市原ゴルフクラブ柿の木台コースは、同GCの既設27H(現・市原コース)の増設18Hとして平成8年10月にオープンした。同GCではこれを機に、ふたつのコースのコンセプトを明確に差別化しての運営に移行した。すなわち、市原コースは5人乗り電磁誘導乗用カートを使用しての『快適なセルフプレー』のコースとして、柿の木台コースは完全キャディ付きの『素敵なパブリック』コースとして位置づけられた。したがって、クラブハウスもそれぞれ独立したかたちとなり、柿の木台コースに新たに建築されたのがこのハウスである。
建物は、鉄骨造(一部鉄筋コンクリート)の平屋建て(一部地階)。
「大衆化されたパブリックの中にも品の良さと格調の良い明るさをモットーに、21世紀に向けて50年先でも十分にモデル的クラブハウスとして評価されるべく」(井田毅社長)立案され、(株)MO設計が設計にあたった。
内部は平屋建ての特性が十分に生かされ、シンプルな動線と段差のない床があいまって極めて動きやすい空間を構成し、また、ゆったりしたスペースには特注で製作した什器・調度が多く揃えられ、パブリックらしからぬしっとりとした高級感を醸し出している。
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