2015年11月号の主な内容

• 世界各地のゴルフ場にみる

  持続可能性

  
  • 
  • 　経済事情や人口減などにともなって、業界の縮小に歯止めがかからない。危機感は募るばかりだが、漫然と運営を続けているだけではさらに厳しい事態に追い込まれかねない。新たな展開への模索が必要だ。世界各地のゴルフ場にヒントを求めてみよう。

• プロゴルファー座談会

  もっとプロの活用を！ゴルフ場への提案

  
  • 
  • 　かつてはゴルフ場に所属するプロゴルファーが大勢いた。しかし、不況やゴルフ人口の減少など環境の変化により、所属プロを抱えるゴルフ場は少数派になった。プロはゴルフに精通しているだけに、上手に活用すれば営業面でのメリットは多いはず。そこで、ゴルフ場ビジネスにどのように関わることができ、どのようなメリットがあるのか。当事者ならではの考えを聞いてみた。

• 極端な天候をいかに見極めるか

  夏越しリポート2015

  
  • 
  • 　今年は梅雨明け直後から猛暑が続き、全国的に大きな被害が出た２０１０年の夏を思い出すコース管理者も多かった。そのようななか、昼夜を問わずコース内を駆け巡り、コンディション維持に務めたコースマンたち。今回も恒例の夏越し奮闘記が千葉、岡山、大分から届いた。

• 

  クラブハウス探訪

  日本全国のクラブハウスを巡り、魅力を紹介

  落ち着きある高級感と
  眺望に配慮したハウス

  鷹之台カンツリー倶楽部（千葉県・18H）

  今後30年継続使用することを念頭に、冬季に１カ月以上のクローズをし、耐震工事は改修レベルにとどめ、その他は全面的にリニューアルした。

  »

• 

  コースリポート

  接客術やアイデア企画など、運営の工夫に密着

  家族ぐるみのメンバーライフと
  クラブの歴史を後世に伝える姿勢

  呉羽カントリークラブ（富山県）

  富山県初のゴルフ場として１９６０年に開場。県内のフラッグシップコースとして「メンバーのためのゴルフ場」を貫いている。

• 

  グルメレストラン

  人気メニューの紹介と満足度アップの工夫に迫る

  従業員主導で試食会を実施
  意見を集約し質の向上を図る

  小田原城カントリー倶楽部（神奈川県）

  プレーと同じように食事も楽しんでもらえるように、試食会を開くなどして各部署一丸となってメニュー開発に努めている。

• 

  メンテの話題

  コース管理に関する最新の話題と技術情報

  雑草類の遷移

  不耕起栽培で
  雑草類は変わる

  管理の手を抜くと、原野化への傾斜が進む。それだけではなく、芝地の経年変化によって、雑草自体が遷移することも忘れてはならない。

• 

  統計データ

  ゴルフ場の〝いま〟を多角的に分析

  レストランの運営②

  昼食の中心価格帯は
  １０００円〜１３００円

  ３年ぶりにレストランの運営スタイルを調査した。今号は、朝食や昼食の価格帯やメニューブック上の工夫を探った。