の収集不足ということが言えるのである。

大切なのは、情報収集と決断を必ず“スイングの前”に終わらせておくこと。そうする事で余裕が生まれ、躊躇なきスムーズなスイングができるようになるのだから。



撮影:河上秀司 GonFoto
第4回は「正確なアドレス」なら誰でも上手くなれる

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井上透ツアープロコーチ
井上透ツアープロコーチ
法政大学中退後、ゴルフ武者修行のため渡米。在米中にティーチングノウハウを積み、帰国後は中嶋常幸プロをはじめとする日本ツアーのトッププロの専属インストラクターとして活躍。現在も10名を超すプロと契約する売れっ子である。この『井上透ゴルフ上達の知恵袋』では、実際にツアープロにも講義している内容をそのままレクチャー。アマチュアでも活かせる知恵を伝授してくれる。
 

井上透ゴルフ上達の知恵袋 バックナンバー

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最終回 近代スイング理論はよりシンプル 〜みんながタイガー・ウッズの時代へ
第11回 フェースコントロールの真実(インパクトで左肘が引けるタイプ必見)
第10回 “Real”と“Feel”の違い 〜現実を知り感覚で理想へ近づける〜
第9回 スイングはシンプルに 〜チェックするポイントが重要〜
第8回 究極の感覚論 〜上げて下ろす〜
第7回 スイング中に身体の部位をチェックするのは無理だよ
第6回 番手により「変化する/しない」身体の部位
第5回 ナイスショットに必要な予備動作「正確なアドレス」
第4回「正確なアドレス」なら誰でも上手くなれる
第3回「上手くなるための情報収集」
第2回「ゴルフ上達に欠かせない3つの技術」
第1回「不安要素の排除」でゴルフが格段に上手くなる
 

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