12番ホールでティーグラウンド方向を振り返ると目に飛び込んでくる景色。青い海が本当に鮮やか

 真冬を迎えると、ゴルファーの頭に思い浮かぶのは、南国でのゴルフざんまいの休日。ゴルフウエアを何枚も着こんで、白い息を吐きながらのゴルフもそれはそれで一つのスタイルだが、理想はやっぱり、思い切りスイングできる暖かい場所でのゴルフ。
 なかでも沖縄はこの時期、暑すぎず、寒くもないという、本州でいえば春や秋を思わせる気候だけに、ゴルフには絶好のコンディション。何日かの休みをとって、たっぷりとゴルフを楽しみたいところだ。しかもせっかく沖縄に行くのなら、いかにも沖縄らしい景観や雰囲気を味わいたいし、だからといってコース自体はいかにもリゾートコースといったものではなく、しっかりと歯ごたえのある、何度も回りたくなるような戦略性を備えたゴルフ場がいい……。

 そんな相反するようなわがままな要求に答えてくれるゴルフ場が、今回ご紹介する宜野座カントリークラブ。ここの自慢は、まずなんといっても景色。コースから沖縄の真っ青な海を望むことができる場所が多数あり、コースの周辺には原生林がそのまま残っていて、南国らしい鳥や虫の鳴き声もうるさいくらいに、耳に届く。まさに、沖縄の大自然が忙しい毎日のストレスを忘れさせてくれる。
 コース自体のおもしろさも、間違いのないところ。多くのプロゴルファーがここで合宿をしたり練習ラウンドをしたりしていて、口々に「宜野座CCは難しいし、練習になる」と語っている。とくに、2010年日本女子オープンを制した沖縄出身の宮里美香プロは、このコースを何度も訪れて練習していて、下にあるコメントのように、とても宜野座CCを気に入っている様子。
 しかもプロだけでなく、地元沖縄の人たちにも宜野座CCはとても愛されている。今回取材を行ったのは平日だったのだが、広々とした駐車場に車がぎっしり。多くの地元ゴルファーがプレーを楽しんでいた。

11番ホールのティーインググラウンド。まさに原生林がコースを包み込んでいるといった雰囲気

さらに聞けば、近隣の方だけでなく、沖縄本島のいたるところからお客さんが来るという。これは、単に近いとかいったことだけで人が集まっているわけでないことの証。コースの良さがこの事実からもうかがい知れる。
 実際に取材陣もラウンドさせてもらったのだが、6558ヤードという距離を見て「短めだから簡単なのでは?」と予想していたことが大間違いだったことを思い知らされた。各ホール、タフで決して狭いから難しいのではなく、充分に広さがあるのに視覚的に狭く難しく感じさせる設計で、戦略性に富んでおり、まさにラウンドするのが「おもしろい」という表現がぴったりのコースだった。その証拠に、取材翌日、まったく予定していなかったにも関わらず、支配人にリベンジラウンドをお願いしたほど。
 プロにも地元の人にも愛される、もっとも沖縄らしいゴルフ場──。もしこの冬、南国でのゴルフ旅行を計画しているなら、ぜひ宜野座CCを候補の一つとして検討してみてはいかがだろうか。

クラブハウスにはプロ来場時の写真が多数。右の阪神のユニフォームは、宜野座キャンプ時に訪れた真弓監督のもの

「アメリカのコースにも似ていると思います」
コース自体は狭くてOBが近く、アップダウンもあるので一般のアマチュアーゴルファーの方にはちょっと難しいコースかもしれません。砲台のグリーンやコース全体のつくりなど、アメリカのコースに似ている部分があると思います。ティーショットからパッティングまで、私にとってはとても良い練習になりますね。景色がものすごく良いので、そこはぜひ、本土から来る人には楽しんでいただきたいポイントですね。

みやざと・みか/1989年10月10日生まれ、沖縄県那覇市出身。2008年日本女子アマ選手権に史上最年少で優勝。2009年アメリカ女子ツアーのQTを突破し、プロ転向。2010年日本女子オープンで、プロ転向後初優勝を挙げた。


コース紹介

「ヤンバルの森につくられた自然がいっぱいのコースです」
ここに来てくれたプロはみなさん、「グリーンから逆に考えなければいけない戦略的なコース」と言ってくれます。点で攻めていかなければいけないコースなので、いい練習になるということなのだと思います。一方、プロのみなさんは問題に感じないのですが、アマチュアにとっては、ティーショットにプレッシャーがけっこうかかり、難しいコースかもしれません。地元のお客さんがたくさんきてくださるんですが、みなさん、その難しいところがいいということで、お見えいただいているようです。距離も、表示を見ると短く感じられるかもしれませんが、実際に回ると、それ以上に距離があるように思われると思います。また、このロケーションがヤンバル(沖縄本島の自然が多く残っている地域)の森で、このあたりはすべて原生林ですし、自然を生かした形でコースをつくっています。海も見えますし、マングースがいたりイノシシがいたり、そういったものも含めて自然を楽しむことができます。ここが沖縄南部のコースとは違う、いかにも南国の趣なんですね。そこが地元の人たちにも魅力に感じていただいている部分なんだと思います。

施設紹介

宜野座CCのクラブハウスは、エントランス部分に沖縄の古民家を思わせるような屋根を持ち、構えたようなところのない、とても親しみやすい施設。超名門のような緊張してしまう雰囲気はまったくなく、いかにも沖縄での解放感あふれるゴルフが楽しめそうな気分にさせてくれる。また、レストラン「うりずん」はじつは、古閑美保プロが出演したことで話題となった、ノンアルコールビールのCMを撮影した場所。眺めもよく、メニューも豊富で、もちろん「沖縄そば」や「ゴーヤチャンプル」などの沖縄伝統料理も味わうことができる。どれもボリュームがあり、美味。ラウンド後、ゆっくりと食事を楽しむことができるのも魅力のひとつだ。

(写真上)沖縄らしい屋根が目立つエントランス/(写真中段左)レストラン「うずりん」からは9番ホール、18番ホールのグリーンが一望できる/(写真下段)左はロッカールーム、右はお風呂。豪奢すぎず、好感が持てる、きれいで必要十分な設備

アクセス

沖縄自動車道宜野座ICより車で約5分(3.7km)
(那覇IC〜宜野座IC 約50分)
〒904-1301 沖縄県国頭郡宜野座村字松田2824-264
TEL:098-983-2200

【開業日】2004年12月1日
【設計者】小室嘉彦
【コースタイプ】丘陵
【グリーン】コーライ
【コースレート】JGA公認レーティング 71.6
詳細・予約はこちら>>

GDO×JAL TOUR Web限定詳細を見る

 
スタイルゴルファープロジェクト
タカトシごるふぁ〜!
スタイルウーマンコミュニティ
壁紙
スタイルブックvol.6
スタイルブックワールド
プレゼント&インフォメーション