ゴルフダイジェスト出版案内>ゴルフ野性塾SP
ゴルフ野性塾SP

No.418 『風に負けないスウィング』 10/18 更新


私の球筋はスライスボールですが・・・

私の球筋はスライスボール。風にたいへん弱いのですが、左からも右からも大きく影響を受けてしまいます。パー3のティショットとドライバーのティショットで、左からも右からも風に影響を受けにくくする打ち方と攻め方を教えて下さい。

(埼玉県・38歳)


小さなトップと大きなフォローです

photo トップ型を小さくすればよいでしょう。大きいトップで小さいフィニッシュだとフォローが小さくなって吹き上がりの球質は生じます。

風に負けまいとすれば大きなフォローは作りたいものだ。パンチショットが風に強いと言われて来たのはインパクト後のクラブヘッドが低い位置を走るからであり、力が分散しにくかったからである。地面を這うようなヘッドの動きであれば風流れの球は生じにくい。トップを小さくすればフォローが小さくなる事はない。

貴兄は大きく振り上げて小さくまとめるスウィングの持ち主ではあるまいか。ならば、トップを小さくすればよい。練習不足の方、フォローを大きくしたければトップは小さくすべきです。それで流されにくい球質は作れます。

スタンスを広くして腰を落として右のつま先を左のつま先の倍に広げたアドレスにするか、ダウンスウィング型をアドレスに入れて行くか、ボールから離したクラブヘッド位置はコンパクトになります。

この3つの手段、いずれもドロー打ちの手段であり、貴兄の悩み解消するにはドロー打ちを覚えてもらえれば一件落着とゆう事にはなるだろう。お試しあれ。




この「野性塾スペシャル版」は週刊GDの過去の連載からピックアップして転載したものであり、周囲の状況が現在と異なっていることが多々あります。

つづく
back No.417 V字型のグリップを目指せ (10/12)
目次
No.419 たった1cmの「もう少し」を (10/25) next
No.459 距離感をあわせるには・・・ (10/6)
No.458 バックスウィングは・・・ (9/29)
No.457 選手のマナーについて・・・ (9/22)
No.456 助言で崩れたら、新たな・・・ (9/15)
No.455 一途に6アイアンを打ち続けなさい (9/8)
No.454 素振りで上達する方法 (9/1)
No.453 夏のゴルフは無理をするな (8/25)
No.452 50歳を越えてからの練習法 (8/11)
No.451 咀嚼の力で・・・ (8/4)
No.450 球落ちの原因は・・・ (7/28)
     
   
 
坂田信弘

京大中退からゴルフを目指した異色プロゴルファー。主として週刊ゴルフダイジェストを根拠として漫画の原作、競技観戦記、レッスン書、レッスンビデオなど八面六臂の活躍をしているが、現在は次代のゴルファー育成のため開始したジュニア塾の塾長として脚光を浴びている。スウィング型を作るための「ショートスウィング」を提唱。
 
このページのトップに戻る top