新沼津CCの旧クラブハウスにはコンペルームがなかった。パーティはレストランの一部をあてて対応していた。レストランで収容しきれない場合は、やむなくパーティをお断りしていた。したがって、それを心得た会員はコンペのパーティはコース近くの飲食店で行うことが常であった。
95年9月2日から使用し始めた新ハウスには、念願のコンペルームを5部屋設けた。レストランはもともと1000円以上のメニューがない、安さが評判。
新ハウス完成と同時に、飲み物に限り、さらに100円ほど下げると、それまで外でパーティを開催してした会員が頻繁に利用す・部屋のコンペルームが満杯になるほど、パーティ受け入れ組数は旧ハウス時代の倍以上になった。
場から28年使用した旧ハウスは空調もなく配管の老巧化が進んでいた。
新築の検討は3年程前(92年)。綱川達郎社長らは国内外のゴルフ場を視察し、英国で見つけた煉瓦9万個を輸入、それを外壁に利用することにした。
外側が堅牢で落ち着いたデザインに決まった後、内部は「最初の鹿島建設設計の図面に各部署の意見を極力反映させ、使いやすい動線に変更した、また、電気による冷暖房費を抑える目的で天井はあえて低くしました」(柳田征二支配人)という。
多忙になった厨房はレストランとコンペルームの中間に位置し、ウエイトレスの孤立的な動線を確保した。
地上、地下各1階の2階建て。延べ床面積4160平方mの中に、カート置場まで必要なスペースがすべて収まり、来場者も従業員も少しの移動で効率よく動ける。
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