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◆第6回 静ヒルズカントリークラブ(茨城県)
1987年(昭和62年)夏に開場した時には珍しい
2ウェイコースで、18ホール規模なのに逆からも
プレーができるコースとして話題を呼んだ静ヒルズCCに
久々に行ってきた。
ある日は右回り6715ヤードのアップルコース、
またある日は左回りで6808ヤードのグレープコース。
フェアウェイは共通ながら、プレー方向は逆となり、
グリーンも異なり、18ホールなのに36ホールプレーできる、
まるで「騙し絵」的なコースだった。
騙し絵と言えば、すぐに思いつくのがエッシャー
(M.C.Escher)だ。1978年にロスに住む友人宅の暖炉の上に
飾られていた絵(もちろん複製)を見た時の衝撃は
今でも鮮明に覚えている。
その翌週、オハイオ州のミュアフィールドビレッジGCに
行った帰り、二クラスの母校としても有名なオハイオ州立大学
(キャンパス内にオーガスタを設計したアリスタ・マッケンジーの
コースがある!)の本屋で偶然にも大判の画集を見つけ、
14ドル95セントで即、手に入れた。
エッシャーは、1898年6月にオランダで生まれ、だれにも
真似のできない独特な世界を得意とした版画家だ。登っているはずの
階段が登り始めの最下段につながっている、流れ落ちる滝が
川になってまた滝に・・・見る者を不思議な世界に
迷い込ましてしまう魅力に溢れている。
映画の世界でいえばフェデリコ・フェリーニの「81/2
(1963年/伊映画・主演/マルチェロ・マストロヤンニ)」、
もしくは超越瞑想の実践者で、日本でも話題になったTVドラマ
「ツインピークス」の監督デヴィッド・リンチの「Inland Empire
(2006年/米映画)」か。映画の途中も、観た後でも、頭の中は
「?」だらけになってしまうからだ。
平成17年に静ヒルズは中嶋常幸プロ監修によって18ホール・
7212ヤード・パー72(レディスティは5412ヤード)に改修され、
繰り返し挑戦したくなる美しいコースへと姿を変え、本格的な
パー3コースもあり、さらに人気は高まった。
何を食べてもハズレのないレストランには★★★をあげたい。
そしてもうひとつ、ゴルフショップが充実しているのもよく、
女性が思わず欲しくなってしまいそうなアイテムが多く
用意されているのは高得点といえる。
<静ヒルズカントリークラブ>
茨城県常陸大宮市小場5766
予約●029・296・2000
コース●18H/7212Y/P72
アクセス●常磐道・那珂ICから10キロ。
JR常磐線・友部駅から予約でクラブバス
(特急スーパーひたち3号上野駅7時発、友部駅8時02分着)
2ウェイコースは中嶋常幸プロ監修により改造され挑戦しがいのある18ホールへと生まれ変わった

お昼のお勧めは春彩海鮮ちらし1500円

米国の友人宅で初めて目にしたエッシャーの“WaterFall”。不思議な魅力に満ちていた

ホテルでは岩盤ヨガが一般3150円、宿泊なら2520円で楽しめる

フェデリコ・フェリーニ監督の映画「81/2」は、何度観ても不可解な印象