GRAND CHEROKEE×九島辰也 2011.4.7 公開

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無敵のSUVへ一新 NEWジープ・グランドチェロキー

GRAND CHEROKEE×九島辰也


オンタイム&オフタイムの
両方を充実させてくれる

パームスプリングスに代表されるアメリカ西海岸のゴルフ銀座では、SUV の姿をよく見かける。そもそも彼の地で生まれたクルマだけに、使い勝手がいいのは容易に想像がつく。セダンやクーペより荷物は積めるし、悪路での優位性はいわずもがなだ。

新型グランドチェロキーもまたそんなマーケットに向けてつくられた。LAのダウンタウンからフリーウェイで一時間も飛ばせば、じつにいろいろなカントリークラブへ足を運ぶことができる。そんな環境で快適に移動できるクルマとして新型は開発されたといっても過言ではないだろう。

そんなことを感じたのは、ステアリングを握ってすぐのことだ。信号の出だし、急にクルマが飛び出してきての車線変更、ブレーキングなど、走行上での基本動作が実にスムーズでかつ高い信頼性を感じる。なるほど、新型のオンロード走行性能が上がったというのは、こういうことなのか……。

では、具体的にどう進化したかというと、クルマ自体のボディ剛性が高まり、サスペンションが4輪独立懸架式になっている。詳しい説明は省くが、高級乗用車仕様になったと言えるだろう。また、エアサスペンション搭載車は用途によって車高を調整できるのもグッド。乗降時や高速走行では低く、オフロードでは高く設定できる。こうしたことからも、高速域での運動性能は高く、決して背の高いクルマを運転している気にはならない。よって、SUVでありながら週末の足ではなく日常的に使える。積載性や乗員の居住性を含め、ビジネスシーンでの活躍は想像しやすい。

また、SUV 本来の姿がしっかり残っていることも付け加えたい。新型は電子デバイスを多用することでオフロード性能をさらに高めるとともにイージードライブを実現している。

日本の場合ゴルフ場までの足としてフル活用することは考えにくいが、スタッドレスを履いて雪山へ行くのであれば頼りがいある相棒となることは間違いない。それに誰がなんといってもこいつはジープ。オフロード走行で裏切ることはありませんから。

九島辰也 Tatsuya Kushima

1964年生まれ。「Car EX 」、「LEON」等で副編集長を務めた経歴を持ち、現在は日本カーオブザイヤー選考委員、ボートオブザイヤー選考委員など、モータージャーナリストという枠を超え、活躍は多岐にわたっている。ゴルフの腕前はアベレージ85。年間30〜40ラウンドが目標という。

オフロードでの信頼感を守りながら、時代の流れに合った進化を遂げた新しいグランドチェロキー。オンタイムでもオフタイムでも必ずドライバーを満足させてくれるその乗り心地を是非体感してもらいたい!

 

 
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