最終更新日 2007年5月17日

NeoAthlete Vol.1 特集 GOLF ITEM 07/05.17
What is "UNDER ARMOUR" ? Vol.1 Story & People
  • Vol.1 Story&People
  • Vol.2 Technology&Performance

近ごろスポーツ界で頻繁に見かけるようになった左のマーク。実はこれ、「UNDER ARMOUR(アンダーアーマー)」という、アスリートのベストパフォーマンスを導き出すためにアメリカで生まれたウエアブランド。着用した時のほど良いコンプレッションが独特のフィット感を生み出し、皮膚からの汗を外部に発散させて、常に運動するのに最適な環境を整えてくれる。2005年からはゴルフウエアにも進出し、徐々に人気を博してきているのだ。今回は日本総代理店(株)ドームの内部から「アンダーアーマー」の魅力を探ろう。


代表取締役・安田氏インタビュー「アンダーアーマー」との出会い、そして...。

現代表取締役の安田秀一が4年間勤めた商社を退職し、高校時代からの友人、そしてアメリカンフットボール部の盟友である今手義明と共に有限会社としてドームを設立したのは1996年。スポーツ用のテーピングテープの輸入販売がスタートだった。
「基本は“スポーツに関わる仕事”というだけで、特に起業コンセプトがあったわけではないんです(笑)。好きなものであれば、一生懸命に取り組めると思っただけです。それで私自身も馴染みのある、選手の身体を守るテーピング用品の輸入販売を始めたんです」
当時、国内流通していたテーピング用品は米国よりもかなり割高だった。そこで価格を抑えた良品を選手に提供したいと考えたのだという。安田がアメリカのメーカーに飛び込みで買い付けに行き、それを今手が国内のチームに、これまた飛び込みで営業した。
創業から2年後の'98年、アメリカンフットボールのプロコーチでもあった安田は、この年NFLヨーロッパのコーチとしてドイツに招聘された。
「その時、出会っちゃたんですね、アンダーアーマーと。選手達が、見たことのないピタッとしたカッコいいシャツを着ている。なんじゃコレ、と思って、着てみると、良いんですよコレが。フィット性が高いのに動きを妨げない。その上、汗をかいても不快じゃない。自分が現役の時に着たかったなと思って、すぐにタグにあった番号に電話して『日本で代理店やりたい』と。そうしたら『ああ、いいよ』って、軽く言われて(笑)」


ヨーロッパでのシーズン終了後、安田はすぐにボルチモアのアンダーアーマー社に向った。訪ねてみると社長のケビン・プランクは、同年代の元大学フットボールの選手。
「話してみると『ショルダーパッドの下に着たコットンのTシャツが、汗で不快になるのを解消できるものはないか』という発想で作り出したというんです。僕自身も同じ体験していたから、それがすごくよくわかって(笑)」
“選手のパフォーマンスを最大限に引き出すものを提供したい”という思いも安田と共通していたのだろう。また、会社の創業も同じ'96年。偶然、たくさんの共通点があった。二人はすぐに意気投合し、日本総代理店契約を結んだ。そしてテーピング用品と同じく、チームへの直販を始めた。
「チームや選手へ『本当にいい商品だから、着てみてよ』とセールスしたんです。自分が着てみた実感で訴えた(笑)。一人が着てくれて『あっ、いいじゃん!』となれば、その人が同僚や別の選手に勧めてくれる。そんな感じで広まっていったのかな。そのうちTV中継なんかでも映るようになって、引き合いが多くなっちゃって(笑)」
正直言って、大々的に売り出すというようなことは考えていなかったのだという。
「今でもそれは同じです。選手、アスリートの役に立つ良い商品を作りたいという思いだけですね。使ってもらってパフォーマンスが上がったり、結果的に選手生命が延びたりしてくれれば、もっとうれしいですけど(笑)」

安田と今手の2人でスタートした、(株)ドームは、現在100人を超える社員を抱える。そしてアンダーアーマーを国内で販売するだけでなく、今やアメリカ・アンダーアーマー社へ企画を提案し、商品化するまでになっている。そう、安田とケビンの絆に牽引されて、会社同士も強いパートナーシップで結ばれ、われわれ一般消費者へもプロアスリートが使用するのと同じ、最高の商品を提供し続けてくれているのである。


最高の商品を生み出すオフィスの風景 社内にトレーニングジム、契約選手のサイン入りユニフォーム...。
プロアスリートもオフになると利用しにくる程の設備を誇るジム。社員の皆さんも鍛え上げられています。 最新アイテムを着こなしたマネキンが出迎えるスポーツクラブのような、明るく開放的なエントランス。 壁一面に契約選手のユニフォームがずらりと並べられている。またスパイク、グローブなども至る所に。
スタッフインタビュー スポーツの精神が育んだ、チームワークと挑戦し続ける環境
高下泰幸さん
取締役兼執行役員 マーケティング本部長

大学から社会人とアメフトをやっていました。その社会人チームにコーチに来ていた安田に誘われ、「面白そうだな」と思ったのが入社のきっかけです。前の会社は建設会社で、まぁ、一般的なサラリーマン社会。ところがドームに入ってみると、社長以下20人弱の社員が一丸となって仕事に取り組んでいる、良い意味、まるで部活に戻ったみたいな雰囲気で(笑)、自由な発想で仕事が進めることが出きる。アンダーアーマーは若いブランドですが、アスリートに心から評価され、既存の巨大ブランドと互角以上に戦える商品を作っていけるという面白みがありますね。

川島弘充さん
マーケティング本部 アンダーアーマー部 企画チーム

企画チームで、ゴルフの企画に携わっていますが、商品の機能性はかなり高いと自負していますよ(笑)。実際にプロ選手からも、軽くてすぐ乾いて、動きやすいと高い評価をしてもらっています。プロ選手ともなると、普通は細かいカスタマイズを要求されることが多いのですが、アンダーアーマーは生地自体に高い機能性を持っているので、「このままで良いよ」と言っていただけることが多いです。会社の雰囲気はいいですよ。チャレンジする気持ちがあるなら、ある程度の失敗は許してくれる(笑)。でも、その分、自分から一生懸命にやらないといけない場所、というのが私の印象。常に新しいことができるので、楽しいですね。


吉原清貴さん
営業本部 スポーツマーケティング部 部長

ドームは“アスリートが作ったアスリートのための会社”ですね。今はプロ選手やチームを直接サポートする仕事で、ウェアを売るだけでなくもう1つのビジネスであるサプリメントや、トレーニング面の相談にものっています。大きく言えばアスリートが現役寿命を延ばし、最高パフォーマンスで活躍できる状態を長く保つお手伝いですね。しかも、うちはアスリートが作った会社だから、選手との関係がアットホーム的なんです。やっぱり、彼らの気持ちが分かるし、それが伝わるんですよ(笑)。サポートしたアスリートが、成績を伸ばしていくのを見るのが、何よりもうれしいですね。

古谷晋也さん
営業本部 営業第三部 部長

もう30歳なのですが(笑)、現役フットボーラーとしてプレーしています。アンダーアーマーは、コーチに「コレ、着て見ない?」と渡されたのが最初の出会い。試してみたら、気持ちよくいられるし、着ている感覚すらなく、それ以来のファンなんです(笑)。スポーツを上手くなるために何が必要かを考えるように、仕事を効率的にする、上手く商談するために何が必要か、情熱をもって本気で我が事としてやることをドームに入社して学びました。毎日全力でやるから、体力・気力が鍛えられ、前向きに取り組めます。


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