最終更新日 2007年09月13日

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ジーボはいまから4年前に廃業しました。向こうにはフィッティングのメーカーが大小あわせて200くらいあるんですけどね、そのなかでも専業メーカーとしてはジーボというのはピカイチのシステムだなと思ってました。3年間でチャネルをきちっと作って本格的に売れる体制ができたときに単なる販売契約じゃなくてライセンス契約を結び、自前でクラブは作ろうという計画だったんですよ、そのときはね。しかし、見込み違いですね3年で金は使い果たすわ、ものを作るというところまで行かない。ちょうどジーボ本体の社長が2代目に代わり急にフィッティングは止めたと言い出しまして、こっちはもうがっかりで、がっかりどころかそんなことぜんぜん想定していない。契約違反だって言っても始まんないし、そのとき資金的に余力があればオリジナルを作ってはじめてたと思うんですけどね。販路開拓するのに精一杯で、残念ながら資金を使い果たしてですね。このままではやっていけねぇなと随分悩んだんですけど、最後の悪あがきで一応完成品ちょっとは売ってみようと、まかりまちがって売れたらめっけもんだから。でもだいたい間違わないですよね、やっぱり売れませんでした。2つの会社の退職金を全部つぎ込みましたから数千万円。会社を最終的に整理するとき、負債総額1億ちょい。でかいですね。でもまだ自分たちでクラブを本格的に造っていたらそんなもんじゃ済まなかったなって思ってます。

シャフト内部の適正箇所に「レゾネーター」を挿入しシャフト性能をコントロールすることで個々のゴルファーのスイング特性にクラブを合わせていく。
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スポルディングの時代から含めてゴルフは面白かったけれども儲からないこともよくわかった、もう止めだ、と思ってジーボはやめたんです。実際にジーボで金使い果たしましたからね。これは働かないとだめだと思って外資の口がいくつもあったのですが、湾岸戦争のせいか途端に話がピタっとこなくなりましてね。仕方ないから日本の会社でもいいかと思い始めた矢先に、スピーカーの会社があるんだけども手伝ってくれないかという話がありましてまぁなんでもいいかと思って、経歴書を出したんですね。すると経歴書見た途端「ゴルフ随分やってたんですねっていわれて、実は私ゴルフの会社作りたいと思ってたんですよ」って言われて、それがいまの川上巌氏(オーナー)です。今年の10月で設立して丸4年です。上半期は思ったより良くて、去年の12月がその前のシーズンより売り上げが多くてなんとか今年度からいけそうだなと思ってます。ただし予想通り1−3月は鳴かず飛ばずで4月から少し良くなり始めてたときに遼くん騒ぎ。今月9月の売り上げに掛かっていますけど、おそらく黒字になると思います。
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ゴルフクラブの場合、みんなあまりにも自分に合わないものを使いすぎてる。これがゴルフ業界にきてからの一番の驚きですね。最近やれシャフトだなんだかんだとフィッティングっていうのが出始めているんですけど、釈然としないのがお客様の立場に立ったとき、自分の打った球見えないんですよね。フィッティングセンターがあるとかいってるけど要は鳥かごで打って機械で計測してなんとなくそのときのフィッターと称する人にサイドスピンがこうなったからこれがいいですよ。いわれた本人はいい球を全然実感せずに買っちゃってるんですよね。 基本的に我々は自分で打った球がどういう風に落ち際がどうなっているかきちっと確認できる距離のあるところでしかフィッティングをやらない。単にスペックをどうするこうするのじゃなくて結果として変わっていくのです。わが社のファンは、富裕層ですね。値段が値段ですし。12万6千円のドライバーをそうそう買える人っていうのは多くはないですから。オーナー企業の経営者がほとんど。いわゆるサラリーマン社長じゃなくて、オーナー社長が多いですね。年齢的には特に最近はかなり広がってきてます。まぁコアは、50代60代。もう少しいうと、50〜67、8くらいまでの人が全体の半分位。ただ最近は20代も来ますし92歳の方も来られます。皆さん悩みは飛距離ですね。1にも2にも距離。あと5ヤードとんだら100万出すって人いっぱいいます。
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ロフト角/7、9 10.5、13(度) |
ロフト角/16、19、22、25 (度) |
番手:ロフト角/#4:23、 #5:27、#6:31、#7:35 #8:39、#9:43、PW:47 |
ロフト角/46 |
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アメリカではゴルフ場が全ての原点にあります。ゴルフ場にいくとプロがいてその下にレッスンとか専門分野を持つ3、4人のアシスタントプロがいます。当然クラブのことも教えてくれる。ゴルファーは、自分のスペックがどの辺にあるのかは訓練を経て知っている。ヘッドプロがいるからプロショップなのですが日本は、プロショップといってもおじさんがいるだけだったり。 (オールジャパンチームへのクラブ供給の支援をしている)アマチュアの支援は、会社設立当初からです。なぜやるかというと、うちがやっているのはJJGAのオールジャパンチーム、11歳から18歳の男女ですが、どんな体格だろうが、うちはフィッテングで全てをカバーできます。それを言いたいがためにジュニアを選んだ。結局11歳から18歳というと非力な人から力のある人、体の大きい小さい全てを網羅してますから。 もうひとつは、子供はどんどん大きくなるからクラブ1本あげたからいいというわけにいかない。たぶんほかのメーカーではやれないですよ。そんな邪魔くさいことは。
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支援しているジュニアは、本格的には5、6人。何らかの形で付き合っているのは2、30人。普通の広告費とかから考えると、そんなに掛かるものじゃないですよ。ただ、遼君があんななって時間的に忙しいですね。遼君が使っているわが社の製品はドライバーと2番アイアン。FWとパターは持っているけど使ったり使わなかったりです。最近では女性のシニアに注目してもらってます。彼女たち飛ばなくなったから困っている。飛ばしていたのが、関節が硬くなって飛ばなくなって「なんとかしてよ」ということになる。契約はしないけどそういう人たちにはフィッティングはします。(これからの展開は?)困ったな、言っていいのかな。ジーボの反省に立って九州の人も北海道の人もここへ来てください、ということでやってきたけど限界に来ている。我々のやり方からすると、フィッティングの際打ち方の問題には口出ししない。専門のフィッターを育てていくしかない。うちの今の価格帯では練習場では売れない。練習場行ったことない、というお客様もいます。ゴルフ場はコミュニティになっていないし、集客能力弱い。集客能力のあるところにフィッターを持っていくしかない。後2ヶ月位したらわかりますから。3年計画くらいで拠点を広げて行きます。具体的なことはもうすぐわかりますよ。(ゴルフ業界にはいってきて良かったですか?)いいとまで来てない。面白いけどもっと面白くなるためにはお金儲からなくちゃ面白くない(笑)。