タイトリストプロV1がモデルチェンジ。そのポテンシャルを徹底検証! 2009.4.2 公開


プロV1がモデルチェンジ。そのポテンシャルを徹底検証!

シャフト3モデル打ち比べ

シャフトの違いで新旧「プロV1」シリーズにどれだけ差が出るのか。この検証を行うために用意したのは60g台のフジクラ「Motore F1」、グラファイトデザイン「Tour AD EV6」、三菱レイヨン「Diamana Kail'i」の人気3機種。またヘッドスピード別の性能を確かめるために、40m/s、44m/s、48m/sをそれぞれテストした(ヘッドスピード別の検証は「Motore F1」のみ)。

検証を行ったのは福島県にあるフジクラテストフィールド。飛距離、初速、打ち出し角、スピン量などが計測できるレーダー式弾道追尾システム「トラックマン」と同社のスイングロボットを使用して実施。テスト当日は湿度30%、無風という状況だった。

ヘッドスピード44m/sで行ったシャフト3機種での打ち比べでは、スピン量はどれも約2500〜3000回転の最適な数値だったが、新旧の「プロV1」、「プロV1x」をそれぞれで比較すると、いずれのシャフトでも、初速、キャリー、トータル飛距離の項目で09年モデルの性能が上回っていることが証明された。キャリーでは、3機種の平均で「プロV1」は約1ヤード、「プロV1x」では1.5ヤード以上も数字が伸びる結果となった。

09年の「プロV1」と「プロV1x」を比較すると、3機種とも「プロV1」の飛距離が伸びていた。とりわけ、「Motore F1」では「プロV1x」に比べ5.9ヤードも飛び性能は長けている結果に。また、最高到達点の項目は3機種全てのシャフトで「プロV1x」の方が高い数値となった。つまり、「プロV1x」は「プロV1」よりも高い弾道を描くということになる。ヘッドスピード44m/sでの飛距離性能は07年モデルよりも09年モデルに軍配が上がった。

ヘッドスピード別打ち比べ

40m/s、44m/s、48m/sに設定したヘッドスピード別のテストは、フジクラの「Motore F1」を使用して行った。新旧モデルを比較すると、09年モデルの方が初速は0.2〜0.5m/s、キャリーは0.8〜2.3ヤード伸びていることが分かった。キャリーの項目で2.3ヤードと最もパフォーマンスが向上していたのはヘッドスピード40m/sの「プロV1x」だった。

40m/sでの09年モデルのトータル飛距離は「プロV1」が213.5ヤード、「プロV1x」が212.4ヤードをマーク。この日は「プロV1」シリーズの試打テストのみを行ったわけだが、ディスタンス系のボールと比較しても、この数字は遜色ない飛距離データといっていい。ヘッドスピード40m/s前後のゴルファーの中には、「飛距離が欲しいからディスタンス系を使っている」という方がいるかもしれないが、それは大きな勘違い。ヘッドスピードに関係なく、「プロV1」シリーズは飛距離アップに大きく貢献してくれるはずだ。

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オフセンターヒットテスト

続いて行ったのは、新旧「プロV1」のオフセンターヒットでのテスト。トゥ、ヒールそれぞれ20mm打点をずらし、ヘッドスピードは44m/Sに設定。この実験は「プロV1」シリーズの性能の高さを改めて証明する形になった。09年モデルのトータル飛距離はセンターヒットで247.8ヤードだったが、トゥヒット246.3ヤード、ヒールヒット238.8ヤード。ヒールヒットは約10ヤード、トゥヒットではわずか1.5ヤードしかロスしていなかった。

テストを通じて驚いたのは「プロV1」シリーズの精度の高さだ。今回はそれぞれ5球ずつ試打テストし、その平均値をまとめたわけだが、5球の項目はほとんど差が出ない結果だった。「シャフト開発の関係で、色々なボールでテストを行うことがありますが、他のモデルと比べると『プロV1』シリーズはあまり差が出ません。ですから開発の最終段階では『プロV1』シリーズを使用しているんです」と、この日テストに立ち会ってくれたフジクラの開発スタッフは語ってくれた。飛距離性能やスピン性能だけでなく、均質な製品を生産している点も、「プロV1」シリーズが「KING OF GOLFBALL」たる所以なのだろう。


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