ゴルフダイジェスト出版案内>ゴルフ野性塾SP
ゴルフ野性塾SP

No.275 『アドレスの石像化』 12/25更新


アドレスで悩んでいます

はじめまして塾長。先日、会社の後輩に「先輩、アドレスがあまり格好よくありませんね」といわれました。さらに、ラウンド中、たびたび仲間から「打つまでが長いなぁ」といれます。アドレスが格好悪く、長いという私の欠点を直すにはどうすればいいでしょうか。アドレスが変われば、ショットも当然よくなりますよね。

(神奈川県・33歳)


今すぐレッスンプロにつけ

photo レッスンプロの指導を受けるのが上達する上で一番の早道、近道、安全な道。

レッスンフィを惜しむ心は遠回りの道を作り、上達し難いという不愉快で不安な気持ちを生むものです。

貴兄は後輩の指摘を受けた。貴兄の場合、アドレスでの悩みがアドレス型に現れているのかも知れない。美しいアドレスしたければ、そしてアドレスからスッとバックスウィングへ移行したければアドレス時に悩まぬ事だ。悩めばアドレスは歪んで行き、心は悩みで硬化し、アドレスが石像化する事もあろう。

構えたまま、バックスウィングへ移れぬのをアドレスの石像化と言う。貴兄は石像化に入っている様子。好ましい状況ではない。貴兄自身で石像化を食い止めるのは極めて困難。不可能とは言わぬが、不可能に近い状態である。レッスンプロに就いて下さい。

貴兄を救うのは横浜でレッスン稼業を営むレッスンプロ。レッスンフィと教わる時間を惜しんではいけない。惜しむ心は貴兄の悩みを尚のこと深いものとする。

ひとりで悩むよりは、その悩みを他人に背負って貰えばいいのです。レッスンプロに背負って貰うが一番。間違っても素人療法はやらぬ様にして下さい。

アドレスの石像化を阻止するにはハンディ7から先の力量は要る。アドレスの美しさを知る力量というのがハンディ7から先。悩みし人よ、今すぐレッスンプロのいる練習場へ行け。




この「野性塾スペシャル版」は週刊GDの過去の連載からピックアップして転載したものであり、周囲の状況が現在と異なっていることが多々あります。

つづく
back No.274 何番からピンを狙うか (12/16)
目次
No.276 カベを乗り越える練習 (1/6) next
No.459 距離感をあわせるには・・・ (10/6)
No.458 バックスウィングは・・・ (9/29)
No.457 選手のマナーについて・・・ (9/22)
No.456 助言で崩れたら、新たな・・・ (9/15)
No.455 一途に6アイアンを打ち続けなさい (9/8)
No.454 素振りで上達する方法 (9/1)
No.453 夏のゴルフは無理をするな (8/25)
No.452 50歳を越えてからの練習法 (8/11)
No.451 咀嚼の力で・・・ (8/4)
No.450 球落ちの原因は・・・ (7/28)
     
   
 
坂田信弘

京大中退からゴルフを目指した異色プロゴルファー。主として週刊ゴルフダイジェストを根拠として漫画の原作、競技観戦記、レッスン書、レッスンビデオなど八面六臂の活躍をしているが、現在は次代のゴルファー育成のため開始したジュニア塾の塾長として脚光を浴びている。スウィング型を作るための「ショートスウィング」を提唱。
 
このページのトップに戻る top