スイングマシンを使用し「PRO V1」の性能を徹底検証! 2011.04.21 公開

 


スイングマシンを使用し「PRO V1」の性能を徹底検証!

いずれのシャフトでも11年モデルのキャリーがアップ


まず、シャフトの違いで新旧「プロV1」シリーズはどれだけの差が出るのかを検証。使用したのは60g台の三菱レイヨン「Diamana 'ahina」、グラファイトデザイン「Tour AD DJ6」、フジクラ「Titlist Motore5.5」という3種類のシャフト。さらに、ヘッドスピード別の性能を確かめるため、「Diamana 'ahina」を使用し、40m/s、44m/s、48m/sそれぞれのデータを採取した。

今回、検証に協力していただいたのは、愛知県にある葵CC内の三菱レイヨンテストフィールド。同社がシャフト開発する際のテストでも使用しているスイングロボットに加え、飛距離、打ち出し角度、ボールスピード、スピン量などあらゆるボールデータを計測できるレーダー式弾道追尾システム「トラックマン」を使用して行った。テスト当日は気温15度、右前方よりの風、風速1m未満という状況であった。

シャフト3機種を使った、ヘッドスピード44m/aでの打ち比べでのデータを見てみると、いずれのシャフトでもスピン量は2500〜3000回転の最適な数値を計測。スピン量について新旧「プロV1」、「プロV1x」を比較すると、いずれのシャフトも「プロV1」は11年モデルの方が回転数が多くなり、「プロV1x」は減少するという傾向が見られた。さらに09年モデルの「プロV1」と「プロV1x」のスピン量の差は平均で55回転であったのに対し、11年モデルでは平均で176回転も「プロV1」が多いという結果であった。

飛距離については、3機種で「プロV1」、「プロV1x」ともに09年モデルよりも11年モデルの方がキャリーの項目で高い数値を出した。中でも顕著だったのは「Diamana ’ahina」で、09年モデルに比べ11年モデルの「プロV1」が4.1ヤード、「プロV1x」が5.6ヤードもアップするというデータが得られた。また、ボールスピード、最高到達点についても「プロV1」、「プロV1x」の両方で09年モデルよりも11年モデルの方が高い数値を記録した。

これらのデータを見ても、「プロV1」、「プロV1x」いずれでも11年モデルはより高い弾道でキャリーを出せるボールに進化したということがわかる。

ボール特性がより明確化された11年モデルの「プロV1」シリーズ


続いて、三菱レイヨンの「Diamana 'ahina」を使用し、ヘッドスピード40m/s、44m/s、48m/sによる打ち比べを行った。ボールスピードについて新旧モデルのデータを比べてみると11年モデルの方が「プロV1」で平均0.4m/sアップ、「プロV1x」で平均0.8m/sアップ。キャリーの項目でも、「プロV1」が平均2.6ヤード、「プロV1x」が平均3.9ヤード伸びている。また、スピン量については、平均すると09年モデルよりも11年モデルの「プロV1」は回転数が多くなり、「プロV1x」は減少するという傾向が見られた。さらに3機種のシャフトによる打ち比べと同様に09年モデルよりも11年モデルの方が「プロV1」と「プロV1x」の回転数の差が大きくなっている。

3機種のシャフトによる打ち比べ、ヘッドスピード別テストの結果をまとめると、「プロV1」、「プロV1x」のいずれについても11年モデルの方がキャリーがアップ。そして、スピン量の差が大きくなったこから考えても11年モデルは、スピンを活かせる「プロV1」と飛距離重視の「プロV1x」という両モデルのボール特性がより明確化されたといえるだろう。

弾道軌跡FLASHで比較!

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あらゆるタイプのゴルファーの飛距離アップを実現させるボール

今回、スイングマシンを使用したテストに協力していただいた、三菱レイヨンのシャフト開発を担当している下野智史さんにテスト結果から見た11年モデル「プロV1」、「プロV1x」の特性を伺った。

「09年モデルの『プロV1』と『プロV1x』に比べ、11年モデルの方がよりボール特性の違いが出ているように感じます。11年モデルの『プロV1』は09年モデルよりもスピン量が増えているのにキャリーは伸びています。これはスピン量が増えた分を、ボールスピードを上げることによってカバーし実現してます。一方の『プロV1x』は飛びに特化させている印象を受けました。09年よりもスピン量を減らし、ボールスピードをアップさせキャリーを伸ばしています。

ヘッドスピード別、シャフト別に見てもこの傾向は一致しています。つまり、11年モデルは『プロV1』、『プロV1x』いずれも、あらゆるゴルファーが十分な性能を発揮できるボールと言えます。スピン量から考えれば、スピンでコントロールしたい人は『プロV1』で、飛距離をもっと伸ばしたいという人にはスピンを減らしてキャリーを出す『プロV1x』が良いと思います」。

プロアマ問わず高い支持を得ていた09年モデルをさらに進化させた11年モデルの「プロV1」シリーズなら、あらゆるゴルファーの飛距離アップを実現してくれるに違いない。

PRODUCT INFORMATION

TITLEIST PRO V1

構造マルチコンポーネント(3層)
コアポリブタジエン
ケース層アイオノメリック
カバーウレタン・エラストマー
ディンプル新設計352ディンプル
価格オープン
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TITLEIST PRO V1X

構造マルチコンポーネント(4層)
コアポリブタジエン
ケース層アイオノメリック
カバーウレタン・エラストマー
ディンプル新設計328ディンプル
価格オープン
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